皆様から沢山のコメントをいただいて、心温まる思いでいっぱいです。
それなのに、お一人お一人に返事が出来ずに申し訳ありません。
このブログはもちろんのこと、皆様のブログ内でも姉のお話を出していただいて、とても嬉しく思うと同時に、こんなにも多くの方々から思っていただけている姉を改めて凄いと感じています。
皆様それぞれ、色々な事情を抱えているのにも関わらず、本当にありがとうございます。(´∀`)



さて、姉のお別れ会の事、紹介してくださっていた方もいましたが、改めて私の方からも報告させていただきたいと思います。

まず、7日に旅立ち、15日にお別れ会を行った経緯から・・・


随分前の事でしたが、姉が言っていました。
「もし、私に万が一の事があったら、会社の人や東京や遠くのお友達も来られるように、みんなの仕事の邪魔にならないように、お葬式は土曜日にして欲しいな。花は、菊とかなんかはやめて、洋花がいいな。そのほうが可愛いよね。」
この言葉をもとに、私たち家族がもぬけの殻になっている間に、家族同様に姉の看病をしていてくれていた叔母のじゅんこちゃんが、話を進めてくれいました。
そうして、親戚で密葬をおこなってから、一週間後の土曜日にお別れ会という形で本葬を行うこととなりました。


遺影のお写真は、病気になってから行った北杜市明野のひまわり畑の写真を背景とし、そこに病気になる前にメキシコのサボテンの前で撮影した最高の笑顔の姿を重ねました。
祭壇の中央に白い洋花で縁取られた、背景がひまわりの笑顔のお写真。
そのまわりは、本物のひまわりを敷き詰め、そして白や緑をメインにピンクや黄色の洋花で、まるでお花畑に川が流れているような、そんな感じの雰囲気に仕上げていただきました。
また、祭壇には名前の札を挿さず、会場の外にお花をいただいた方の名前を表示させていただきました。
後に担当の方が言っておりましたが、お花関係の方々が、つい力が入ってしまい、いつになく夜遅くまでバランスやデザインに凝って頑張ってくれていたようでした。

お焼香台にも、お花を散らしかわいらしくまとめていただきました。

そのお陰もあって、まるで芸能人のお別れ会のような、素敵な感じに仕上がりました。


会場の外には、思い出のコーナーを作っていただきました。キラキラ
白のオーガンジーをクシュクシュとした上に、薄紫色やピンク色のお花を散らし、ライトアップした台。
その上に、引き伸ばして額に入れた一番輝いていた頃の笑顔の写真4枚とブログのコピー、荷物の中から出てきた殴り書きのメモを打ち直したもの2枚、去年の朝日新聞に掲載された記事を飾りました。


そして、350人を越える方々が訪れてくださり、建物の2階の会場から1階のロビーまではみ出てしまう人が出てしまうくらい、大勢の方々に来ていただけました。
1階では、モニターで会場の様子が見ることが出来たようでしたが、失礼がなかったかどうかが心残りです。
返礼のお品は、姉だったら絶対に言いそうなものをリクエストして、担当の方に探していただきました。
去年、姉が願いをこめてピンキーリングを買った横浜にある、某ホテルのティーケーキ2種類とコーヒーのセットにしました。
多分、姉も頷いてくれているものと信じています。


また、お別れ会に都合があわず来られなかった方々が、自宅に来てくださったり、自宅にとお花を送ってくださった方や電報を下さった方々の沢山いて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

m(u_u)m


ここで、先に書いた姉が残していたメモを紹介したいと思います。

[HOPE]
自分の可能性を自分で否定しないようにしよう
生きている幸せを実感しよう
病気になった『意味』を考えよう
強く やさしくなりたい
希望を持つ
感謝の気持ちを伝えよう
『私は幸せだったよ』と心から言える人生を送ろう
いろいろな『気付き』をいただきました
『仲間』とその出会いに感謝します

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ずっと 心配ばかり掛けてごめんなさい
不安な気持ち あたってばかりでごめんなさい
本当は いつもいつも感謝しています
お父さんやお母さんが願う私になれなかったけど
私は自分で選んだ道を進んできたことは
後悔はしてません
病気になって 今までの努力 幸せを忘れてしまいそうになるけど
それまでの私には誇りを持っています
これからも 幸せな人生だったと心から言えるように
まずは 今を乗り越えたいと思います
それまで 申し訳ありませんが 見守ってください
いつもありがとう



以上です。
後のものは、両親に宛てたものだと思います。
両方とも、いつの時期に書いていたのかは分かりませんが、自宅の引き出しから出てきたものです。
もしかしたら、姉の事だから、年の始めか、4月の誕生日辺りにかいていたのかな?と思っています。


ここまで、こんなことも書いていいのか・・・とも思いながら書いてしまいましたが、最期まで東京でバリバリと税理士として働いていた姉らしく、素敵なセレモニーが出来たことを、皆様に報告したくて書かせていただきました。
もし、気分を害してしまうようでしたら、申し訳ありません。


また、ゆっくりと姉の言葉を残して生きたいと思います。


                                                       きぃ