美が一瞬とすれば
テーマ:ラテンアメリカラテンアメリカの国々では、そして恐らくイタリアなどの欧州のラテン系の国々でも、通りすがりの若い女性に対して、男性が気を引くためにあれこれ声をかける習慣があります。習慣といえば言いすぎでしょうが、男性の女性への姿勢に関するある種の文化だとはいえるでしょう。ラテン文化の目に見える日常的特徴のひとつでもあります。一種の挨拶のようなものですが、中には気の利いた言い回しがあるかと思えば、ちょっとえげつない言葉もあったりします。
スペイン語ではこのような投げかけの言葉をピローポ(piropo)と言います。動詞、すなわち女性にピローポの声を投げかける行為をピロペアール(piropear)といいます。
基本的には東洋にはない文化ですから、初めてラテンアメリカにやってきたり、住み始めたりした東洋人女性は、このピローポに驚きます。東洋人女性に、「チニータ」と声をかけるのも一種のピローポです。
さて、日本人女性はニカラグアで見ず知らずのニカラグア人男性からピローポの声をかけられることを嫌がる人が多いのですが(中には、好きだという人もいますが)、当のニカラグア人はどう思っているのでしょうか。
10月28日の新聞に、ピローポについてどう思うかを、マナグアの中米大学のキャンパスで若い男女に尋ねた記事が出ていました。そして、以下のような意見が書いてありました。(リカルドおじさんも、こんなの読んでるとは暇やね。)
「たまには楽しくなるピローポもあるわね。陽気な人に言われると綺麗に聞こえるけど、そうでないと失礼に聞こえるものよ。」(女性)
「ピローポも威力が薄れてきたんじゃないの。物事は直截に言った方がいいよ。」(男性)
「言われるの好きよ。ただし、イケメン(un guapo)に限るけど。」(女性)
「言われたその時は知らん顔して通りすぎるけど、その後、やっぱり嬉しいわ。」(女性)
「僕もよくやるけど、女の子の気を引くにはまだまだ有効な手じゃないかな。」(男性)
まぁ、いろいろな意見があるものですが、この新聞記事にはよく使われるピローポも紹介してありました。しかし、日本人男性はとてもじゃないがこんな事は言えないですな。日本男児の沽券にかかわる、と思いたいが、最近は「日本男児」も少なくなってきましたが。
しかし、ニカラグアにお住まいの日本人男性で、ちょっと使ってみたいと思う方のために、スペイン語もつけてご紹介しておきます。
「美が一瞬だとすれば、君は永遠だよ。」
(Si la belleza fuera un instante, tú serías la eternidad.)
「天使が焼きもち焼いててさぁ、君の夢を見るものだから。」
(Los angelitos están celosos porque ahora sueño contigo.)
「朝、君と目覚めるために、太陽の光になって窓から入りたいなぁ。」
(Desearía ser un rayo de sol y entrar por tu ventana para luego despertar al son de tu mañana.)
「かわいこちゃん、君のその眼で僕は殺されそうだよ。」
(Botón de oro, botón de plata, los ojos tuyos son los que me matan.)
関西弁で訳してみました。途端にえげつなくなります。
「マンゴーみたいに美味そうに熟れてまっせぇ。」
(Estás buena y madura como un mango.)
「ええ曲線してはりまんなぁ。わて、ブレーキ、かかりまへん。」
(Clases curvas, y yo sin frenos.)
以上、本日はどうでもいいネタでした。しかし、ラテンアメリカに住むと、驚かないようにこのピローポ文化のことくらいは知っておく必要があります。
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1 ■無題
面白い(≡^∇^≡)
断然、関西弁の方が良いです!!
標準語で言われたら、慣れてないから恥かしくて倒れてしまうかも。。。
ラテンの男性は女性を褒めるのが上手ですよね!!私も家では、自分は美しいと勘違いしそうになります( ´艸`)