2008-07-15 12:49:22

「Rejulineとは?」---シリーズ④---

テーマ:リジュライン
今日は前回IGFに引き続き、リルジュに配合されている細胞活性化成分「rejuline(リジュライン)」について、田村さんにご説明いただきます。

-----こんにちは、今日はいよいよ最後の成分、シリーズ④「rejuline」について、よろしくお願い致します。

田村さん  まずその前に、今までグロスファクターは、生体内の細胞で作られて、それが周囲の細胞の受容体に取り込まれ、機能を発現するという話をしてきましたね。ですから昔は、動物の胎盤などから抽出して得るしかなかったのです。

しかし、近年はバイオ技術の進展により、構造のわかった分子量の低いたんぱく質(オリゴペプチドといいます)は、バイオ技術を用いて細菌などに作らせることができるようになってきました。

糖尿病の患者さんの中には、定期的にインシュリン注射を行っている方も多いかと思います。こうした時に用いられるインシュリン(51個のアミノ酸からなります)は、バイオ技術を用いて細菌に作らせているのです。
これまで紹介してきたグロスファクターも同様のバイオ技術を用いて作られています。

少し、その話をさせていただきますね。

DNAがアデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種の核酸からできていることは、聞いたことありますよね。この4種の核酸のうち3個が一組になってアミノ酸を表現(コドンといいます)しているのです。例えばCAAでグルタミン酸とかUGUでシステインというように決めています。始めや終わりを示すものなどもあります。

これらは、必ずしも1対1対応になるわけではありませんが、例えばEGFの53のアミノ酸配列が解明されているEGFでは、先ほどのコドンの規則に従えば、なんらかのDNAの配列に置き換えることもできますよね。実際、こうすることでEGFを作るDNAの切片を合成することができるのです。

細菌からプラスミドと呼ばれる輪になった遺伝子を取り出し、切ってから、先ほどのDNA切片をつなぎ、さらには元の輪の状態に戻します。これを元の細菌の中に返してやると、つなぎ合わせたEGFを作るDNA部分からオリゴペプチドを合成していきます。この細菌を培養すれば、大量のEGFを作ることができることになるのです。

ですから、現在のバイオ技術を用いれば、生体で作られるどんなアミノ酸配列を持つオリゴペプチドでも細菌に作らせることができるのです。
そのように考えると、なにもシスチンを含む大きくて不安定なオリゴペプチドを無理して作らなくてもいい、ということになりませんか?

実際、受容体タンパクはグロスファクター分子の全てを認識しているわけではないのです。一部が合えば認識するのです。
最新の研究では、受容体の構造がわかると、どのようなリガンドがシックリくるのかが実験や計算機を用いてかなり正確にわかるようになってきました。

-----そこでリジュラインがデザインされたわけですね。

田村さん  そうです。リジュラインは愛称で、正式には、「アセチルデカペプチドー3」です。

今まで説明したEGF、FGF、IGFは、人間が既に体内で作っているものですが、Rejulineは、化粧品として用いる為にデザインされたオリゴペプチドです。アミノ酸が10個程度ですから、EGFよりさらに小さなものです。今まではなじみのある「たんぱく質」という名称を多く用いておりましたが、こういったごく小さなたんぱく質のことは、オリゴペプチドといいます。オリゴ糖のオリゴですね。高分子量化したものをポリといいます。ですからたんぱく質はポリペプチドといいます。

Rejulinは、デカペプチドですから、10個のアミノ酸といくことになりますね。しかしながら、これをデザインしたCaregen社の資料によれば、繊維芽細胞、ケラチン細胞、などの増殖を促し、細胞の寿命を延ばし、プロコラーゲン(コラーゲンの前駆体)、フィブリネクチン(細胞とコラーゲンを着け、動きに対して弾性を持たせるたんぱく質)、ラミニン(くもの巣上に張り、細胞間を接着し張りを持たせるたんぱく質)、ヒアルロン酸の生成を促進させる、との実験データが出ています。

もちろん、安全性に対してはさらに多くの実験がなされており、化粧品として、十二分に安全であることが証明されています。

「RERUJU」では、日本で始めてこのRejulineを本格的に配合した美容液です。他のGF配合の美容液に含まれるGFが全部あわせてもせいぜい1ppmであるのに対し、本製品では25ppmの高濃度で配合しています。通常のGFを用いていては、こんな高濃度で配合すれば、一般の人の買える値段にはなりませんね。

化粧品用に最適化されたオリゴペプチドを用いたからこそ実現できることだといわねばなりません。
RERUJUのもうひとつ大きな特徴は、オリゴペプチドを「ナノソーム」にしている、ということなのですが、今日はだいぶお話が長くなってしまいましたので、次の機会に、ということにいたしましょう。

-----田村さん、本当に長い時間、お付き合いいただきましてありがとうございました。

田村さん こちらこそ、ありがとうございました。

-----次回は、「ナノコロイドとリポソーム」をお届けいたします。

Amebaおすすめキーワード

    AmebaGG NEWS

    powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト