リエコの読書日記
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『ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス』 滝口悠生

互いの裸を描き合った美術教師の房子や、映画監督の夢を抱えて消えた友の新之助。
寡黙な10代の無二の輝きを刻む物語。


うーん、合わなかったなぁ。

なかなか物語に入り込めなくて、入り込めないまま終わってしまいました。

思ってたより、ギターとの関わりがなかった。
青春ロードノベルでもなかった。

『犬の尻のあたり』も。

《グッバイクリストファーロビン》

プーを書いた人の話。

思えば、プーというかピグレットは好きだけど、詳しい内容とか作者のこととか、全然知らなかったなぁ。
どうやって誕生したのか、とか。

なんな、不思議な親子でした。

戦争から帰って来た父親。
なんか、気難しい性格なのかどうなのかよく分からなかったなぁ。

子供に接するのも、普通に自分の子供と接するような感じがしなくて、突き放してるかと思えば、冗談言ったり楽しませようとしたりするし。
子供の方も戸惑ってるような。

母親の方も、子供をお手伝いさんに預けて父親と二人で娯楽に出かけまくってるけど、ぬいぐるみの声マネしたりして楽しませてるし。
父親が田舎に引っ込みたいって言ったらちゃんと着いていくし。

あー、分からないなぁ、と思いながら観てました。

で、あっという間に大人になって。

特に何も感じないまま終わってしまいました。

『怪しいシンドバッド』 高野秀行

喉元過ぎれば性懲りもなくまた出かけ、痛い目にあうのがこの男。笑って呆れて、でもなぜかまぶしい辺境冒険傑作。


19歳から20歳後半の冒険。

やっぱり面白い。

自分が体験したならパニックになったり、絶望したりするところを、なぜか面白おかしく読めちゃう。

あー、もっと読みたい。
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