パジャマお兄さんの欺瞞、怠慢、ルサンチマン

「ルサンチマン浅川」のブログ
最近では自伝的小説みたいな感じで毎日更新頑張っています!
目指せ書籍化!

~なべやかんが若手を鍛えるシリーズ~
ルサンチマン浅川・単独ライブ
「パジャ式」
2月27日(月)開場18時半 開演19時
入場料1000円(+1drink別途)
※予約特典あり
会場:新宿・御苑サウンド
(新宿区新宿2丁目3-12 光和ビルB1F)
予約・お問合せ
sho0128jp@yahoo.co.jp
予約フォーム
https://coubic.com/pajama
NEW !
テーマ:
前回の続きです。2000年8月の終わり、僕と吉尾は那賀川の土手でたむろしています。今日は、僕が東京に戻る日の前日、徳島の実家にいる最後の日です。吉尾と僕は、こっちで最後に集まろうと、この那賀川の土手にきたのです。
「おい、昨日のガチンコ観たか?」
「観た観た!三期生の竹中が辰吉に絡んでたな!」なんてとりあえずファイトクラブについて一通り語ります。
「ガチンコ漫才道の宛先、やっぱり今週も出てたな。控えたか?」
「ああ控えた。締切は8月いっぱいまでや。ハガキに、個人のプロフィール、コンビ名を書いて出せばいいらしい。」
「コンビ名か、どうする?」僕は言いました。「う~ん。」
まだネタも出来てないのに、コンビ名で結構悩んでしまいます。
「こういうのは、結構大事やぞ。なんか面白い名前だと、スタッフの目を引いて採用されやすいんや。」
「へえ。そうなんや。」
「俺、よく懸賞とか応募しててよ。ハガキになんか目を引くようなこと書いとくと当たりやすいんや。」
「ホンマか?」
「こないだハムが当たった。」と吉尾は言いました。僕は笑ってしまい、
「お前、ハムの応募とかするような顔か!」と言ってしまいました。
「顔で判断すな!」
僕は話を戻します。
「で、コンビ名や。どうする?」
「今思いついたんやけどよ、『吉野家松屋』ってのはどうや?俺、牛丼の吉野家が好きやし、お前は東京では週5で松屋に通っとるからな。」
「『通う』ってなんやねん!松屋は食券制やから入りやすいんや。」
「お前は小心者やからな!あと、ちょっと語呂が悪いから&を付けて『吉野家&松屋』にしようや。『ブリーフ&トランクス』みたいな感じでええやないか(ブリーフ&トランクスは当時ちょっと流行っていた男性デュオです)。」
「そうやな!それでええわ。時間もないし、それで送っといてくれ!」
ガチンコ漫才道には、適当に勢いでつけたコンビ名「吉野家&松屋」で応募することになりました。
なんか、この名前は根本的な間違いをおかしているような気がしますが、当時の僕らは気づいてません(こんな企業名でしかない名前でテレビ出れるわけないです)。
「おい、そういえば、Mにメールしたんか?もうiモードに替えたんやろ?」
と吉尾は僕に聞きます。
「まだしてない。ちょっと間空けた方がいいかなと思って。」と返します。携帯替えたばかりの時はメールしたい熱量が凄かったのに、ちょっと落ち着いています。
「お前はホンマにどうしようもないな!そんなの、早くするに越したことないだろ!」
「わかっとる。明日するつもりなんや!東京に着いてから、集中してメールしたいんや。」
「ふーん。まあそれはお前の勝手やけど。あんま気負いすぎて独り善がりなメールとか送んなよ。」
こ、こいつ。前からちょいちょい気にはなってたけど、「今まで人生でモテたことがない」とか「誰でもいいから早く彼女が欲しい」とかいつも言ってる割には、俺にMさんのことについてアドバイスするときはいつも「上から」来るんだよな-。まあ言ってることは間違ってないけど。そんな「俺は恋愛分かってます感」出すなら、自分も彼女作ればいいのに!何の実績もないのに!なんて思いました。
まあ、いいや。
「じゃあな、また東京で!」
「ああ。東京という名の、戦場でな。」
夕暮れの那賀川は、僕らの不安を大きく包み込むように、穏やかに力強く流れていました。
続く

PS,物語が少しづつ、少しづつ動いてますね。
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