2012-03-11

人生を美しく描くことに後ろめたさは必要か。

テーマ:開かれたマド

わたしたちは

大人だった。


酒に酔い

人に酔わず

狭い場所で

膝を突き合わせ


何かを

伝えようと思えるくらいに

十分に大人で。


ここに視線を延ばす海があり

オンショアの風を浴びながらなら

あの人はああして

わたしを責めただろうか。


 「うそつき」


何度も

人に言われたように

初めて

あの人が告げた。


 「うそつき」


だけど

あの人のいう本当だって

本当ではない。


人も

人生も

世界も

あの人が言うよりは

もっとずっと綺麗だ。


あの人の

用心深さ。


あの人の

責任感が

そう言わせるのだろう。


わたしを「うそつき」と

呼ぶのだろう。


物語を

美しく描くことに

罪悪感を持てと言うのだ。


なぜか

あんなにも心から

くやしそうに。





先月

角田さんに

小説をみていただくことができました。

本当に幸せなことです。


角田さんは正義感の強い方で

そこがとても好きなのですが

(わたしにとって)嫌なこと、ひどいことも

小説に書いていかなければと言われました。


今日のこれを書いたのは

そのことに対する反発ではないのです。

うそつきなんて言われていませんし。


ただ

現実から目をそらすためではなくて

現実を受け止めていくために

世界が美しく見える見方を

示したいと思うことがあります。


どこかで戦っているひとたちに

そういう

声のかけ方もあると思うのです。



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コメント

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2 ■ありがとうございます

コメントありがとうございます。

後ろめたさということについて
最近よく考えます。

1 ■私の残薄な知識の知る限りですが

現実をありのままに書く事をリアリズムといいますが、そのような意味ではなくて、小林秀雄氏なんかは、「主人公がよく描けている」という言い方をしますね。
絵で言えば、コップのデッサンが、しっかり描けているという意味です。

逆に三島由紀夫氏などは、現実をそのままかくのではなくて、あるべき姿を描くと、言っていますね。

私の個人的な意見ですが、小説も絵も、どうやって描いてもいいのだと思います。
それが個性ですからね。^^

ただ売れる売れないは、まったく別の話です。

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