大統領の出身地:ラ・リベルター
テーマ:ニカラグア国内各地2月13日、今年になって初の大遠征撮影行を実施しました。これから昨年と同様に、撮影行を活発化させていこうと思います。
本年最初の目的地はチョンタレス県ラ・リベルター(La Libertad)村です。マナグア東方チョンタレス県の県都フイガルパ(Juigalpa)まで車で約2時間、ここから幹線道路を逸れてガタゴト道を更に1時間半で、ラ・リベルター村に到着します。フイガルパからラ・リベルターまでは敷石舗装の工事中でしたので、これが完成すると格段に早くなるかもしれません。
フイガルパの街からは鋸の刃のような特徴のある形をした山地が見えます。アメリスケ山地といいますが、ラ・リベルター村はこの山地を超えた向こう側にあります。
下の写真は山越えをして、ラ・リベルター村側からアメリスケ山地を遠望したものです。かなり奥地に入ってきました。
ラ・リベルターはニカラグア現代史の2人の主要な人物の出身地として有名です。ひとりは現在のダニエル・オルテガ大統領、もうひとりはミゲル・オバンド枢機卿。年齢が離れていますから2人が少年時代をこの村で共有したかどうかは分かりません。ついでに言うと、現在の国軍司令官オマール・ハレスレーベンス将軍もこの村の出身です。この何もないような村が、どうしてこうした人々を輩出したのかを考えるのは面白いことですが、リカルドおじさんに回答はありません。村の人に、オルテガ大統領の生家は残っているかと尋ねると、「もう残っていないし、親戚もいない」という回答でした。
村は何の変哲もありません。ただ、静かで死んだように活気のない村です。
ラ・リベルター村はもともと金鉱山として19世紀に開かれ、1870年代が文字通り黄金時代だったそうです。ニカラグア北部、中部ヨーロッパから移住がありましたが(村には時折、ヨーロッパ的顔立ちの人がいます)、20世紀初頭には廃れてしまっていました。
廃れたといっても、今でもカナダの鉱山会社が一部採掘を行っていますし、廃坑になった場所から岩石を持ってきて、その中から残った金を採取する作業が今でも細々と行われています。
ニカラグアの村は何処に行ってもそうですが、人々が素朴です。
ところで、あまりにも長時間ガタゴト道を走ったので、嫌な予感はしたのですが、帰路、とうとうタイヤがパンクしてしまいました。途中、フイガルパの街でタイヤ修理の時間をとられ、マナグアに到着したら夜でした。
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