ひとり釣りして食って寝る in広島

ひとり釣りして食って寝る in広島

ひとりで孤独に釣って自分でさばいて地酒片手に食って寝る。でも時には誰かと並んで釣糸を垂れていたい雑魚釣り専門サラリーマン。

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実は昨年の12月、どうしても釣りに行きたくなり
















という何の根拠もない自信をみなぎらせ


職場の新入社員のY君を無理矢理誘って釣りに行ったのであった。









だがしかーし、



午後8時に車で連れ出し


翌朝6時に解放するまで


実に10時間にわたって拘束し


極寒の中、

お前はデスラー総統かってくらい青白い顔をしたY君に

寒さで指が千切れそうになっても休憩も一睡もさせずに釣りを強要し







結果釣れたのが

20㎝くらいの何だかよく分からないサメが1匹という




さめーな、サメだけに。



もはやY君に対する業務上過失致傷にも匹敵する内容となっちまったのであった。








二人とも無口で帰路に着く静まり返った車内で、

どこからともなく聞こえて来る『上を向いて歩こう』のメロディ…。

あ、口笛バージョンね。




あぁY君よ許しておくれ。


釣り場に着くまでは釣れる気しかしなかったんだ。


ジャイアンにだって勝てる気がしてたんだよ。




それにしても何てぇザマだ…。




もし目の前に日向ぼっこしている鳩の集団が居たら

間違いなく突撃していたことだろう。














しかしまぁアレだな、

初っぱなの港にいた男女のアベックアングラーに嫉妬してからどうも調子が狂ってしまった…。




そーいうことにしておこう。









そして、今回無理矢理釣りに連れて行った「Y君」で思い出したのだが




時を遡ること10年前、


同じ苗字で「Y君」という強烈な個性を持った若手社員が、

職場内でとある事件を引き起こしたことがあった。





10年経って今もなお、


思い出すたび、


あの時の緊張感が瞬時に蘇って来る…。



















それではその事件の詳細については、また次回に。




《つづく》

※「Yの悲劇❷」は、内容に国家機密が含まれていた為、期間限定掲載とさせて頂きました