2008-07-15 00:16:27
「IGFとは?」---シリーズ③---
テーマ:IGF
今日は前回のFGFに引き続き、リルジュに配合されている細胞活性化成分「IGF」について、田村さんにご説明いただきます。
―――こんにちは、今日はシリーズ③「IGF」について、よろしくお願い致します。
田村さん IGFは別名インシュリン様成長因子と呼ばれています。
IGFは、非常に広範囲に受容体を持つため、多くの細胞の成長を促進する働きをします。インシュリン様と名が付くのは、受容体も含めて、インシュリンと様々に関係するためですが、今回は、IGFの働きだけにスポットを当てますね。
IGFは、主に肝臓で作られています。腎臓、心臓、肺といった他の内臓や、さらには繊維芽繊維芽細胞、軟骨芽細胞、破骨細胞などでも作られています。
広く血液中に存在し、体のあらゆる部位の成長を促進している、といっても過言ではありません。また、母乳にも含まれていることが知られています。
アメリカの医療の現場では、その機能を生かして、糖尿病、小人症、筋萎縮症などの治療にも使われるようになってきているそうです。
―――IGFには前回のFGF同様、たくさんの種類があるのでしょうか?
田村さん IGFには、IGF-1とIGF-2の2種類が存在します。
まずIGF-1ですが、これは79のアミノ酸と3つのシスチン結合をもったコンパクトなたんぱく質です。体内ではIGF結合たんぱく質という特殊なたんぱく質(現在6種類ほど知られている)と1:1で結合した状態で存在します。
IGF-1は、1367のアミノ酸ユニットからなるIGF-1受容体に受け入れられることで、細胞内部のチロシンがリン酸化されます。その結果、伝達経路が活性化され、細胞分裂が導かれるのです。
次にIGF2です。基本的にはIGF1と同様の機能を持っており、構造も似ています。67のアミノ酸と3つのシスチンからなり、IGF結合タンパクと結合した状態で存在し、血液中に広く分布することも、IGF-1受容体に取り込まれて細胞を活性化させることも同じです。
異なるところは、IGF-2受容体に対する反応です。IGF-2受容体は、147のアミノ酸単位が15回程度繰り返してできた1本鎖の構造をしています。この受容体が今まで出てきた受容体と異なるのは、チロシンのリン酸化による伝達経路の開始がなされないということです。
すなわち、IGF-2にグロースファクターが受容されても、細胞は活性化しないのです。その代わり、受容したグロースファクターを貯蔵しておき、環境がそれを必要としたときに放出できるような働きをしています。
―――IGFグロースファクターの貯蔵庫のようなイメージでしょうか。
田村さん その通りです。
また、IGF-1とIGF-2は、このIGF-2受容体に対する反応が異なります。IGF-2受容体は、IGF-2とは反応しますが、IGF-1とは反応しません。
このことは、IGF-1が、貯蔵されることがないため効果を迅速に得たい医療現場などに向いているのに対し、受容体によって貯蔵され、必要なときに放出されるIGF-2の方が毎日のスキンケアには適していると考えられます。
ーーー丁寧なご説明、ありがとうございました。次回はシリーズ最終、RERUJUのメイン成分である、「リジュライン」をお届け致します。
―――こんにちは、今日はシリーズ③「IGF」について、よろしくお願い致します。
田村さん IGFは別名インシュリン様成長因子と呼ばれています。
IGFは、非常に広範囲に受容体を持つため、多くの細胞の成長を促進する働きをします。インシュリン様と名が付くのは、受容体も含めて、インシュリンと様々に関係するためですが、今回は、IGFの働きだけにスポットを当てますね。
IGFは、主に肝臓で作られています。腎臓、心臓、肺といった他の内臓や、さらには繊維芽繊維芽細胞、軟骨芽細胞、破骨細胞などでも作られています。
広く血液中に存在し、体のあらゆる部位の成長を促進している、といっても過言ではありません。また、母乳にも含まれていることが知られています。
アメリカの医療の現場では、その機能を生かして、糖尿病、小人症、筋萎縮症などの治療にも使われるようになってきているそうです。
―――IGFには前回のFGF同様、たくさんの種類があるのでしょうか?
田村さん IGFには、IGF-1とIGF-2の2種類が存在します。
まずIGF-1ですが、これは79のアミノ酸と3つのシスチン結合をもったコンパクトなたんぱく質です。体内ではIGF結合たんぱく質という特殊なたんぱく質(現在6種類ほど知られている)と1:1で結合した状態で存在します。
IGF-1は、1367のアミノ酸ユニットからなるIGF-1受容体に受け入れられることで、細胞内部のチロシンがリン酸化されます。その結果、伝達経路が活性化され、細胞分裂が導かれるのです。
次にIGF2です。基本的にはIGF1と同様の機能を持っており、構造も似ています。67のアミノ酸と3つのシスチンからなり、IGF結合タンパクと結合した状態で存在し、血液中に広く分布することも、IGF-1受容体に取り込まれて細胞を活性化させることも同じです。
異なるところは、IGF-2受容体に対する反応です。IGF-2受容体は、147のアミノ酸単位が15回程度繰り返してできた1本鎖の構造をしています。この受容体が今まで出てきた受容体と異なるのは、チロシンのリン酸化による伝達経路の開始がなされないということです。
すなわち、IGF-2にグロースファクターが受容されても、細胞は活性化しないのです。その代わり、受容したグロースファクターを貯蔵しておき、環境がそれを必要としたときに放出できるような働きをしています。
―――IGFグロースファクターの貯蔵庫のようなイメージでしょうか。
田村さん その通りです。
また、IGF-1とIGF-2は、このIGF-2受容体に対する反応が異なります。IGF-2受容体は、IGF-2とは反応しますが、IGF-1とは反応しません。
このことは、IGF-1が、貯蔵されることがないため効果を迅速に得たい医療現場などに向いているのに対し、受容体によって貯蔵され、必要なときに放出されるIGF-2の方が毎日のスキンケアには適していると考えられます。
ーーー丁寧なご説明、ありがとうございました。次回はシリーズ最終、RERUJUのメイン成分である、「リジュライン」をお届け致します。







