2006-11-24

レイコク

テーマ:オ・ネ・ガ・イ

         te


いつも


だれとも

目をあわせないから


近づいて

あなたを

下からのぞきこんだ。


その肌は

どこも黒ずんでいないのに


殴られたばかりの

ヒトのように見えた。


かすかにゆがんで

汗をかかない。


あなたの


プロフィールに書かれた

冷酷

の文字。


もう長いこと


冷たいこぶしが

何度も

あなたを

叩いたのだとしたら


宝石のように

透けてしまうまで

硬く


結晶を結ぶ

あなたのほうが

冷酷なはずはない。


外側ではなく内側。


自分を切るために

砥いだコトバで


わたしを

いくら

遠ざけようとしても


あなたに負けないくらい

痛みには強いから


笑えるよ。


あなたが

目をそらすくらい

明るく。


どけよ。


と、突き飛ばされる。


こんなに小さなわたしでも

あなたに

つよく抱きつけば


もう

あなたは

自分を傷つけられない。


疎み

でもいい。


あなたが

顔をあげて

わたしを見るとき


わたしの

うしろにある

ひがさす

せかいに


あなたが気づく

可能性を信じて





映画「手紙」を観ました。





         
  

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2006-11-20

映画 地下鉄に乗って

テーマ:映画のヨロコビ

ブログに時々コメントをくださるQさんのお勧めで

篠原哲雄監督「地下鉄に乗って」を観に映画館へ行きました



堤真一が演じる主人公・長谷部真治は

小さな下着メーカーの営業マン。


巨大なアパレルメーカーを

一代で築き上げた父親・小沼佐吉に反発し

籍を抜き母親の姓を名乗っている。


ある日

父が倒れ弟から病院に呼ばれるが

兄が父のせいで亡くなったと思っている真治は

父を許せず、すぐに病院にいくことができない。


そして

営業先へ向かおうと

物思いに浸りながら地下鉄のホームへ。


ホームで中学校の恩師に会って話をしているうちに

駅はなぜか昭和39年、兄が死ぬ数時間前の

自分が住んでいた町につながってしまう。


そこで出会う兄。過去は変えられるのか。


それから

主人公と愛人・みち子は

何度も過去と現在を行き来することになる。


あまり幸せではない

子ども時代の思い出を持った二人は

親たちの若く純粋な時代に立会い関わることで

今度は親の視点から同じ出来事を理解していく。


理解。


かたくなだった心がとけていく瞬間。


真治とみち子は親たちを理解してはじめて

親たちと同じ立場にたっている自分たちを理解し

自分たちが惹かれあう理由を理解し

自分たちの相手への愛情を肯定できたーと思う。


原作、浅田次郎。

ストーリーはとても面白かった。


昭和の町、闇市、そしてメインの地下鉄、

すべてとてもすばらしく、楽しかった。


それでも

映画には少しもの足りなさが残る。


時間的なもののためか

一つ一つのシーンや

親子の確執の場面、

そして分かり合う場面が短すぎるきがした。


もっと深く人物の心情をじっくりと

話を進めて欲しいと思うのは

映画としての長さを考えたとき無理な注文かもしれないが。


あとは現在と過去をつなぐのに

地下鉄のトンネル映像を使うのも多すぎるきがする。

全場面に使う必要はないし

主人公本人が感じているであろうように

いきなりタイムスリップするのも良いと思った。



「自己犠牲」なんて

ひとりよがりな気がするけれど

そんなの押し付けるなって

いつもなら思うけど


この場合は

普通じゃないから

いいのかもしれない、と少し許せた。



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2006-11-17

埠頭

テーマ:カナシイトキ

埠頭に止めた車から

降りて

夜の波の色をみる。


潮の香り。

ひんやりとした空気。


あなたに肩を抱かれ

ぴったりと寄りそって

あいまいな

水平線に目をこらす。 



 いいの?

 うん。



あたたかくて

しあわせで


そんなとき

いつも

そうであるように


わたしが

あなたのいちばん、には

けして

なれないことに


あなたのほうが苦しんでいる。


あわれんでいる自分も

受け入れている自分も

きっと

あなたは嫌いで。


水平線から

目をうつして

あなたをみあげれば


やわらかな私の笑顔が

悲しそうな

瞳の真ん中でゆれている。



 いいの?

 うん。



離れるタイミングを

覚えた唇がおりてきて

そっと

わたしの耳たぶに触れる。


約束どおり

香水はもうつけない。


君の匂いが好きだという

あなたの嘘を

わたしは許した。


耳をすます。


首筋を伝う唇の

ずっと遠くの波音の


わたしのカラダの奥


あなたしか入っていない

ココロという場所に

満ちていく音に。








今日は映画「地下鉄に乗って」を観てきました。


それで

こんな感じのものを書いてみました。

感想はまた改めて書きます。


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2006-11-10

きいてない

テーマ:シアワセのかたち

空には

ひんやりと

月。


風。

そのにおい。


ゆれている。

ちらちらする。

木々の影。


テレビを消して


さっきから

あなたが

遠くでなにか

どなっている。


ベッドで

腹ばいで

世界最強の格闘家に

なっていた私は


読んでいた本から顔をあげ

その刺激的な

オトコのひとの世界から

引き離される。


 そんなに

 おおきな声を出さなくても

 きこえるよ。


 ホントは

 ぜんぜん

きいてないくせに。


あなたを眺める。



笑わない

魅力的なオトコの

目をじっとみる。


まだ濡れた前髪が

顔にかかって

いつもよりずっと

あなたを幼くみせている。


 おいで。


小説の主人公の

優しい声音をまねて

命令する。


一瞬

あなたは


いつものように

自らの若さに傷ついて

視線を下に

落としたまま


私の毛布に

もぐりこむと


冷え切った

氷のようなつま先を

私の暖かい脚の間に

滑り込ませようとする。


明るい悲鳴と

無防備な笑顔。


さんざん

笑い転げてから

ようやく

それで?とたずねても


もう

あなたは

私の中で

あたたまることに夢中で


なにも

きいてない。





これを書きながら

パソコンの前で眠っていました。


眠い~。

バイトにいけるかな。


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2006-11-03

ルール

テーマ:約束

trap


習慣という

ルールがあった。


あなたが 求めて

わたしが 答えて


かつて

静かに

交わされた約束。


 誓います。


あれは

巧みな宣告だった。


 誓います。


目に見えない

何かにしばられる。


眠り。

目覚め。

交じり合う体臭。


保たれる

くらしという

平穏なかたち。


あなたのため が

わたしのため で


誓って

それだけが

幸せで。


そうして

あたりまえのように


やがて

秩序は

乱される。


安ものの

ドラマみたいに

ドラマティック。


あなたを

どうして、と

なじったわたしは


ルールがあると

いうことの意味を

今度こそ

教わらずに知る。


だからって

泣かないで。


あなたにとって

今まで毅然としていたことが

ただの

ルールだったとしても。


あなたが みちびき

わたしが したがう。


もう意味をもたない

ルールによって

今ようやう

たどりついた場所で


泣いている

あなたを残し

音をたてて

扉を閉めると


わたしは

本当に自由な歩調で

明るい

日の差すほうへと進んでいく。


あなたが

見ることのない

あたらしい

笑顔をうかべて。







昨日は

世田谷パブリックシアターで

「tick,tick…boom!」を観ました。

山本耕史さんが好きな友人に誘われて。



ミュージカルは初めてだったけど

面白かったです。

わたしはTVでしか

山本さんを観たことがなかったので

「歌うまいんだねぇ」と友人に言って

あきれられました。

上手くなきゃミュージカルにでませんよね。



そして

今日は「DEATH NOTE」を観にいきました。



コミックと話は全然違うけど

面白かったです。

エルとライトの対決…上手くまとめたなぁと思います。

お客さんはやっぱり

コミックとあまりにも違うのが

ちょっと不満そうだったけど

わたしは満足しました。

そしてやっぱりリュークが面白!でした。



そして更新おくれました。ごめんなさい。






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