2010-05-21

守りたいもの

テーマ:大切なモノ

初めて会った日は

遠い初夏。


あなたの好きな色は?

と、

まだ慣れない横顔に聞くと


暖かい色が好きだな

と、

彼は答えた。


赤でも

紺でもなく

グリーンでも

ブラウンでもなく


「暖かい」


その

あいまいな答えのせいで

あのとき

わたしは彼に惹かれたのだ。


こんなに近く

それ以上なにも。


ふたりの中の

それぞれの

暖かな景色を守る意思。


木漏れ日

静かな時間。


ああ

彼は本当に美しい男だった。


「美しい」


その

あいまいな言葉を

あえて使い


あなたの思う彼と

わたしの中の彼を守る。


拘束のない

自由な広がりの中で。







少し、わかりにくいかもしれません。


前から思っていることですが


あえて広義な(あいまいな)言葉をつかい

話し手と受けての中に生まれる

それぞれのイメージを楽しむ


というのは、アリなのではないか、と。


前回、2s3knyさんにコメントで

好きな言葉は?と聞かれ


「美しい」という言葉の

話し手(書き手)と聞き手(読み手)の間の

イメージの大きな開きが

逆に面白くて好き、と答えようとして

これを書きました。

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2010-05-15

絶対領域

テーマ:約束

オーバーニーじゃなくて

サイハイ


あなたが見たいのは


どんなに細く絞っても

肌につく

薄赤のライン。


その領域の境界。


脱いだらダメで

ずらすだけで


わたしは

ずっと うつむくだけで


遠巻きな欲望の

遠慮のない強さに

静かに そっと

傷つくこともある。


好きか

嫌いか

なんて


シンプルな質問には

答えられない。


だから

膝頭をゆるめて

気をそらす。


つかんではダメで

触れるだけで


壊してはダメで

使うだけで


誰に

指摘されなくても

わかっている。


最初から

あなたは


一度も

わたしを 見ない。






サイハイソックスって

かわいいですよね。


昔から

筋肉質で脚が太いので

履いたことは

ありませんが…。


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2010-05-02

昔の男

テーマ:シアワセのかたち


ひより軒・恋愛茶漬け-水 波紋



季節の変わり目の

ぼんやりとした風が吹き


記憶の中の

甘い香りが

わたしを嬲る。


あからさまに

ときめくのだから

みじめだ。


普段

思い出すこともない

昔の恋人は


ほんの少しだけ

幸せじゃないときに

目の前に

あらわれる。


どんな偶然か

どんな皮肉か


たとえ遠く離れていても


わたしが

わたしであるかぎり


この人の支配から

逃れてはいなかった、と

心から知る。


隣の人なんてどうだっていい。

ただ

彼の気をひきたい。


しつこすぎて

冷たく

追い払われるまで


誰かに

懲りないと笑われても

同じ過ちと

別れを繰り返す。


光り、影。

弱者と強者。


行為のときの彼の

説明のない涙が

また 見たい。








先月の小説講座は平山夢明さんでした。


基本的にホラーが好きなわたしは

平山さんの小説も映画評も大好きですが

ご本人は、というと

面白すぎ!想像以上の楽しさでした。


ご一緒にお酒もいただき

楽しさが増したところで

先に帰らなければいけなくて本当に残念でした。



ゴールデンウィークは

映画「第9地区」を見に行きました。

発想も斬新で

映像もグロく美しく面白かったです!


先が読めずに短く感じました。


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