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2014-01-08

謹賀新年2014

テーマ:約束


    2014謹賀新年



ことしもよろしくお願いします。
   

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2013-12-26

聖夜

テーマ:約束


ツリー



僕を傷つけないように

あなたが選んだ場所は

恋人たちの集まるツリーの下の

目立つ一角。


赤いコートで

約束の時間通りに

顎を上げ

あなたは僕の姿をさがす。


ぴったりとした革の手袋の中

マニュキュアのない細い指先


本当はそこにあるはずの結婚指輪は

あの日、僕がそっと盗んで

人質のようにしまっている。


きよしこのよる

ほしはひかり


そっと近づき目が合った時の

あなたの笑顔を信じたい。


拒まれるのが怖くて

こどもっぽく

北風にさらして冷えた

僕の両手を包み


あやすように

何度も息を吹きかける

あなたの温かさを信じよう。


今夜、だから。




メリークリスマス!

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2012-02-13

バレンタインデイ キス

テーマ:約束

甘さを感じるために

わたしは舌を使い

やわらかさを感じるために

あなたは唇を使う。


 ねえ、どっちが熱い?


 あの硬いチョコレートを

 先に溶かしてしまうのは?


濡れているから

わたしは舌を選び

包みこめるから

あなたは唇を選ぶ。


夢中になって


どろどろで

べとべとになって


無邪気な競争が終わった後で


汚れた場所を

ぬぐいあう。


できるだけ器用に

できるだけやさしく


お互いお気に入りの

舌と

唇を使って。




映画「ものすごくうるさくて

ありえないほど近い」を観ました。


悲しく美しく

きっと忘れられないと思います。



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2012-01-01

謹賀新年2012

テーマ:約束

   
      ひより軒・恋愛茶漬け-年賀2012




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2011-11-20

牡鹿

テーマ:約束

めったにないことだったが

居間のソファで兄が居眠りしてしまうことがあった。


晩秋の柔かな光が

空気の中の小さなほこりまで

きらきら光らせるような午後


ずっと触れてみたいと思っていた兄のうなじに

わたしはそっと指先で触れた。


汗ばんだ産毛は短く

動物の毛のように揃っている。


わたしは心の奥で牡鹿を思った。


牡鹿は若く

まっすぐに立ち

遠いまなざしを持っている。


わたしは目を閉じ

兄の夢の中に

その鹿を追いかけていく。


吸って

吐いて


くりかえす寝息のゆるいリズムに

呼吸を合わせようと夢中になれば

まどろみは静かにわたしを包んだ。


湖と間違うほどの池

水草の揺れる水面


そのほとりを

わたしたちは並んで歩いている。


話しているのはわたし一人だ。

兄は無口な人だった。


子供らしくふざけてお互いの体に

触れ合ったこともない。


鹿の背にそっと置いた手のひらが

人ごみではぐれそうなときだけ繋いだ

兄の手の暖かさを思い出させた。


兄の声が聞きたかった。


言葉が聞きたかった。


ただ、わたしの名前でもいい。


風が吹き

枯葉が舞って

前触れのようにさざ波がたった。


しかし

わたしの願いはむなしく

その静かな景色の中で

鹿は哀しい口笛を吹き始めた。






ブログを休んでいる間に

小説の講座で

井上荒野さんに小説を読んでいただいたりしました。


もちろん

ダメだしもたくさんされたけど

「頑張って書いてね」と握手をしていただいたりして嬉しかった。


白石一文さんや

大沢在昌さんにお話を聞いたり


贅沢なこと……ですよね。


本当に書きたいと思う日々です。


小説家になる、ということと

小説を書く、ということが

自分の中でイコールになっていないから


心構えが全然ダメ!なんだと思うけど

今は、とにかく小説が書きたい。


苦しんで書いていきたい、です。


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2011-01-01

謹賀新年2011

テーマ:約束


ひより軒・恋愛茶漬け-新年2011



今年もよろしくお願いします。     ひより。

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2010-10-25

しかえし

テーマ:約束

怒りが

恥ずかしいことだと

知っているオトコは

大人なのだ。


そして

結局は


一番

子供っぽい

やり方で

恨みを晴らす。


ありきたりなオンナの

なにが怖いのだろう。


強さの裏の弱さ

明るさの裏の暗さ


隠そうとするしぐさで

さらされる傷が

オトコの優しさだけは

本物だと教えている。


オンナは知っていた。

だから

思っていた。


長い時間をかけて

覚えたやり方で

許すことで争いに

最後に勝ってしまったとしても


微笑みかけるだけで

ひるんでしまうようなオトコを

ふたたび

傷つけないようにしよう、と。




小説を書いていると

なかなか更新できなくてすみません。


今週、小説講座で矢作俊彦さんにお会いしました。

想像通りの素敵な方でした。

小説よりも映画のお話のほうが楽しそうでした。

もうちょっと早く知っていれば

シネマベーラの川島透映画祭も行ったのにな。


その前日は友人に誘われて

七里圭監督の「眠り姫」を観に行きました。

チラシに黒沢清監督の

コメントが載っていてちょっとびっくり。


すごくいい場面もたくさんあったけど

私の中では どうしても

黒沢清監督と比べてしまうのです。ちょっと残念です。


最近すこし煮詰まっていたのですが

いろいろなところへ行くと

いろいろな人がいて面白いですね。


誘ってくれる友人には

いつも感謝です。


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2010-08-20

こどもだまし

テーマ:約束

だまされたのは

誰、だったのか。


その嘘には

やさしい微笑が

添えられていた。


 なんでも できるよ。

 わたしを

 見てくれるなら。


一番簡単なのは

何も知らないふり。


大人たちの

期待を裏切らないように


驚くことや

喜ぶこと


つい夢中になって

やり過ぎないように


はしゃぐことや

まとわりつくこと


 叱って。


 ねぇ、はやく

 それを教えて。


キャンディは

魔法の薬。


今だけの

薄い物語。


やがてくる現実が

痛くても

痛くなくても


だました過去を忘れて

だまされるヒトの

言葉にできない

快感が知りたい。


その

世界への

無防備な

信頼が持つ快感を。






ご無沙汰していました。


暑さからか

パソコンが動きませんでした。

(こどもたちが

夏休みで使いまくるのも一因かも)


長男にパソコンを買い

いろいろと

高速化をはかり

なんとかまともに動くようになってきました。


また

ペースを戻して書いていきたいです。







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2010-05-15

絶対領域

テーマ:約束

オーバーニーじゃなくて

サイハイ


あなたが見たいのは


どんなに細く絞っても

肌につく

薄赤のライン。


その領域の境界。


脱いだらダメで

ずらすだけで


わたしは

ずっと うつむくだけで


遠巻きな欲望の

遠慮のない強さに

静かに そっと

傷つくこともある。


好きか

嫌いか

なんて


シンプルな質問には

答えられない。


だから

膝頭をゆるめて

気をそらす。


つかんではダメで

触れるだけで


壊してはダメで

使うだけで


誰に

指摘されなくても

わかっている。


最初から

あなたは


一度も

わたしを 見ない。






サイハイソックスって

かわいいですよね。


昔から

筋肉質で脚が太いので

履いたことは

ありませんが…。


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2010-04-17

山桜心中

テーマ:約束


ひより軒・恋愛茶漬け-yamazakura2010



あの山桜の下で

わたしを

オトコが待っている。


オトコは裸足だ。


脱ぎそろえた靴の

磨かれた革の上に

柔らかな花びらが

そっと触れては落ちている。


約束まで

あと3時間


オトコの手に

銀の携帯電話


いや、それまで、

ここで君を待つ

もう着いたから

花びらを浴びて

ここで君を

だから、ゆっくり来なさい


オトコの声は

傷ついて枯れている。


土が

わたしの代わりに

オトコの足を

柔らかく包む。


わたしは少しも

優しくしない。


適切な優しさは

わたし自身の

過去の傷を露呈する


そんなふうに考えるオトコに

少し

うんざりしているからだ。


心中でも

するつもりかもしれない。


それなら

それもいい。


古い捻じ曲がった

桜の枝を見上げて

ふたり

横たわる。


最後だから

汚れて

心中だから

離れないように

絡まり合って


結局は

思いとどまる。


あらためて

絶望できないほどの

ものの美しさを


外でなく

お互いの内に

発見して。





今年は上野、浅草、お台場、白金、王子に

桜を見に行きました。


家の近くでは

まだ美しく桜の咲いているところがあります。



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