熱帯フルーツ:マンゴー
今更ですけれど、本日の熱帯フルーツはマンゴー(mango)です。
もうあまりに知られすぎていて、わざわざ採り上げることもないのですが、一応、この「熱帯フルーツ」シリーズでは、ニカラグアで食べられる熱帯フルーツを総ナメにしようと意気込んでますので、日本人が大好きなマンゴーを今回採り上げました。
ところで、日本人がマンゴーと聞いた時に、まず思い浮かべるのはやはりこのフルーツとしてのマンゴーでしょう。でも、ひとによっては、特に若い女性はスペインの服飾ブランド「MANGO 」を思い出す方もいるかも知れませんね。リカルドおじさんの記憶間違いでなければ、このブランドは地中海に浮かぶマジョルカ島発祥のブランドです。「サラ(ZARA )」(「ザラ」ではありませんよ!)と並んで、スペインを代表する服飾ブランドですね。因みに、「ZARA」はガリシア発祥のブランドです。前者はカタルーニャ語圏、後者はガリシア語圏のブランドで、世界的に有名なこの2つのスペインのブランドが、もともとカスティリア語圏のものではない点が面白いのです。いつも偉そうにしているマドリッドの連中にはもっと頑張れと言いたい!
さて、そんな事よりフルーツのマンゴーですが、これはもう多くの説明を要しません。味も日本人はほとんどがご存じでしょう。
写真はリカルドおじさんの自宅の庭から獲ってきたものですので、タダ!です。
これをミキサーにかけ、水で薄めることもなく、マンゴー・ネクターにして飲みました。いやぁ~、これは美味いわ!! どうも、独りで楽しんですんまへん。
さて、スペイン語を習っておられるならば、「マンゴー」と聞いて、フルーツと服飾ブランドだけを思い浮かべるだけでは、まだ不十分ですぞ。そこで、この記事のおまけとして、久しぶりに「リカルドおじさんのスペイン語講座」です。
「mango」という単語には、フルーツ名とは関係なく、「柄(え)」、「取っ手」という意味もあります(嘘だと思うなら、西和辞典を引いて下さい)。フライパンなどの柄、取っ手の部分ですね。
そこでいかにも「DELE」の試験に出そうな慣用句をひとつ。
「tener la sartén por el mango」という表現があります。サルテン(sartén)とはフライパンのことですが、直訳すると「柄の部分でフライパンを(しっかり)持つ、握る」とでもいう意味です。転じて、「牛耳る」、「(物事を)取り仕切る」という意味になります。辞書にもちゃんと出ています。けっこう使いますよ。
ということで、本日は熱帯フルーツ「マンゴー」のおまけ付きご紹介でした。
← ワンクリック、お願いします。にほんブログ村