2006-07-24

リストランテASO

テーマ:一軒家レストラン









デンマーク大使館のとなり、
旧山手通りに面したオープンカフェ「ミケランジェロ」の奥に

リストランテASO(アソ)はある。
店名の「アソ」とは、料理長の阿曽達治シェフの名が由来である。




【建物】 

ASOがオープンしたのは、今から9年ぐらい前。
昔からあるように思われがちだが、実はそんなに経っていない。


建物は、昭和14年に建てられた洋館を
トスカーナの邸宅風に改装し、レストランにしている。
カフェ、サロン、回廊などは増築しているが、
レストラン部分については当時のままの間取りである。
そのため窓サッシュには、
昔ながらのねじ込み式の鍵が付いていたりする。

 ※ここに住んでいた方は、今も元気に赤坂の方に住んでいるそうです。

リストランテASO (夜のため写りが悪いです)



【エントランス】

※HPにある店内図を参照して読むとわかりやすいです。  


レストランへはカフェ「ミケランジェロ」を通り抜け、

ガラスの回廊(エントランス通路)を通って向かう。

回廊からは、樹齢200~300年のケヤキの木や

「予約席」とかかれたテーブルが1組飾られている。
 ※この飾りのようなテーブルだが、
  実はいままでに、食事をした方が2組だけいるそうだ・・・笑。


回廊を抜けるとレストランがあり、ここから昭和初期の洋館となる。

エントランスで名前を告げ、荷物を預けた後、

そのままダイニングへ案内される。

 ※エントランスには、よく見ると変な段差がある。
  これは当時玄関だった名残。
  そう考えると、実はカフェ部分は車寄せになる。




【ダイニングルーム】
1階にあるメインダイニングからは、中庭を臨むことができる。
中心には色取り取りの花がたくさん植えており、
庭の奥には優雅な回廊がつくられている。
1年中、緑あふれる庭園は、昼間は太陽の光が差し込み、
夜はうっすらとライトアップされ、気持ちのよい空間になる。

また、2階にあるダイニング(個室C)は、
昔おばあさんの寝室だった場所。
そのためか、1階よりは落ち着いた空間に仕上がっている。
 ※ HPの説明では、2階には3つの個室が用意されているとなっているが、
  実際は、メインダイニングが狭いこともあり、
  大きな個室(個室C)をダイニングとして利用している。


メインダイニングの奥には、100名ぐらい入るサロンがある。
ここは通常はウェディング会場として使われているため
レストラン利用者は、あまり使うことはない。
しかし冬場の12月などは、
サロンをダイニング代わりにすることもあるそうで
樅(もみ)の木を置いたり、暖炉に火をともしたりと
通常のメインダイニングとは違った演出をすることもあるそうだ。
ちなみに、このときはメインダイニングが通路(喫煙所)となる。




【化粧室】
ウェディング会場として人気のレストランなので
化粧室は様々なところに用意されている。
残念ながら2階には、化粧室(客用)はないが、
しかし動線(人の動き)を考えて上手に配置している。
決して広いとはいえないが、清潔感のある化粧室である。
(もちろん、ハンドタオル。)




【料理・接客】
ランチ:5,000円、8,500円、
ディナー:10,000円、15,000円、18,000円


総料理長である阿曽達治シェフは、

ひらまつの平松宏之氏の愛弟子。
客を喜ばせることを考えて作る料理は
イタリア料理の枠を越えた、
阿曽シェフならではの独創的なイタリアン。
料理人であると同時に、
ひとりの演出家でもある阿曽シェフの料理には、
常に驚きと喜びが聞こえてくる。


魚料理は、どの店でもインパクトが薄く
記憶に残りにくいことが多いのだが、ASOの料理は違った。
高温で熱せられた石を使い、客の目の前で蒸し焼きする。
味だけでなく演出にもこだわりをもっているのは、さすがASO。
また、突き合せにリゾットを添えるなどして
フレンチとの違いを明確にしているのも素晴らしい。


途中で出されるパンは、

2種類の自家製フレッシュバターでいただく。
ひとつはノーマルなバターであったが

もうひとつの生クリームに燻製の香りを付けたバターは絶品。

燻製のバターの味が美味しく、久々にパンを食べ過ぎてしまった。



接客は、運も悪かったのかもしれないが

料理を出すまでの時間など、様々な場面で待たされてしまった。
もしかしたら、いままでで1番待たされたかもしれない。
しかし時間のことを除けば、
料理の説明も丁寧でわかりやすかったし
細かな気配りもよかったと思っている。
そして何より客を楽しませようとする演出は素晴らしい。
今回のコースだと、最初の「オジェット」「魚のバボーレ」は
美味しいだけでなく、見る楽しみもよかった。


もし、流れるように料理が出されていれば5点を付けたのだが・・・
そこだけがかなり悔やまれる。

※以前来たときは普通でした。



~~~~~~~~~~~
メニューC (18,000円)
~~~~~~~~~~~
■先付け
 キャンディー包みの中に、食前酒と一緒に頂くチーズやハムなどが入っています。
 金(マカダミアナッツ)、銀(チーズ)、
 青(サラミ)、赤(生ハム)の4種類あります。


■オジェット
 ワイングラスの中にスモークサーモン、アボガドのサラダ、キャビアなどを入れ
 その中に煙を閉じ込め、その煙を消え行くのを楽しみます。
 このワイングラスはシェフのお気に入りだそうで、
 「このグラスを使って料理を作りたい」という強い要望で実現したそうです。
 この料理だけ、実は金のスプーンを使っていただきます。
 キャビアはシルバーだと酸化してしまい味がにごってしまう(鉄っぽくなる)。
 だから金のスプーンでいただきます。(貝殻のスプーンも場合もある) 
 少し食べにくいのですが、おもしろい演出です。
 ※ワイングラスとプレートとの間は、よく見ると両面テープで止められています。
  強く触るとグラスが転がってしまうのでご注意を(笑) 


■フォアグラのソテー 黒トリュフソース
 モッツァレラチーズのコロッケと共に
 鴨のフォアグラのソテー。下にコロッケを添えており、
 このコロッケはじゃがいも、モツァレラチーズ、鴨のお肉の入ったコロッケです。
 上に黒トリュフをかけており、ソースもトリュフを使ったブランデーのソース。
 フォアグラとコロッケを一緒にいただきます。(香りがとてもいい)
 コース料理でコロッケを食べたのは、実は初めて。斬新です。


■黒トリュフ風味のカルボナーラ スパゲッティ
 黒トリュフのカルボナーラ。
 卵自体にもトリュフの味わいを付けていますが、
 それに加えて、その場で黒トリュフをスライスしてふりかけてくれます。
 スライスしたばかりのトリュフの香りがいい匂いです。
 下のほうから良く混ぜていただきます。
 カルボナーラなのにあっさりしていて(重たく無くて)、美味しいです。
 イタリアンに来たことを実感させてくれる素敵な1品です。


■本日の魚のバポーレ 香草の香り
 素材を生かした1品。目の前で調理をしてくれます。
 まず、お鍋の中に焼いた石をいれます。
 そこに香草を敷いて、クロウオとモツァレラチーズをのせ
 お湯をかけて蒸し焼きにします。
 最後に、白ワインベースのホワイトバルサミコスに
 ハーブとトマト、若干バターを加えたソースをかけます。
 あさりを加えて作ったリゾットも添えられています。
 出来上がるまでが待ち遠しい、楽しめる料理です。


■和牛ロースの炭火焼き
 栃木の霜降りのロースを1ヶ月ほど熟成させものを
 塩コショウだけで炭火でじっくりと焼いています。
 何も付けずにいただけるお肉です。
 突き合せには、マスカルポーネチーズに黒胡椒風味を加えたものを
 コンキリエというパスタの中に入れたもの。
 それと、月の形をしたポレンタ(とうもろこしを湯で煮上げたもの)
 が添えられています。
 それと、じゃがいものグラタンが別皿で付いてきます。
 グラム数は少ないですが、
 ステーキ屋や鉄板焼屋を除けば、1番柔らかくとろけるようなステーキでした。


■チーズ(別料金 1,600円)
 ワゴンにのせられた15種類くらいのチーズから選択します。
 自家製のきんかんのソース、くるみ、乾葡萄などが添えられています。


■果物の冷たいスープ
 お口直しの冷製スープ。
 今回はパイナップルで作られていました。
 グラニテにしては量が多いです。
 

■デザート
 デザートは5種類くらいあるメニューから選択します。
 ババ、いちごのミルフィーユ、バナナのプリン、
 シャーベット、チョコレートケーキetc
 ババはスポンジケーキにラムとクリームをつけていただいきます。
 付けるお酒はリストから選びます。
 お酒の種類や年代によって、金額がプラスされます。


■コーヒー、紅茶、ハーブティー
 エスプレッソ


■小菓子
 小菓子は、20種類の様々な小菓子やフルーツが
 お花に見立てられ、見事に盛り付けられています。
 素敵なアイディアです。


メニュー(表紙)  メニュー(内容) メニュー






 ※バーニーマウンテンドッグのランが、

  1年半前に亡くなりました。
  この犬はシェフの愛犬で、

  いつも玄関にいてお出迎えをし、
  帰る際は、トコトコと降りてきて、お見送りをしてくれました。
  人気者だっただけに・・・・寂しいです。




リストランテASO                        星4
総合計 25.0
 建物 4.5
 エントランス 4.0
 ウェイティングルーム/カフェ/バー 4.5
 ダイニングルーム 3.5
 化粧室 4.0
 料理・接客 4.5

 住所 〒150-0033 
東京都渋谷区猿楽町29-3(代官山) 地図
 電話 03-3770-9517
 ランチ 12:00~13:30(L.O.)
 ディナー 18:00~21:00(L.O.)
 会計 テーブル カード利用可
 休日 月曜日
 その他関連サイト
          ひらまつ  (公式サイト)
          リストランテ アソ(代官山)
          アルジェントASO(銀座)
          代官山ASO チェレステ(二子玉川)
          代官山ASO チェレステ(日本橋)
          シンポジオン(監修:阿曽達治)
          livedoor 東京グルメ
          エキサイト社長、山村幸広のインターネットブログ
          追求!美食道
 
 
write:2006.02 dinner:2006.02 photo:2006.02


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