週末のまとめ
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今週は、月曜日に日経が一時9,000円割れするなど軟調にスタート。
為替が95円を割り込み、今年2月以来の94円台に突入した為で、調整色の強い一週間を予想させた。
決算発表を無事通過したばかりの企業業績に、また暗い影が・・と思わせる円高だった。
が、月曜日夜のＮＹが、予想外の大幅上昇スタートを切ってきた。
長く続いたシマシマ相場の中、久々に高値を抜いてくる力強い上昇だった。
このことから、調整ムードだった日経平均も下値不安が払拭され、個別を中心に底固く推移。
しかし、この底固さが逆に絶好の調整場面を失う結果に。
上値を買い向かう材料も無く、薄商いで値幅100円程度の横ばい様子見相場となった。
再び為替が94円台に突っ込もうと、薄商いの中では閑散に売り無し。
来週は、いよいよＧＭ問題が話題の中心となって来る。
米政府は、「連邦破産法11条（チャプター11）を申請させる準備に入った」などと、
噂を小出しにして、ショックを和らげる戦法で来ている。
先月のクライスラーの時と全く同じ流れですが、2度目も上手くスルー出来るかどうか。
手掛かり材料も無く、方向感の出にくい日本市場。
為替・円高の流れが止まらなければ、9,000円どころの25日線・基準線での攻防となり、
そこでの動き次第では、大きく上下に動いて来そうだ。
目先は、引き続き日経9,000円押しの上値9,500円で、全体相場に連動せず値幅の稼げる
投機銘柄を主軸にトレード。値動きの良い低位株、ボロ株が動く展開に変わりなく、国策と仕手性の
高い低位物色の流れで、個別では建設・不動産・環境関連の物色。そして好業績の新興株狙い。
相場の主力、大型株は9,000円前後の押し、もしくは8,000円台で仕込み、9,500～1,000円相場まで
鬼ホールドを。来週も目先も仕込みもＤＴＣ銘柄にお任せあれ！
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