『ハイドラ』

テーマ:
ハイドラ/金原 ひとみ
¥1,260
Amazon.co.jp



食べ物を飲み込まず噛んでは吐く食障害

奴隷のような日々から救ってくれる人が現れるが元の生活に戻る

何とも言えない結末でもあっと言う間に読んでしまった


<Hydra ハイドラ>ウミヘビ座


AD

『愛の島』

テーマ:
望月 あんね
愛の島

「カメレオン島」と紹介されているその島の価格は8500万円。フィジーから200マイル沖にあり、神秘的な海上に浮いている。私たちはこの島を手に入れたいと強く願った…。3人の女の子たちの七転八倒、夢の果てへの物語。(Amazon.co.jp



まさかの結末


尋常じゃない行動の中にも


ホロリとする場面あり



AD

『天使の卵』

テーマ:
天使の卵 (出演 市原隼人 、小西真奈美)

美大志望の浪人生である歩太(市原隼人)は夏姫(沢尻エリカ)という彼女がいながら、電車の中で春妃(小西真奈美)という女性にひとめぼれ。彼女のことが忘れられなくなる。その春妃と精神を病んでいる父が入院している病院で声をかけられる。彼女は父の主治医だった。そしてもうひとつ驚くべき偶然が。春妃は夏姫の姉でもあった…。春妃のことが忘れられず、一途な気持ちをつのらせる歩太。その気持ちに春妃も心動かされるが…。
直木賞作家、村山由佳のベストセラー小説が待望の映画化。一途な純愛でも止めることのできなかった、悲しい運命を描きつつ、運命にはあらがえないけれど、それでも生きていかなくてはいけない生を、恋愛を通して描いた作品だ。主役の3人を映し出す映像が美しく、一線をひいていた歩太と春妃の気持ちのたががはずれて結ばれるラブシーンなど、まるでファンタジーのよう。監督は『非・バランス』の冨樫森。 小西真奈美の透明感溢れる美しさと哀しみをたたえた瞳が、この映画の世界観を支えている。まさにハマリ役と言えるだろう。(
Amazon.co.jp






「何だか夢みたい。

けど、こんな事いつまでも続かないんだろうな・・・って。」


窓辺の柔らかな日差しの中、とても幸せそうな、

でも、

不安を胸に忍ばせた、春妃の横顔が忘れられない。


日差しに溶けてしまいそうな透明感。



これから訪れる運命を、

すべて受け入れる覚悟が込められた言葉だったのかな。


スケッチブックに溢れる春妃。

その中で、決して色褪せない姿のまま、微笑を携えて。



天使の卵(エンジェルス・エッグ)

天使の梯子


ヘヴンリー・ブルー


AD
大崎 善生
パイロットフィッシュ

午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった…。記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。現在と過去を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、至高のロングセラー青春小説。吉川英治文学新人賞受賞作。(Amazon.co.jp




「これまでに出会ってきた多くの人たちから影響を受け続け、

そしてそんな人たちと過ごした時間の記憶の集合体のようになって

今の僕があるのかもしれない」


「僕は君とは別れてはいない

それが人と人とが出会うということ

一度出会った人間は二度と別れることはできない」



私の大きくて深い『心の湖みたいな場所』にも、

沢山の人との想い出が沈んでいる。


それはふとした拍子に浮かび上がってきて、

ときおり胸を締め付ける。



『あなたのそばで』

テーマ:
野中 柊
あなたのそばで

いつの日か、きみは僕に出会うよ。僕を好きになるよ-。頁をめくるとたちどころに恋をしたくなる。恋という奇蹟が、人生を息づまるほどの幸福で満たす。せつなくて、熱くて、もどかしい―6つの至福の時間。



6つの短編集


でも登場人物にそれぞれ繋がりがある
ある話では脇役→次の話では主人公

人生も同じ


誰もが誰かと何処かで繋がっているこの世界



【原作】 ウィリアム・シェイクスピア


【脚色】 宮藤官九郎


【演出】 いのうえひでのり


【出演】 内野聖陽 松たか子 森山未來 北村有起哉

橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと 上條恒彦 他


【ストーリー】 (DiPPS PLANET より)
時は2206年。
繰り返される戦争によって世界はリセットされ、

瓦礫の荒野と化していた。 そこには、未来を占う魔女が3人・・・

日々戦いは繰り返され、

絶大な勢力を誇るレスポール王率いるESP軍が
将軍ランダムスター(マクベス)指揮の下、

他の軍を次々と征していた。
そこへ3人の魔女が現れ

「ランダムスターこそが未来の国王である」

との予言を告げ、1枚のCDを渡す。

1980年代に活躍したヘビメタバンド「メタル マクベス」の伝説のCD。
歌詞に込められた意味が殺人予告となっており、

「メタル マクベス」バンドの人間模様が

ランダムスターの国王となる道に繋がる予言となっていた。

やがて夫が国王となる予言を知ったランダムスター夫人は、
予言を現実のものとするべく夫をそそのかし、
レスポール王の息子レスポールJr.を犯人に仕立て、

王を殺すという計画殺人を企てる。

躊躇うランダムスターをけしかける夫人。 そして作戦は成功し、

犯人に仕立て上げられたレスポールJr.は城から逃げ出した。
王を永遠の眠りに導いたことで罪の意識に苛まれ、

自分達の永遠の眠りが奪われてしまったランダムスター夫妻。
それでも王となる野心に向かって突き進んでいく・・・

シェイクスピア四大悲劇の一つ「マクベス」を未来に置き換えて、
ロックな悲劇「メタル マクベス」が現代に誕生する。






劇団☆新感線 + 宮藤官九郎◆


シェイクスピアも新感線も初体験。

大爆笑の中にも涙を流したり、考えさせられたり。


良い舞台だった。



『コイノカオリ』

テーマ:
角田 光代, 島本 理生, 栗田 有起, 生田 紗代,
宮下 奈都, 井上 荒野
コイノカオリ

人は、一生のうちいくつの恋におちるのだろう。ゆるくつけた香水、彼のタバコや汗の匂い、好きな人に作った特別な料理―。柔らかく心に迫る恋の匂いをモチーフに繊細に、あるいは大胆に綴った6つのラブストーリー。(Amazon.co.jp より)





全体的に大人の恋を綴った物語が多い。

私もずっとそうやって恋をしていくのだろう。

装丁が綺麗で、タイトルも好き。


岡本 敏子, よしもと ばなな
恋愛について、話しました。

「女ってすばらしいなぁ。でっかいなぁ。とにかくすごいと思ったのだ…」 岡本太郎を愛して、生きた岡本敏子。その死の直前おこなわれたよしもとばななとの対談。恋愛に勇気がわいてくる対話。



「ごまかさないで生きる 
子供に対しても、世間に対しても、ストレート

「自分らしく生きる 
いつでもはじめられる、だから今はじめる」

「あっちに赤ちゃんができたくらいで
別れて結婚するのはおかしい」

岡本敏子と言う人は生涯純粋な少女だったんだなと思った。

岡本太郎を愛して、傍に寄り添って。


やっぱ恋愛って良い。


松尾 スズキ
クワイエットルームにようこそ
恋人との別れ話から、薬を過剰摂取してしまった明日香は、意識を失っているうちに精神病院の閉鎖病棟に強制入院させられてしまう。わたしは「正常」なの、それとも「異常」なの? 逃げ場のない閉鎖空間を舞台に、くりひろげられる葛藤の世界。冒頭の衝撃的なシーンに始まり、不運に不運を重ねていく明日香は、果たして絶望の淵に落ちてゆくのか。それとも……。
文芸誌『文學界』2005年7月号に一挙掲載され、第134回芥川賞候補にもノミネートされた話題作!演出家、映画監督、俳優、作家と多ジャンルで刺激的な試みを続ける松尾スズキが贈る「絶望と再生の物語」(
Amazon.co.jp より)







「目が覚めてわたしは、いるはずのない場所にいて。」



精神病院の閉鎖病棟。

一生お世話にはならないし、なりたくも無いけど、

コレを読んでいたら”正気”と”狂気”は紙一重なんだなと。


何でもそうなのかも知れない。


”真実”と”虚実”

”本心”と”虚心”

その他諸々、世界中に溢れているモノ。



「クワイエットルームにようこそ」



『ナラタージュ』

テーマ:
島本 理生
ナラタージュ

壊れるまでに張りつめた気持ち。ごまかすことも、そらすこともできない―二十歳の恋。野間文芸新人賞を最年少で受賞した若手実力派による初の書き下ろし長編。(「BOOK」データベースより)





『ナラタージュ』・・・・・

映画などで主人公が回想の形で、過去の出来事を物語ること。



過去の恋。

でも気持ちはあの頃と何も変わらない。

「これからもずっと同じ痛みを繰り返し、

その苦しさと引き換えに帰ることができるのだろう。

あの薄暗かった雨の廊下に。」



愛だとか恋だとか。

「きっと、子供だったから愛とは違うとかじゃなくて、
子供だったから愛してるってことに気付かなかったんだよ。」



傍に居られなくても幸せでいて。
「この人からはなにも欲しくない。

ただ与えるだけ、それでおそろしいくらいに満足。」