笑顔広げよう  ~被災地宮古から~

いつかまた一緒に
本当の笑顔になれる日を信じて
みんなで「今」を乗り越えて行きましょう!


震災以降の日々の徒然、ピンポイント支援の記録、宮古の復興関連の情報などを綴っています。



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7月22日付 岩手日報記事より

クリップみやこ映画生協が運営する本県沿岸部唯一の映画館、宮古市小山田の
「シネマリーン」は21日、来場者50万人を達成した。
1997年4月の開館以来、地域に根付いたまちの映画館として
親しまれてきた同館。6月には念願だった上映設備の一部デジタル化を
果たし、9月には完全デジタル化を控える。支配人の櫛桁一則さんは
「感謝の気持ちでいっぱい。初心に帰り頑張っていきたい」と気を引き締める。

記念すべき50万人目は同市田老の小林さくらさん(田老一小3年)。
祖母のかつ子さん、弟の潤平ちゃんと共に訪れ、アニメ「ポケットモンスター」の
映画「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」と宮崎駿監督作品「風立ちぬ」を
鑑賞した。
 櫛桁さんから記念の花束と映画グッズなどを受け取った小林さんは
「2本とも面白かった。映画館はテレビと違って大きな画面で見られるのがいい。
また来たい」と笑顔で喜んだ。
 同館は昨年末からデジタル化に対応するための募金活動を展開。市内各所に
募金箱を設置したほかインターネット上でも呼び掛け、約1300万円の善意が
寄せられた、
 6月には二つあるスクリーンのうち一つをデジタル化し、9月に残る一つにも
デジタル化対応の設備を導入する予定。櫛桁さんは「まちの映画館で映画を
楽しんでもらうことで恩返しをしたい」と、来場者や支援者への感謝を語った。
クリップ




以前、デジタル化のための募金が呼び掛けられていることを、
このブログでもご紹介したことがあります。
もしかしたら、それをご覧になって募金に協力をなさった方も
いらっしゃるかも知れません。
上記の記事の通り、既に一つのスクリーンのデジタル化が実現し、
それに伴い新しい作品も上映されるようになっているようです。
一市民として、募金にご協力くださった方々へ感謝感謝です!

また、支配人による被災地域の公民館・学校や、仮設住宅集会所での
無料上映会も今も超ハードスケジュールで実施されているようです。

地域のために日夜奔走する姿に沢山の人が共感と応援の気持ちを抱き、
また未来を担う子供たちのためにも沿岸唯一の映画館の灯を消してはならない
という沢山の人の思いが結実し、このように念願のデジタル化が果たされた
といのは、本当に嬉しいニュースです虹
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7月21日付 岩手日報記事
クリップ浄土ヶ浜 新たな門出 宮古・三陸復興講演指定記念フェスタ

三陸復興国立公園指定記念フェスタ(環境省など主催)は20日、宮古市日立浜町の
浄土ヶ浜周辺で開かれた。震災で被災した海岸歩道の開通式などが行なわれ、
関係者らが三陸復興国立公園の中心地でもある浄土ヶ浜の新たな門出を祝った。

フェスタ冒頭の海岸歩道開通式には関係者ら約50人が出席。同省自然環境局の
星野一昭局長は「美しい浄土ヶ浜をより多くの人に楽しんでもらえるよう、
環境省としても努力していきたい」とあいさつし、山本正徳宮古市長ら関係者と
歩道の渡り初めを行なった。
 海岸歩道は浄土ヶ浜ビジターセンターから奥浄土ヶ浜のレストハウス前までの
全長約800㍍。木製デッキ(132㍍)も整備し、海を望む展望スペースを設けた。
車椅子利用者のアクセスも可能となっている。
 同日は、浄土ヶ浜レストハウスの再開1周年記念イベントが餅まきなどで
にぎわったほか、近くのホテルで三陸復興国立公園指定を記念するセミナーも開かれ、
自治体の取り組みなどが報告された。
 浄土ヶ浜海水浴場の海開きも同日行なわれ、合わせて宮古署が臨時交番を開所。
同交番には8月18日までの午前10時半~午後4時半、2人が常駐し、
事故の防止や警戒に当たる。
クリップ




そんな昨日!私も浄土ヶ浜の新しい遊歩道を初めて歩いてみました!
ここからは、そのリポートですクローバー

笑顔広げよう   ~被災地宮古から~
↑以前は、左上に写っている白い建物の長い外階段を上り下りするのが
難儀でした。
下に降りてからも遊歩道は人と縦一列ずつですれ違うのが
やっと?くらいの道幅。
震災後はそれも複数個所で分断されてしまい、
とても危険な状態になっていました。


では、早速新しい遊歩道を進んでみましょう♪
わ~!ステキ!なんだか違う海岸に来たような気分です。
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ちょうど、ベビーカーを押した方がスロープを上って来ました。
勾配も緩やかなので、お子様連れの方もこんな風に
お散歩出来るようになったんだ~と実感ニコニコ
広々しているのですれ違う時もお互い気兼ねなく楽々通過できました。
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そして少し進むと、開放感のある休憩スペースが出現!
$笑顔広げよう   ~被災地宮古から~
わ~♪いい感じ!
ここは海にせり出した舞台のようになっています。
ベンチに腰を下ろして聴く波の音がとても心地よく響きます。
手すりには、座った時の目線の位置に合わせて
透明のアクリルボードが貼られているので、
のんびりと海を眺めながら一休み。
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するとタイミング良く、沢山の観光客を乗せた遊覧船が港に帰って来ました。
なんだか以前にも増して絵になるな~!
奇跡の復活を遂げ、今こうして活躍しているその姿がとても勇壮で誇らしげに見えました。
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この場所から、さっき歩いて来た方へ目をやると
こんな感じ。
奥の白い建物、ビジターセンターの中のエレベーターを使って
帰りも楽に高台の駐車場へ戻ることが出来ます。
車椅子の方でもこれからは安心ですねドキドキ
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木製デッキなので、コンクリートや砂利道のような足への負担も少なく、
楽チン♪
ちょっとオシャレな散歩道という感じで、これからは
観光客だけでなく地元の若い人達のデートスポットとしても
益々人気の場所になるかも?にひひ
$笑顔広げよう   ~被災地宮古から~

少しずつ少しずつ、海辺にも活気が戻って来ています。
美しい浄土ヶ浜とその周辺の景色、そして美味しい海の幸や人情に触れ合いに、
皆さま、宮古へお越しください♪


帰り道、ビジターセンター内の階段の踊り場で、
窓ガラスに刻まれた宮澤賢治の歌に目がとまりました。
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うるはしの 海のビロード 昆布らは 
        寂光のはまに敷かれひかりぬ
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今、宮古では「電気バス」なるものが市内を走っています。

地元のバス路線を一手に担う岩手県北バスが国の支援を受けながら
宮古市と連携し昨年12月に導入したもの。

岩手県北バスのトレードマークである赤と白の車体とは違う
全体がブルーのこのバスは、街の中でひときわ存在感を放っています。

具体的にどんなバスなのか?
まだ乗ったことのない私がここでツラツラと書くよりも、
三陸の観光情報を発信しているメモコチラメモのブログで詳しくリポートされていますので
のぞいてみてくださいニコニコ


この夏、浄土ヶ浜を訪れる際はこのバスに乗ってみよう!という方は、
岩手県北自動車(㈱)のHPで運行ルートや時刻表をチェックしてみてくださいね♪



そしてこのバスには、東芝の2次電池scibというものが搭載されているとのことで、
バスが街を走る様子を映した東芝のCMが時々テレビで流れています。
街ではおなじみの人達が次々と登場しますが、みんないい~笑顔!
今、宮古のみんなは復興に向かって元気に明るく頑張ってるよ~ということが
全国へと発信される、とっても素敵なCMです。
まだ見ていないという方々にも是非ご紹介したくてリンクを貼りますニコニコ
いつも応援してくださってる皆様に
宮古の雰囲気が伝わりますように~♪

どうぞパソコンコチラパソコンをご覧ください星












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この場所で多くの車や魚函が津波に翻弄される凄まじい映像が
記憶に残っているという方も多いのではないかと思います。

この写真は2011年10月に漁協ビルのある高台から撮影したもの。

この時は既に瓦礫は取り除かれ、ここまできれいになってはいましたが、
この写真の右端に写っている建物、2階床上まで浸水、半壊した
「シートピアなあど」が元通りに復旧されるめどは全く立っていませんでした。
$笑顔広げよう   ~被災地宮古から~
観光客を受け入れる場所でもあり、
産直やレストラン、研修室などを兼ね備えた建物と、
タラソテラピー(海洋療法)施設の建物が併設され、
沢山の人に親しまれ続けて来たこの施設。

上の写真と同じ時期、屋外のトイレがあった場所には、
このように土台だけが残されていました。
$笑顔広げよう   ~被災地宮古から~


その後、2012年3月には敷地内にプレハブの仮設店舗が設けられ、
そこでの営業が再開されていましたが、
昨年10月からは元の施設の復旧工事が進められ、
震災から約2年4ヶ月ぶりとなる7月6日、
ついにシートピアなあど再開の日
がやってきました。
併設のタラソテラピー(海洋療法)施設は、費用対効果の面から
復旧が難しいとのことで廃止されましたが、
その他の部分はほぼ元通りの姿でよみがえりました。


7月6日の朝、この日を待ちわびた人達が
リニューアルオープンのお祝いに徐々に集まり始めます。
それにしても。。。
一番上の写真とちょうど反対方向から今こうして改めて
漁協ビルの方向を見ると。。。
あの高さギリギリまで波が押し寄せたのが信じられない思い。。。
今後も万が一の時にはあの高台にいち早く避難することを
肝に銘じておかなければいけません。。。



さて、紅白の幕が張られた正面玄関から
真新しい館内に足を踏み入れると、本当に以前の作りのままに再生されていて
とても懐かしく感じました。


産直ブースにも以前と同じように沢山の地元農家さんの野菜が並べられ、
開店準備万端!


市価よりかなり安く買えるお花も。
私も以前から立ち寄るたびに購入していました。
そのコーナーも、前とすっかり同じ場所。なんだかちょっとグッと来る。。。


あいにく写真はこれしかないのですが、以下、館内の説明を岩手日報記事より抜粋。
クリップ
宮古湾に面するこの施設は鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積は2665平方㍍。
1階に産直や物産販売コーナーを備え、2階はレストラン(100席)や研修室(収容70人)、
調理場を備えた体験学習室(同80人)がある。
復旧に伴い、屋上に太陽光パネルを設置。最大発電量で2階の照明を賄う。
24時間対応の屋外トイレも建設。来年度にはじゃ痛いしたタラソテラピー施設跡に
イベントステージを建設する予定だ。災害復旧工事費は約6億円。
同施設は震災前、レジ利用者だけでも年間約40万人が訪れていた。
指定管理する宮古地区産業開発公社の関口専務は「夏場の観光シーズンを前に
再開できてよかった。近くには浄土ヶ浜もあり、頑張って営業したい」と意欲を
高めた。
開館時間は午前9時~午後5時。年中無休。
クリップ
とのこと。


すぐ近くの鍬ケ崎の町並みは未だ津波の爪痕そのままで、
再生には相当の時間を要することは否めません。
しかし、それだけにこの場所に人の交流する場所が復活し、
往来が増えることは大きな意味があることだと思います。

また、新聞によれば、
クリップなあど産直の2010年度の販売額は約1億1千万円と市内の産直で
トップだった。被災後は市中心部となあど前の仮店舗、移動販売車で
営業を続け、被災者らに親しまれてきたが、売り上げは6~7割と
苦戦を強いられていた。
佐々木組合長は「多くの方の励ましが力となり、再開の灯を迎えられた。
新鮮で安全な宮古の農産物を提供し、さらに魅力ある産直に向けて
頑張りたい」と笑顔を見せたクリップ

多くの市民が利用する“台所”であると同時に、
野菜や加工品、土産物などを出品する産直組合員の生活を支える場所でもあるのですよね。
そういった意味でも「なあど」の復活は宮古にとって復興への大きな一歩です。


この日はテープカットなどのオープニングセレモニーの後、
屋外の特設ステージでは、山口太鼓の演奏や、ヒップホップダンス、
地元の民謡歌手・小田代直子さんのショー等が行われた他、
物産販売、お祝いのお餅やイカ焼きのお振る舞いなどもあって、
本当に大賑わい。みんながこの日を待ちわびていたのが伝わって来ました。




街には少しずつ活気が戻る中でも、
2年4ヶ月過ぎても変わらないことも多く、
何をもって“復興”というのだろう。。。と思う日が続いて
暫くブログから遠ざかっていましたが、
久しぶりに明るい話題を記すことが出来て良かったです。

三陸の観光シーズンはこれから。どうぞ皆さま、
「じぇじぇじぇ!」のあまちゃんブームで沸く久慈だけでなく宮古へも、
美しい浄土ヶ浜や生まれ変わった「なあど」を見にお越しください!
$笑顔広げよう   ~被災地宮古から~
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岩手県はワカメ生産量日本一を長年誇ってきた県であり、
その中でも、“ブランド品”「真崎ワカメ」を全国に出荷する田老は
県内でも指折りのワカメの生産地。


津波で壊滅的被害を受けた養殖漁業施設や加工場が
昨年から少しずつ復旧が進み、
震災前の生産量にはまだまだ追いつかないながらも、
今年の田老の春の浜辺はだいぶ活気が戻り、
生産漁家や漁協の方々も大忙しだったようです。

以前は、当り前のように家庭にあり、
しかし一旦途絶えてしまった身近な食材の存在の有難さを、
私も今年はひしひしと感じながら味わいました。

新鮮なワカメ、メカブ、茎・・・
やっぱり美味しい!

さて、その真崎ワカメを始め様々な海産物を加工・販売している
田老町漁協ではこの春からネット販売も再開されたようです。
クローバー田老町漁協のHPは
コチラ
クローバー

ワカメを使ったレシピや、ワカメがどのように育つのか~なども
紹介されていて、とても見やすく勉強になるHPです。
是非覗いてみてください!


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5月24日、
岩手県久慈市から宮城県気仙沼市までの「陸中海岸国立公園」に、
青森県の「種差(たねさし)海岸 階上岳(はしかみだけ)県立自然公園」が
編入される形で、「三陸復興国立公園」が誕生しました。



以下 NHK NEWS WEBより
クリップ
環境省は、東日本大震災で被害を受けた青森から宮城までの沿岸部にある自然公園について、
新たに1つの国立公園に再編し、観光地としての魅力を高め、地域の復興を支援する計画を
進めています。
このうち、環境省は24日、岩手県と宮城県にまたがる「陸中海岸国立公園」と、
青森県の「種差海岸階上岳県立自然公園」を、「三陸復興国立公園」として指定しました。
新たな国立公園では、津波の脅威を学んでもらう場として、
被災したキャンプ場を遺構として活用するほか、700キロを超える自然歩道などが
整備される見通しです。
これについて、石原環境大臣は記者会見で、
「現地はリアス式海岸が連続して、美しい自然環境がある。指定をきっかけに、
多くの人に行っていただき、震災の教訓を学んでもらうとともに、
被災地が活性化していくことを期待している」と述べました。
環境省は、宮城県の「南三陸金華山国定公園」などについても
編入に向けて検討を進めていて、来年度中の指定を目指したいとしています。
クリップ


関連事項

宮古市の浄土ヶ浜では記念植樹が行なわれ、

宮古市役所庁舎には横断幕が掲げられた
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3月24日 岩手日報記事 被災地に生きる より

クリップ
幾たびの津波被害を乗り越えてきた「津波防災のまち」宮古市田老の復興まちづくりが
徐々に具体化し始めた。
二重防潮堤、高台移転地、市街地再生などが立体的に示され、完成予想図の看板も
設置された。地域の復興をけん引するように、水産業には復活の兆しもみえる。
養殖ワカメは震災から2度目の収穫期を迎え、浜には震災前の活気が戻ってきた。
教育現場ではあの日の記憶の風化を防ぐ取り組みが始まっている。
一方で、被災者の住宅、生活再建が遅々として進まぬ状況は変わらず、住民の思いは揺れる。

防潮堤にスロープ
迅速避難へ利用法模索


震災前、「防災のまち」の象徴でもあった二重防潮堤が変わる。
「X型」の交わる中心部は分離され、1線堤は海抜14.7㍍の高さで海よりに移設。
山側の2線堤は平均70㌢かさ上げし、それらの防潮堤を乗り越えるスロープが2カ所に
新設される。スロープの設置は、まちづくり原案を考えた住民組織が提案した。
水門閉鎖後、港付近にいる逃げ遅れた観光客らの迅速避難と、水門閉鎖に当たる消防団員の
命を守ることが狙いだ。
(中略)


団員の安全にとっても住民らの避難にとっても効果の大きいスロープ。
設置が決まった今、利用法が次の検討課題となっている。
宮古市によると、平常時も水門を閉鎖し港への行き来をスロープだけにするか、
津波襲来時に水門を閉鎖しスロープ利用をその際に限定するのか の検討はこれからだという。
まちづくりの議論に積極的に参加する田老地域協議会長はスロープに「反対はしない」とした上で、
「大型バスが海岸部にいると避難に手間取るし渋滞も考えられる。冬場の路面がよくないときの
上り下りは好ましくない」とスロープの問題点を指摘する。
犠牲者を出さないまちづくりは大前提だが、同地区では海をなりわいの場とする水産業従事者も多い。
水門、スロープの利用方法については充分な議論が必要だ。


風化させない 田老一中 震災資料室開設へ

校舎が被災した田老一中は4月から同校視聴覚室に震災資料展示室「ボイジャー」が開設する。
生徒が大人になっても津波を後世に伝え、東日本大震災の記憶を風化させないことが目的だ。
展示室には田老地区に全国から送られた震災関連書籍、手紙や色紙など記念の品々が並ぶ。
震災直後の学校の様子に加え、運動会などの学校行事で生徒が生き生きと活動する数多くの
写真も展示した。
佐々木力也校長は「明治、昭和の津波から立ち上がってきた歴史あるまちに田老一中はある。
学校として、風化を阻止する義務がある」と展示室開設の経緯を説明。
名前の「ボイジャー」は、同盟の合唱曲から取り、「子どもたちが津波の記憶を胸に刻み船出する
航海者となってほしい」との思いを込めた。
展示室は昼休みや放課後、住民にも開放する予定で、田老の津波史に、多くの人が触れる機会も
提供したい考えだ。
また、同校は震災2年を機に岩手大の協力で2011年度の在校生130人全員が執筆した
津波体験作文集「いのち」も発行した。
「表現活動をしていかないと震災は風化していく」と佐々木校長。
津波を語り記すことで、記憶が薄れることを防ぎ、生きる力を育みたいという。
丸山さん(2年)は「田老に住んでいる限り津波を忘れない」ときっぱり。
「幼い頃から津波のビデオを見ている。逃げることが大事」と話す安田さん(2年)は作文集で
「この東日本大震災を一生忘れず、私に子どもができたら、この経験を伝えたいと思う」と
つづった。
津波体験を後世に語り継ぐことは、再び惨劇を生み出さないための大きな力になる。
クリップ
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4月7日付 岩手日報 特集面記事より

クリップ三鉄南リアス線 奇跡の車両 鉄路に再び
       桜柄 イベントで活用

震災時、三陸鉄道南リアス線を走行中、トンネルに停車し
被災を免れた「奇跡の車両」が6日、約2年ぶりに大船渡市の盛~吉浜間を
運行した。南リアス線で唯一残った車両の復活に、関係者は感慨を深めた。
2014年4月の全線再開に向けた復興の象徴として、イベント列車に
活用される。

奇跡の車両は「キット、ずっと2号」として2往復。桜柄に装飾された
車両が盛駅のホームに入ると、鉄道ファンや親子連れが記念写真を撮り、
笑顔で乗り込んだ。
 震災発生時は、同市と釜石市にまたがる鍬台トンネルを走行。
大船渡市の南リアス線本部からの無線を受け、トンネル内で緊急停車した。
トンネル出口付近の荒川橋りょうが流失するなど、多くの線路が地震と
津波で被災。南リアス線の他の列車3両は水に漬かり、使用できなくなった。
 三陸鉄道の金野淳一運行本部長は「まさに間一髪。もう少し進んでも
遅れてもだめだった。」と振り返る。
 奇跡の車両は線路が被災したため、11年6月までトンネル内に停車。
その後、吉浜駅に置いた。さびた箇所を整備し、定期的にエンジンをかけるなど
「再出発」に備えてきた。
  (中略)
今後は土日、祝日に2往復を予定。金野本部長は「開業時から使っている車両。
復興に向け元気になってもらえるような存在になれば」と思いを込めた。
 桜の装飾はネスレ日本が行なう三鉄の支援活動「キット、ずっとプロジェクト」の
一環。クリップ






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4月7日付 岩手日報記事 特集面
 被災地を歩く⑤ 宮古市田老地区 防災のまち一歩ずつ
                      より抜粋

クリップ【減る人口】

(宮古観光協会の)「学ぶ防災」事業は反響が大きく、1年間の見学者は
約1万9千人。ガイド4人で忙しくこなす佐々木さんは
「支援への感謝を伝える役目もある。体力が続く限り頑張る」と
持ち前の笑顔を取り戻した。
北東に目をやると、地上6階のうち3階まで鉄骨がむき出しの
「たろう観光ホテル」が津波の脅威を今も伝える。
その裏山が市街地の集団移転先に決まった乙部地区。市の計画では
秋に造成が始まり、2015年度に住宅が建ち始める。
 
 (中略)

だが、田老地区の人口は震災直前の約4400人から約3600人に
減り、市の被災住民調査では約半数が田老以外での居住を希望。

(グリーンピア三陸みやこの仮設店舗「たろちゃんハウス」で営業中の)
○○さんは「新しい町ができても商売が成り立つか、不安も増している」
とこぼした。

旧市街地を南北に走る国道45号の西側、田老一中を1年4ヶ月ぶりに
訪ねた。津波をかぶり使用中止だった校舎1階は昨年復旧したといい、
3年の○○君と○○君は「学校生活に落ち着きが戻った」と近況を
語ってくれた。
だが、校舎から一歩外に出ると以前と変わらぬ広大な更地の光景だ。
復興の工程表が固まりつつある半面、成果が形に見えない現実の中で
葛藤を増しながらも、住民は歯を食いしばっている。
そんな中で防潮堤の復旧工事が今月半ばから本格的に始まる。
「安全確保はもちろん、防災の町のシンボルだからこそ急がれる」と
県宮古土木センターの所長。地域を勇気づける、本格復興へ大きな一歩に
なればいい。
                     (奥州支局 熊谷宏彰)

※田老地区の防潮堤と市街地復興
 「X型」の防潮堤のうち海側の第1線堤は海抜10㍍から14.7㍍に
増強、山側の第2線堤は地盤沈下した70㌢分のかさ上げを行ない同10㍍に
復旧する。完成は「第1」が2015年度末、「第2」が今年9月を予定。
新しい市街地は集団高台移転が乙部地区(造成後の標高約80㍍)の23㌶、
旧市街地では山側の19㌶を1~3㍍程度かさ上げして利用。15年度からの
住宅建設開始を見込む。
クリップ







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