2008-09-17 23:00:41

interview with 柳沢拓哉さん*第1回目

テーマ:ブログ
■柳沢拓哉さん
1979年生まれ。八戸高校・都留文科大学卒。
プランニングネットワーク東北共同研究員、八戸市民活動サポートセンター
運営委員、近年は地域でのNPO活動の実践や中心市街地再生に向けた
市民側の活動に参画。現在、八戸市市役所中心市街地活性化推進室
にて、21年度開設予定の「八戸市地域観光交流施設」のソフト計画
準備委員として活躍中。




Febレツ:「far-east-boy(以下:feb)」を御存知ですか?また感想を教えてください。
柳沢さん(以下Y):感想
① 若い人がボランタリーに取組んでいる
② HPのクオリティーの高さ
③ 市民活動と商業がうまくリンクしている

この3つが、私は良いなと思っています。
絶対的な価値基準と相対的な価値基準があります。東京やその他大都市ではFEBのようなサイトがたくさんあり、逆に藁半紙で創ったフリーペーパーが斬新な印象を与えたりします。しかし、この八戸においてFEBはオリジナリティーがあり、いろいろな意味で異彩を放っていると僕は思いますよ。

Febレツ:多くの人にFEBを見てもらう為にはどのような取組みをしたら良いでしょうか?
Y:多くの人に認知してもらう為には、より多くの人の目に触れる機会を作る必要があります。
① 一般の市民や学生、友達や知り合い等から「FEBサポーター」を募り、それぞれのブログ等にFEBのバナーを貼ってもらう。
② アクセスの多いサイトとの相互リンク
③ 掲載ショップのオフィシャルHPの中で、もっとFEBの事をアピールしてもらう
④ポスターやステッカー、配布用カードを街中に掲示したり、掲載店で配ってもらう
⑤新聞・ラジオなどの媒体から取材を受ける 
⑥FEB主催で講演会を開く
⑦にぎわいフェスティバルでPR活動をする
上記以外にもFEBの活動内容・主旨を考えれば、市役所、商工会議所や街の関係者から有形・無形のサポートは得られると思うので積極的に!また、実際に取材を受ける受けないは別としてメディアに存在を認知してもらう事も大事です。

Febレツ:FEBの広告をフリーペーパー等に出すはいかがでしょうか?
Y:費用対効果としては、十分ありますが、現在のFEBの状況を考えるとそこまでする必要はないかもしれません。
今後、ステップアップして事業としてFEBを運営していくのであればそれは先行投資として考えて良いと思います。

Febレツ:継続して活動していく為には、現状とは違う何らかの形態(NPO等)をとり、有償の活動に切り替えるべきか?
Y:ボランティア精神等の感情的なモチベーションだけでは不安定ですが、逆にいうと自己責任なのでその分「自由」に活動できるということです。活動に「対価」が発生するのであれば、その分「責任」も大きくなります。FEBの皆さんはそれぞれ仕事をされているので、その中で更に責任が増えるのはとても大変だと思います。
それによってFEBのクオリティーが下がるのであれば意味がないので、「継続」する事を優先的に考えて、与えられた条件の中で活動を展開されるのが良いと思います。

Febレツ:地域を限定したサイトです。アクセスの総数も大事ですが、どこからアクセスされたか?を重要視しています。

Y:ショップ単体で考えれば、通販ができるのでアクセスがどこからされていてもあまり関係ないかもしれないですが、FEBの目的からすると東京の人に見てもらうよりは、地元の人に見てもらった方が良いですよね。全国に向けて発信している情報とFEBのように地元に向けて発信している情報とでは、「目的」も違うし、アクセスの差がでるのはしょうがないですね。それは比較してもしょうがないと思うので、ある程度割り切って考えた方が良いですよ。

Febレツ:FEBの携帯版を検討しています。
Y:青森県のネット普及率を考えるとまだまだ低いので、携帯版があった方が良いですね。
ただし、PC版のクオリティーを携帯版で表現するのは難しいと思うので、最初はPC版への誘導ツールとして様子を見て、反応を見て受けが良いようなら軸足を携帯版に変えても良いと思います。

Febレツ:掲載の効果を把握する事ができません。
Y:そうですね。掲載の効果というのはなかなか把握しづらいところはあります。
お店側に負担をしてもらう形になるかもしれないけど、FEBのページ内からクーポン券をプリントアウトして、それを掲載店で使用できるようにするというのも一つだと思います。
方法はどうあれ、目に見える形で掲載の効果が分かるとお店とFEB、双方にうれしいですね。

Febレツ:来街を促す為には、ベクトルの共有が必要と思います。
Y:個別のニーズに対応するのは難しいと思うので、「街の活性化」という大きな目標に向かって、FEBがイニシアティブをとって働きかけていくのが良いと思います。その為に掲載店や市民も巻き込んだ企画を行い、「共感」を得る事が大事です。その積み重ねが街に人を呼び込む事になるし、街サイドの連携も形成できると思います。

Febレツ:最後にFEBの活動全体に対してのアドバイスをお願いします。

Y:NPOの世界では「共感のマネージメント」という「共感者」をどうやって広げていくかという考え方があります。
共感は自分の思いを話しているだけでは得られず、時には行動で指し示す必要あります。それはビジネス的な場合もあるし、自ら汗をかいて何かをする場合もあります。それによって「共感」を得た場合は、サポートしてくれる人や企業、協力してくれるお店も増えると思います。FEBのような活動には、この「共感」が大切であり、「何か」をする時やはじめる時に、強い味方になってくれると思います。

大事な事は現況を維持し、継続する事だと思います。気負いせず、頑張ってください!

Febレツ:今日はお忙しい中、ありがとうございました。



平成20年6月9日

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