かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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化学物質はなぜ嫌われるのか





みたいなタイトルつけちゃいましたけど、、(^^;

(僕オススメの本です。)






「合わないシャンプー」 
はなぜ 合わない のか?


ずばり今日のテーマはこれですね。




今までいろんなシャンプーや化粧品類なんかを試してきて、


「これ私/僕には合わないなぁ・・・」

と断念した経験はありませんか。



痛い、肌あれ、痒い、抜け毛、湿疹、臭い・・・


いろんな「合わない」がありますね。


しかし結局原因は分からずじまいで、


どれかの成分が私の体質には合わなかったんだ!


・・・という風に適当に解釈して済ませてしまうことってよくあると思うんです。




しかしね、

多分この「合わない」という概念については

多くの人が大きな勘違いをしています。



今日まず最初におはなししたいのは、

そんな「合わない」の勘違いについて、です。




◎洗剤や防腐剤はアレルゲンにはならない


これは結構間違ってる場合が多いんですが


「合わない」の原因をアレルギーだと思っている場合です。



今まで何度か、

「私は洗剤アレルギーで・・・」

とか

「私はパラベンアレルギーで・・・」



みたいなことを言う人を見かけたことがあります。


でもそもそも「アレルギー」というのは、


特定のタンパク質に対してカラダが過剰反応を起こす症状のことです。


つまりタンパク質しかアレルゲンにはなりません。
(もしくはタンパク質を別のタンパク質に変化させるもの)


洗剤や防腐剤や色素や香料なんかはタンパク質ではないので

基本的にアレルゲンにはならないのです。



しかもアレルギー反応の多くは非常に過敏です。


ひとつところにしか触れていないのに体中にじんましんができたりとか、

意識が混濁するとかひどいめまいに襲われるとか、

危険なものでは皮膚が焼け爛れた状態になってしまうとか・・・。


身近なところで結構この「アレルギー」という言葉は頻繁に用いられることがありますが、

実際には本当にアレルギーを持っている人はごく稀です。



シャンプーを使って頭が痒くなった


程度の症状は全くアレルギーではありませんし、


髪がいつもよりぬけた(気がする)とか

刺激を感じるとか

触れたところにニキビや湿疹が出来たとか


その程度の話は全くアレルギーとは無関係です。


本当にアレルギーの人は命に関わるほどの症状が出る場合もあるのです。


無根拠に「アレルギー」と思い込むのはやめましょう。





ではこの「合わない」とは一体どんな理由があるのでしょうか。


まとめてみました。



◎痒い・痛い・肌あれ・湿疹→一次刺激に皮膚が負ける


肌の状態が健康ではなく弱まっている場合、


シャンプーなどに含まれる一次刺激性の物質に対して

皮膚が炎症を起こしてしまうというパターンです。



「敏感肌」

と呼ばれる人に多いわけですが、

こう言う人は俗に言う「高刺激」の洗剤などは使えないことが多いです。



この「高刺激」というのは正確には「一次刺激性」と言います。

一定以上のタンパク質変性作用腐食作用酸化・還元作用を持っており、

生体に刺激となる要素のある物質は「一次刺激性物質」と呼ばれます。


カチオン界面活性剤や硫酸型のアニオン界面活性剤、

洗剤中のアルカリ剤や、油脂中の遊離脂肪酸、

パーマ剤などに用いられている還元剤や酸化剤。


これらは一定以上の刺激を伴う物質であるため、

「一次刺激性物質」と言えます。

普通に健康な肌にとっては大した刺激にならないため

問題とならない場合が多いですが、

敏感肌の人にとってはその刺激はとても大きいものになってしまうのです。



敏感肌の人はまず多くの人は「アトピー体質」の場合が多いです。


アトピー体質の場合には

皮膚の保湿成分をうまく作れない

という肌バリア機能の異常があるため、


肌が慢性的な過敏症状態になっています。


そういう過敏な状態の皮膚に対して「一次刺激性物質」が肌に触れると、

肌はその刺激に過剰に反応し、

①痒み ②ヒリヒリした痛み ③肌あれ・湿疹

というように段階的な症状が現れるのですね。


ただ気をつけたいのは、

「敏感肌」というのは生まれ持っての体質だと思われがちですが、

実際には必ずしもそうとは限りません。


過度なストレスを受けてホルモンバランスが崩れている時や、
(女性は生理時にも)

風邪など病気にかかって免疫機能が低下している時などは


普段は健康な肌の人でも敏感肌状態になることがあります。


そういう場合にはいつもは何の影響もないシャンプーや化粧品で

皮膚に異常を来すこともあるのです。



◎一定時間経過後の痒み・臭い→洗浄力不足による皮脂の残留


この辺は既に別の記事でいくらか解説済みですね。

「低洗浄力=良いシャンプー」の落とし穴


洗浄力不足によって引き起こされる弊害はその脂質の酸化による悪影響もひとつです。


あともう一つあるのは

皮脂が多量に残っていると皮膚常在菌が過剰繁殖することで痒みを覚える、

という事もその一つですね。


ただこの常在菌の過剰繁殖による痒みというのは

本来は「洗い時」を伝えるアラームのようなものですから、

逆に言えば痒みを覚えなければ神経質に洗う必用はないということでもあります。


なんにせよ、現在の自分の生活スタイルと兼ね合わせて

明らかに今までのシャンプーなどと洗浄力に格差があると、

このような弊害を招くリスクがあります。


これを回避するにはシャンプーごとの洗浄力をしっかり把握し、

自分に合ったものを選択していく必要があるのです。



◎抜け毛→気のせい


これはもういいですか(^^;


年単位で測った場合、

高刺激のシャンプーは抜け毛が増えるというのはありえなくない話ではあります。

しかし、数回の使用や数週間使った程度で毛周期が乱されるということは

今実用している洗剤などの刺激性レベルではまず考えられません。


そんなもので抜け毛が増えていたとしたら

一次刺激が洗剤の比ではない「パーマ剤」や「カラー剤」なんかが

頭皮に触れた日にはごっそり毛が抜け落ちなければ辻褄があいません。


まぁ抜け毛の話はこれを読んでください
シャンプーを変えたら抜け毛が・・・「抜け毛」とは


結局はシャンプーを変えた直後は摩擦が変化しているので

張力が上がって抜けたい毛が抜けているというだけなのですね。





◎「合わない」を回避するには


つまりシャンプーが合わない!を回避したければ、


・刺激性が強く一次刺激に負けるリスクのあるものを選ばない

・自分にとっての適度な洗浄力を把握し、適切に選ぶ


という二点にさえ気をつければ、

特に本当にアレルギーがある人などを除けば

十分回避可能なのです。



使ってみなけりゃわからない!

なんてことはよく言われていますが、

実際にはそんなことはないです。


ちゃんと成分の内容や特性を判断出来れば

わざわざ使用しなくとも

「合わない」のリスクは回避できます。




今日のおはなしは、そんなおはなしということですね。


それでは今日はこの辺で。





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