2016年01月16日(土) 12時59分03秒

アルスラーン戦記 エクバターナの栄華 荒川弘

テーマ:漫画家名 あ行
田中芳樹の原作小説、アニメ…ときて、とうとう荒川弘の漫画を買ってしまった。
1巻から現行の最新刊4巻まで、大人買い。
結局買っちゃったなあ。
ストーリーは知ってるし、アニメで荒川弘作画も観たのに。
どんだけアルスラーン戦記好きなのかと。
いやまあ、好きですけども。

荒川弘版アルスラーン戦記、基本的には原作に沿ってるけど、荒川弘オリジナル表現も随所に見られます。
なかでも大きいのは、エクバターナの栄華が描かれているところでしょう。

アトロパテネ以前の日常。
父王、母王妃、アルスラーン王子、この家族に流れる冷たい風。
パルスの豊かさ。
平穏に慣れ、鈍感になっている人々。
そのなかでいつかに備えるヴァフリーズ。
何もわかっていないアルスラーン。

巻末の田中芳樹・荒川弘対談でも語られていましたが、このエピソードがあることで世界観がよりわかりやすくなっています。

冒頭の激しい戦闘シーンからアズライールが空高く舞い上がる場面、そして日常。
疾走感溢れるルシタニアの少年兵とアルスラーンの逃避行はコミカル。
ダリューンの強さ、頼り甲斐、臨機応変さ。
塀から落ちるアルスラーンの目に映る光景。回転する風景。
不穏な魔術の気配。仮面の男。この妖しさ。


これらの場面転換は映画のようで、壮大な物語のはじまりを予感させる。


天野喜孝のイラストでアルスラーン戦記を読み始めた身としては、荒川弘の絵は爽やかすぎて、違和感を感じます。アニメを見て、コミックも4巻まで読んでも。

でも、天野喜孝の絵で漫画にはならない。

だからこれは新たな物語、荒川弘版のアルスラーン戦記として、新鮮な気持ちで楽しむのが正解なのだと思いました。






この表紙のふたりは同一人物。
どちらもアルスラーン王子だよ。
ビジュアル違いすぎる。


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コメント

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2 ■原作小説版アルスラーン戦記

>すたーてぃあーさん
完結してません。
第1巻の初版は昭和61年で、途中に何度も空白期がありました。正直、もう続きは出ないと諦めてました。
しかし、この度のアニメ化漫画化でやる気がでた(?)らしく、ここ最近は年1くらいのペースで続刊が出ているのでラストまで書いてくれるかもしれません。

1 ■無題

荒川弘版アルスラーンは漫画4巻まで、アニメも全部見ました。続きがとつも気になります。田中芳樹氏の小説は読んだことがないので機会があれば読みたいです^ ^
話によれば物語は完結してないとか…

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