宇宙航空研究開発機構は6日、世界初航行を目指す宇宙ヨット「イカロス」の帆の展開作業を中断し、慎重を期して残りは8日以降に行うと発表した。イカロスは5月21日に種子島からH2Aロケットで金星に向けて打ち上げられ、2週間余りたつが、機体の状態は良好という。
 イカロスは、太陽の光の粒子を大きな正方形の帆(1辺14メートル)に受けて進む。帆はごく薄い樹脂膜で、十字形に束ねて円柱形の機体に巻き付けてある。帆の展開は、機体の回転速度を上げ、遠心力で広げる方式だが、途中まで展開した段階の機体の動きが予想と若干違うため、慎重に対応することにしたという。 

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