2006-11-20

映画 地下鉄に乗って

テーマ:映画のヨロコビ

ブログに時々コメントをくださるQさんのお勧めで

篠原哲雄監督「地下鉄に乗って」を観に映画館へ行きました



堤真一が演じる主人公・長谷部真治は

小さな下着メーカーの営業マン。


巨大なアパレルメーカーを

一代で築き上げた父親・小沼佐吉に反発し

籍を抜き母親の姓を名乗っている。


ある日

父が倒れ弟から病院に呼ばれるが

兄が父のせいで亡くなったと思っている真治は

父を許せず、すぐに病院にいくことができない。


そして

営業先へ向かおうと

物思いに浸りながら地下鉄のホームへ。


ホームで中学校の恩師に会って話をしているうちに

駅はなぜか昭和39年、兄が死ぬ数時間前の

自分が住んでいた町につながってしまう。


そこで出会う兄。過去は変えられるのか。


それから

主人公と愛人・みち子は

何度も過去と現在を行き来することになる。


あまり幸せではない

子ども時代の思い出を持った二人は

親たちの若く純粋な時代に立会い関わることで

今度は親の視点から同じ出来事を理解していく。


理解。


かたくなだった心がとけていく瞬間。


真治とみち子は親たちを理解してはじめて

親たちと同じ立場にたっている自分たちを理解し

自分たちが惹かれあう理由を理解し

自分たちの相手への愛情を肯定できたーと思う。


原作、浅田次郎。

ストーリーはとても面白かった。


昭和の町、闇市、そしてメインの地下鉄、

すべてとてもすばらしく、楽しかった。


それでも

映画には少しもの足りなさが残る。


時間的なもののためか

一つ一つのシーンや

親子の確執の場面、

そして分かり合う場面が短すぎるきがした。


もっと深く人物の心情をじっくりと

話を進めて欲しいと思うのは

映画としての長さを考えたとき無理な注文かもしれないが。


あとは現在と過去をつなぐのに

地下鉄のトンネル映像を使うのも多すぎるきがする。

全場面に使う必要はないし

主人公本人が感じているであろうように

いきなりタイムスリップするのも良いと思った。



「自己犠牲」なんて

ひとりよがりな気がするけれど

そんなの押し付けるなって

いつもなら思うけど


この場合は

普通じゃないから

いいのかもしれない、と少し許せた。



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2004-11-02

映画 ヴァイブレータ

テーマ:映画のヨロコビ
  主人と子供が眠った後の
  DVD鑑賞は無上のよろこび!
  恋愛中心に書いてみたいと思います。


  「ヴァイブレータ」

この映画の主人公の女性を演じるのは、寺島しのぶ。
何かの授賞式での彼女を、
初めてテレビで見た時には、
大人だな、というのが1番の印象でした。

けれども、
この映画の中で彼女が演じるルポライターの玲は、
大人としてオンナとして
背筋を伸ばして立っていることに疲れた女性です。
摂食障害があり、アルコール依存があり、
自分自身の頭の声に悩まされています。

彼女が雪の降るコンビニで出会ったのが
トラック運転手の岡部(大森南朋)でした。
ぬくもりを求める玲を岡部はトラックの運転席に誘い、
ただ彼女を受け止める。

「あなたに触りたい」と言いながら
震えている、よく知らないオンナを、
じっと見ている時のオトコの視線。
彼女の怯えを感じ取って
「こっちにくれば」という岡部の声の優しさ。

岡部から、ぬくもりを得ることができた玲は、
仕事で新潟へ向かう彼に同行し、
追い詰められていた自分自身をも解放していくのです。

大人っぽい印象だった寺島しのぶが
とても可愛い表情をするのが意外でした。
自分の子どもっぽさをもてあます場面もイイ。
寺島しのぶも大森南朋も
その演技のうまさに引き込まれます。

オンナとして玲に感情移入しながら
オトコの弱いものをいたわる本能、
そしてその「ぬくもり」に
ジンとしてしまう映画でした。
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2004-10-06

映画 猟奇的な彼女

テーマ:映画のヨロコビ
 主人と子供が眠った後の
 DVD鑑賞は無上のよろこび!
 恋愛中心に書いてみたいと思います。
 
 
「猟奇的な彼女」

賞もたくさん受賞し
人気の高かったこの韓国映画、
ごらんになりました?

ある日電車の中で
酔った女性を介抱したことから
大学生キョヌは名門女子大生の彼女と付き合いはじめます。

ところがこの彼女「猟奇的」と言われるだけのことはあって
キョヌに無理なことを要求したり思い切り殴ったり。

でもキョヌは彼女の激しい感情の裏にある寂しさを感じて
彼女をとことん受けとめてあげるのです。

ものすごくコミカルな2人の関係。
でも終盤になると心にぐっとくる場面もあって…感動。
かなり良いです。

映画を見て主人公に自分をダブらせたこと
ありませんか?
私…この映画で思いっきりダブらせました。
20代の自分と。

えっ!いつあんなに可愛いくて美人だったの?
とヒトリツッコミ。
でも確かにあの頃の私は「猟奇的」でした。

お客さんのたくさんいる喫茶店で
彼の顔を叩いたことも
彼にお水をかけたことも
デートの途中でふざけて消えてみせたことも
電車の長いシートに座ってキスをせがんだことも
騒ぐ酔っ払いに「道徳観念のない人ですね!」と
喧嘩を売ったことも

それでも
いつも私を受け止めてくれた彼がいました。

今はどうしているのでしょう。
私と同じように結婚して子供とくらしているのでしょうか。
「猟奇的」ではない暮らしを。

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