ペーパー社会福祉士のうたかた日記

社会福祉士資格をとるまでと、とったあと+α。浮世のつれづれ、吹く風まかせの日々。


テーマ:
昨日に引き続き、就労支援関連である。
国家試験の過去問で、就労支援サービス関連の内容が、
「低所得者」でも「就労支援」でもない科目で、
出題されたことあったなー、と思って探したら、あった。
前々回の第22回試験「現代社会と福祉」で、
社会的排除と社会的包摂政策に関して、として、以下の出題がある。

第22回国家試験問題
現代社会と福祉
問題27
問:社会的包摂に関わる記述で正しいものを選べ。
1給付つき税額控除制度とは、控除額 が所得税額を下回る場合
その差額を現金で支給するものである。
2社会的排除は「状態」と「過程」に注目した概念で、
「社会との関係」の側面を重視する。
3ILOが提唱したディーセントワークは労働の中身を問わないが、
ワークフェアは労働の中身の改善を目標とする。
4社会的包摂はもともと発展途上国の「社会開発」概念である。
5ハードなタイプのワークフェアとはエンプロイヤビリティを高め、
労働市場への参加を強力に推進するものである。
正解2(選択肢は要約、要確認!!)

公式発表の難易度はわからないが、
個人的には、やってみてこれはきびしいなあと思った。
なんとか3と5が省けるくらいで、自信をもってはできない。

貧困と就労、社会的ないわゆる「つながり」の欠如に関しては、
日本も例外なく、いままさにその渦中にいる。
出題予想ではないが、万が一のために、ワークフェアの新しい動き。
(ワークフェア…うっ?となった方、危険水域だじょ。
≒「社会参加が困難なものに労働機会を与え社会参加を即す制度」)

宮本太郎「アクティベーション」
↓↓
生活保障の再生とアクティベーション

ワークフェアとアクティベーションは、
「貧困を就労で解消する」という観点は、共通している。
しかし、ワークフェアとアクティベーションとの一番の違いは、
ワークフェアが、貧困層に「就労しなければ保障しない」とする、
いわば取引というか、強制力を持つ政策であるのに対し、
アクティベーションは、労働市場や教育機関のサービスを充実させながら、
貧困層の被雇用意欲を促進させ、
自主的な就労につなげようとする性質のもの、という点だ。

ワークフェアは、社会福祉制度でありながら、
労働自体が困難な高齢者、障害者等にとっては、
根本的な問題解決とはならない。最大の問題点だ。
また、就労そのものが目的となるため、
労働内容、条件、待遇、適性、年齢、能力などを
軽視する傾向がみられ、劣悪な環境下の労働に従事する危険もある。

アクティベーションは、
ワークフェアではカバーしきれない問題点の改善策?として、
これからの社会保障の中では注目されている。

貧困、社会的剥奪、だからどうすんだという回答の1つとして、
ここらで目新しい知識を入れるのも、ちょっとよいかと。
必ず出題されるという保証はまったくないし、
そこの責任は超能力はないのでとれないが、
あくまでも関連、周辺知識の旬として、
かするくらいの印象をもっといていただければと思う。

***
ちまたによく、社会福祉のお手本は北欧です、
スウェーデンに視察に行ってきましたの、
まったくこれだから日本の福祉は、という、
短絡的な比較論を持ち出して、私の琴線に触れる方がいらっさるが、
北欧まんまの持ち込みなんか無理だって、どーしてわからんかね。

国家にはそれぞれ尊重されるべき歴史があり、
たかだかここ10数年ぐらいを表面的に比較して、
だからいいとかだめだとか、簡単に言うなと思う。
海外が優れていて、日本がダメだなんてことは、
アタマ使わなきゃ誰にだって言える。黙って黒船でも待っとけ。

国家間の社会福祉の取り組みを比較したら、異なる点が多々ある。
では、なぜ。どこが「違う」のか、
どこが共通で、何ができるのか、と考える。
データと分析とPDCAを繰り返す中で普遍の結論を得る。
社会福祉は社会科学だ。

この宮本論文は、とても、とても勉強になった。
社会保障分野なんて、試験が終わったら金輪際さわるまいと
思っていたが、仕事上、ブログ上、やらねばならぬ何事も。

途中何度も挫折しそうになったけど、読破してよかった。

読んでくださる方、日々の努力を怠らないきっかけを、
いつも私にくださって、ありがとうございます。
心から感謝です。
今日も目一杯生きてます。

過去は過去。振り返らない。
一瞬でも過ぎれば、けさのことだって、もう過去。

Go everybody /Come on everybody
前進あるのみ!
ゴールの先に/新たなスタートライン
(嵐 - Everybody 前進)


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