かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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以前書いたコラム

→薬用シャンプーの落とし穴


の続きになりますね!




医薬部外品のシャンプー、


いわゆる「薬用シャンプー」には


ある程度の効果が見込める代わりに


その分の副作用のリスクがあります。



もちろん医薬部外品有効成分といえど


根本的には化粧品の括りですから



医薬品のような副作用は警戒する必要はありません。




しかし医薬部外品の中には副作用のリスクが大きいものも存在します。



今日は有効成分の種類別で

副作用のリスクをまとめていきたいと思います。




◎薬用シャンプーの種類


これは前回の記事でも取り上げましたが、


薬用シャンプーと言われるものには大きく分けて3つの種類があります。



1.フケ改善型

(ジンクピリチオン/ミコナゾール硝酸塩/ピロクトンオラミンなど配合)


2.痒み改善(抗炎症)型

(グリチルリチン酸2Kなど配合)





つまり「薬用シャンプー」でひとくくりではなく、

同じ薬用シャンプーでも作用に差があるということです。



さらに、


同じ薬用シャンプーでも


副作用のリスクにも大きな差があります。





◎最も副作用のリスクが大きな薬用シャンプー




ではここで問題です。


上の三つの薬用シャンプーの中で、

直接的な副作用が発生しやすいものはどれでしょうか?

















答えは1.フケ改善型の薬用シャンプーです。




ちなみにこのシャンプーによる副作用は、


地肌の痒みや頭皮臭、そしてフケ症です。



え?!


と思う方もいらっしゃるかもしれません。


フケ改善型のシャンプーの筈なのに、


副作用としてフケ症を発症する恐れがある…


というのですからね。



◎フケ改善シャンプーがフケ症を招く?



まず根本的な「フケ症」について


簡単に説明しておきます。



フケ症の原因は「でんぷう菌」という表皮常在菌です。


この菌は皮膚の角質の代謝を促進する菌で、


多く存在するほど皮膚の角化が進み、


「フケ」
(頭皮の角質がはがれたもの)

が大量に発生します。



詳しくはまた今度まとめますね。







フケ症対策の薬用シャンプーは、


このフケの原因菌であるでんぷう菌を殺菌して


フケ症を鎮静化します。



つまりフケ症改善型のシャンプーに配合されている有効成分は、


主に「殺菌剤」になります。



有名なジンクピリチオンピロクトンオラミンなど、


菌類に効果的な殺菌性を示す成分ですね。



これらの殺菌剤がフケ症の原因菌を殺菌すれば


そのシャンプーを使ったときだけは

フケ症を緩和することができるというわけです。




しかし地肌には


皮脂を分解して皮膚表面を弱酸性に整え、

雑菌の繁殖を抑えてくれている皮膚常在菌が他にも存在します。


→弱酸性がカラダを守るわけ




殺菌剤配合のシャンプーをずっと使っていると

これらの菌類も同時に殺菌され、

殺菌剤無しでは雑菌の繁殖を

抑えることができなくなってしまう可能性があります。




殺菌剤が効果を発揮するのは結局シャンプーしたその時だけですから、

それが流れれば常在菌が少ない地肌では雑菌がすぐに繁殖しはじめるので、


雑菌繁殖による痒みや異臭

さらにでんぷう菌ではない別の菌によるフケ症などが発症してしまいかねません。




◎シャンプーを変えたら痒い!の原因


つまりこれが薬用シャンプーの負の連鎖です。


長年殺菌剤配合のシャンプーを使っていてから

いきなり殺菌剤の入っていないものに切り替えると、



常在菌が不足しているため雑菌の繁殖を許してしまい、

それが原因で痒みや悪臭、フケ症などを発症してしまいます。


いつもは殺菌剤がその雑菌の繁殖を抑える役割をしていたので、

それが無くなればさらに痒みが強くなる…



だから薬用シャンプーをやめられなくなってしまうのです。






◎男性にフケ症が多い理由は…


これは簡単な話で、


殺菌剤系の薬用シャンプーを使う比率が

圧倒的に男性の方が多いからです。



しかも元々フケ症でもないのに、

薄毛予防感覚でそういったシャンプーに手を出してしまうケースも多いですね…。



実際には殺菌剤系のシャンプーでは薄毛予防などはできませんから、


むしろ地肌の環境を悪くする危険もあり、

逆効果になってしまうこともあるのです。




なぜか世の普通のシャンプーはパッケージを見ると


女性向けのものが多く、


男性向けのものはというとどれもこれも「薬用」と名のつくものばかり…


しかも市販の薬用シャンプーはほぼ全部がフケ改善型の殺菌シャンプーです。




これでは頭皮環境に問題を抱える男性が多いのも無理はないでしょう…。









以上フケ改善型型のシャンプーの副作用のお話でした。



もちろん一回二回使った程度で大きな副作用がでることはないと思いますし、

少なくとも数ヶ月とか数年とか長期スパンで使用した時の話だとご理解くださいね。




次回は痒み改善型の話ができればいいと思います!



それでは今日はこの辺で!





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