かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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昨今、

世の女性なら誰もが求める「美」の一つの形として



「美白」




というものが大きく注目を集めています。



特に最近ではこの「美白」の概念が流行化しており、



様々な美白化粧品が開発され販売されています。





多くの化粧品類が「美白作用」を謳い、


この効果を宣伝広告塔として大々的にアピールしていますね。




現在では

透明感のある「美白肌」は女性にとって大きなステータスであり、


化粧品にこの美白作用を期待する方はとても多いと思います。




しかし、一口に「美白」と言っても

なぜそのような効果が期待できるのか…


ほとんどの方はご存知無いのではないでしょうか。




また、実は美白作用というものは、

ある意味では様々な危険性も孕んでいる、、



ということについても

あまり知られてはいませんね。



今日は多くの方が知らず知らず行ってきた

「美白」のメカニズムと危険性

についておはなししていきたいと思います。





◎「美白作用」とは


美白作用とは、

その名のとおり「肌を白くする作用」のことを指します。



一般的には

・紫外線によって黒くなった肌を元の色に戻す

・シミを消す(薄くする)

・紫外線による色素変化を予防する

という効果として知られていますが、


限定的に

・現状の色よりも白くする


という効果を指すこともあります。



しかし基本的には、

美白有効成分による美白作用では

僕たちが本来持って生まれた肌の色よりも薄くすることはできません。




そもそも美白作用というのは根本的には

「予防」

という側面が強く、

現状できてしまったシミや色素沈着を薄めることができる成分は

かなり限定されているのです。




◎肌の色が濃くなる(シミが出来る)理由



人間の皮膚は常に「紫外線」という危険物質に曝されています。


皆さんもご存知のとおり、

紫外線は数時間も浴び続けると皮膚が炎症を起こします。

つまりかなり急性的に影響が現れるのです。


それだけでなく

紫外線のうちUVAと呼ばれる長波長の光線は

皮膚の組織の深いところまで到達し、


DNAレベルの傷を与え遺伝情報をかく乱させたり
(悪性腫瘍・ガンの原因)

皮膚の弾力や水分を保持するタンパク質の生成を阻害したりなど
(シミやシワの原因)

健康な皮膚を維持する上で様々な悪影響を与えます。





そこで人の肌には紫外線を防御するための機能が予め備わっており、



紫外線を吸収して防御効果を発揮する

「メラニン」


と呼ばれる物質を生成して肌を守ることができます。



メラニンはそもそも


「チロシン」と呼ばれるアミノ酸が

「チロシナーゼ」という酵素によって酸化されることで作られます。

※通常は黒色の「ユーメラニン」が作られます



このメラニンは、

紫外線によって生成した活性酸素により酸化されて黒色に変色するため、



これらが蓄積すると皮膚がどんどん黒ずんで行くことになります。



またメラニン色素は集合性のような性質があり、


一部分でメラニンが沢山作られると

その部分で活発にメラニンが生成されるため、

部分的な色素沈着…つまり「シミ」が発生することになります。




◎美白作用のメカニズム


実は美白作用のメカニズムは、

大きく二つの機構に分けられます。



一つが

「チロシナーゼへの酵素阻害」


もう一つが

「メラニンの酸化阻害及び還元」

です。





◎チロシナーゼの酵素阻害タイプ


この効果を持つ美白有効成分としては

ルシノールアルブチンハイドロキノンなどが知られます。

(昨年大きな問題を起こしたロドデノールもこのタイプです。)



このタイプの物質に多く共通しているのは、


チロシンと似た構造を持っているということです



この構造により、

チロシナーゼが結合するはずのところに割り込んで

メラニンの生成を妨害する作用があります。




他にもコウジ酸などのように
チロシナーゼの活性そのものを妨害してしまうものもあります。




黒色の色素沈着を引き起こすメラニンの生成を少なくすることで、


紫外線を受けてもメラニンの変色が起こりにくくなり


美白作用を示すことになります。





◎メラニンの酸化阻害及び還元タイプ


この効果を持つ美白有効成分としては


ビタミンC(アスコルビン酸)

その誘導体(リン酸アスコルビルMgなど)が知られています。



ビタミンCは還元性がある物質で、


チロシナーゼによるチロシンの酸化反応を抑え、

メラニンの生成を妨害します。



また角層付近で酸化され黒変したメラニンを還元し、

再度色味を薄くする効果もあります。



つまりビタミンCには


メラニン生成を抑える働きと、

黒変したメラニンの色を薄める働き

の二つの作用があることが知られています。



既に黒くなってしまった肌に対して

ある程度有効と考えられる美白成分でもあります。






◎美白化粧品は危険?


ここまで、

美白のメカニズムについて

簡単に説明してきました。


「肌が黒くならない」

というのは女性にとってはまるで魔法のような作用ですね!



しかし、


当然このような効果にはデメリットも存在します。


毎度毎度言っている話ですが、

大きな有効効果には必ず「副作用」がつきまといます。


美白化粧品の副作用とはどのようなものなのでしょうか…。



そして、

さらに美白作用のメカニズムを考慮すると、

将来的に大きな悪影響に繋がるリスクも浮き上がってくるのです。



もし美白化粧品に肖りたいということなれば、

まずはその長所だけでなく短所もしっかり心得ておく必要がありますね。




次回、

美白効果の裏に隠れた危険性に迫りたいと思います。




美白作用② ~美白効果のデメリットと危険性~ に続く





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