2011-03-20

シオル

テーマ:カナシイトキ

静かな佇まいに

のばした背筋に

よく通る声に


見えるものを感じるのではなくて

感じるものを見る。


この国の

遠い親から

受け継いだ心で


堅いオモテのウラの

柔らかな肌を思い


抑えられた鼓動が作る

繊細な息遣いを嗅いで


待ち人を待つ

彼らのなかに


立ち尽くす

自らを


読め。







地震で被害に遭われた方々


多くの悲しみや苦しさをしまいこんで

前を向いている姿勢にうたれます。


微力ですが

ずっと

応援していきたいです。

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2010-04-08

肌温

テーマ:カナシイトキ

必要以上に

怖がる必要なんてない。


あなたを

ひどく

傷つけるつもりはないから。


わかってる。


道具なんかじゃなくて

ただ

わたしの素手で


叩かれるとき

あなたに

伝わる


この体温の

生々しさが

こわい、というのは。


肉体より

関係性の


傷ではなく

痕を


つくる

鈍い


防御の延長のような

ながい


痛みの

記憶の


愛撫としての

祈りとしての


打擲の音が


   ― 鳴る。







ちょっと短かったのですが

小説はなんとか応募しました。

まだまだ下手ですね。


ブログは本当に休みがちでしたが

また、きちんと書いていこうと思います。


7月に予定している合同の写真展は

ようやく写真をきめました。


映画も少しずつ観に行きはじめています。

昨日観た「ハート・ロッカー」は面白かったです。


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2009-09-25

成長

テーマ:カナシイトキ

あなたは


春が欲しかったのだと

秋になって知る。


わたしから熱をうばう

涼しい風。


わたしが

努力して

ようやく得たのは


分別

それと熟練。


愛し方の。


もう ここに

あなたの欲しがる

未熟さはない。


届いていると思っていた。


あのひとたちとは違うから。


常識にとらわれない価値観

奇をてらわない日常の所作。


過程しか持たない

あの場所から逃げ出して

なりたいものになった

わたしには


もう

あなたさえ

必要ないのだと

伝えなければならない。






涼しくなっても

行動力は

失いたくないですね。


近くに気持ちの良い場所を

みつけました。



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2009-05-29

ネガイ

テーマ:カナシイトキ

叫ばないから

聞こえないんじゃない。


澄んだ空気に

消えていきそうな

ささやき声でも


本当のコトバは届くはず。


ゆるい

メロディ。


オモイは

ふりほどけない。


痛みをやりすごすために

ニブクは なれなくて


痛みをやりすごすために

あなたのココロに

もっとビンカン になっていく。


かわいた笑い声は

どこから。


強がっているのは

どっち。


もう償えないからと

不完全なコウゲキを

やめられないのなら


もっと

ちがうやりかたで

たのんでください。








「リリィシュシュのすべて」を観ました。



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2009-02-20

ブランコ

テーマ:カナシイトキ

放り出して!


と、心が叫んだとき

体は必死で

鎖にしがみついていた。


青い空。


放り出して!

放り出して!


本当に願ったのに

そのたびに

視線は暗い地面に

引き寄せられる。


自分が嫌い。

美しくない。


理性を持つ体と

痛みに慣れた心と


その間で

さっきから

ゆれている私 と。


公園の隅のベンチで

オカアサンが笑っている。


幼い私を侮って

安心しきった顔で。


手首を切ったオネエチャン。

屋上から飛んだトモダチ。


受け止めて!


手を離し

叫んだときに

初めてゆがんだ

オカアサンの顔。


まぶしい。


バランスを崩して

描く放物線は

やっぱり

最後まで美しくなく


やわらかな光の中で

ぷつんと

消える。





昔の詩のノートが出てきて

これは

それを元に書いています。


19歳くらいかな。


死にたいと思ったことは

いままで

一度もありません。


今は風邪と花粉症でダウンです。


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2008-10-24

けがれ

テーマ:カナシイトキ

蒼い空の日。


3番線のホームで

ながれていく

雲を見上げながら


わたしは

セカイの

ぎりぎりの端に

立っていた。


ゆれて。


日の光を

まぶたに受けて

幸せの記憶を

呼び戻す。


あの時


あなたも

笑っていたはず


それとも


心から

笑っていたのは

わたしだけ

だったのか。


線路脇の

名前も知らない

赤い花。


その

花びらの

美しさに

涙がにじむ。


セカイは

きれいで。


そそのかしたはずの

あなたは

人前で 

ののしってばかりいる。


わたしは

汚くて。


こどもみたいに

強く

唇をかんだ。


涙のわけを

痛さに置き換える。


もしわたしが

汚いなら

よごしたのは

あなたにちがいない。


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2008-08-08

罰、ですらなく

テーマ:カナシイトキ

せめて

見つめあおう。


こんな風に

触れ合うときには。


せっかちに

微笑んで



傷つくために

いそいそと

愛しあって。


肌と肌の

心と心の

こすれる匂い。


耳を澄ます。

ここにあるはずの甘い声を探して。


ごめんなさい

ごめんなさい


君は

かすれた泣き声で

誰かに謝るばかり。


慰めよりも

もっと

乱暴に


僕は強く

君をつかむ。


許しを請うことは

許されたいと

願うことと同じではない


そう

知っているから


だまれ

だまれ


君を揺さぶって


僕は

まだ

攻撃をやめない。


君の君への

僕の僕への


いびつな自虐。


ほとんど

愛の形に似て。



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2008-06-20

まだ

テーマ:カナシイトキ

幼すぎると

あなたは

わたしの肩に

上着をかける。


ふわり

包まれる

あたたかい匂い。


男の人のジャケットの

粗い布目で

わたしの未熟な肌は

こすられ


赤くなる。


中途半端な痛みが

くるしい。


 帰れ。


あなたは

本気でおこっていて

わたしは ただ

正座のまま うなだれる。


いやいやと

左右に首を振って。


ああ、こんなことをしても

ますます開く。

子どもっぽいわたしと

あなたとの距離。


あなたは

わたしの二の腕をつかんで

かわいた床に

立たせようとするけど


わたしは

その手を振り払って

上着が肩から

落ちるのに任せ


ただひとつの

体だけになって

あなたの胸に滑り込む。


だって

さっきから

ずっと見てた。


開いたシャツの奥の

その肌に触れたくて。


ごめんなさい。

はしたなくて。


つきとばされたり

抱きしめられたりするまで

聞く。


押し付けた耳に

響く鼓動。


あなたの答え。







夏が好きなので

暑くなっていく日々が嬉しいです。


友人にもらった新しい自転車で

街を走りまわっています。

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2008-05-02

2度めの

テーマ:カナシイトキ


  GW赤さつき


 ― ごめんなさい。


床に腰をおろして

あなたを見上げた。


冷たい視線が

わたしに

注がれている。


幼いころ

泣きながら謝っても

ぜったい許さなかった母に


教えられた表情で

あなたが

静まるのを待っている。


開け放した窓の遠く

夜の通勤電車がすぎる。


踏み切りの

胸にひびく

空気をきざむ

甲高い音が届く。


たぶん

正しいのは

あなたの理性、なのだろう。


たとえ

2度目でも


あんなふうに

わたしから

求めては

いけなかったのだ。


なんの迷いも

うしろめたさもなく


はしゃいで


あなたに

ふりほどかれるまで

まとわりついて


あんなことを

求めたわたしを


どうか


もう

許してください。



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2008-01-05

べつのひと。

テーマ:カナシイトキ


   違う景色


ふゆのひなたは

すんで

まぶしい。


だから


うつむいて

さがす

めをふせて


さがす


あなたの

やさしさを

とりもどす

すべを。


こうえんの

べんちの

とくとうせき。


たいせつな

あなたは

てをのばせば

とどくきょり


なのに

かたも

だいてくれない。


だまったままで

わたしを

さばく。


わたしは

しずかに

わらう。


こんなの

ぜんぜん

なんでもないと


こうかくの

ゆがんだわらいを

ねんのためにつくる。


だって

ひつようだった。


あなたのとなりで

そっと

あたまに

おもいえがくひとが。


あなたのいないとき

じゃなくて

あなたの

そばにいるときに


すきで

すきで

すきで


くるしくて

くるしくて

くるしくて


しあわせで

ふあんで

さけびだす


おもいを

そっと

そらす

べつのひとが。


あやまるのは

こわい。


なにかが

きまってしまうのが

こわい。


ミニスカートの

あしをくみかえる。

かみをかきあげ

うなじをみせてみる。


あなたに

ひどいことをしたから

じゃなくて


だれかに

ひどいことをしたきみが

ゆるせないと


ようやく

ひらいたくちで

そんなふうに

いわれたら


もう

あなたに

ふさわしくなど

にどとなれない


きがして


あとは

ただ

ないてみようか。





嘘をつくことで人との関係に

余裕をもつ。

悲しいけれど、そういうひともいます。

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