2007-05-01 00:36:15

民主党の知事選挙候補擁立断念について

テーマ:ブログ
民主党が本日の幹事会において候補擁立を断念し、不戦敗を決定したとの一報が届いた。横山北斗議員は出馬意思のある複数の名前を出して不戦敗に反対の姿勢を示していたものの、大勢は既に不戦敗ありきで固まっていたようである。民主党は戦って負けるより戦わずして負けることを選択したということだ。

一時は候補として名前の挙がったプランニングネットワーク東北の中橋氏が、三村県政が何事もなく継続されることに強い危機感を持ち、不戦敗は絶対にだめだと言っていた。その理由は三村県政の予算の使い方にある。総花的に目玉政策をそろえてはいても、各々に配分される予算が少なすぎ、このままでは税金を垂れ流すだけで目立った成果が何一つ生まれない。それを更に4年続ければ、破綻する市町村が確実に出てくる。既に医療・雇用環境は破綻寸前の状況にあることは誰もが実感しつつあるところだ。三村知事4年間の成果が「ワーストワン青森」なのである。

財政の深いしくみまではなかなか一般の県民は知りえないため、いつもテレビでにこやかに県産リンゴを売り歩く三村知事を見て、「頑張っているな」「よくやっているな」と思うかもしれない。しかし私たちの知らないところで、着実に青森の市町村財政・雇用環境・医療環境は悪化していくのである。それに対し、三村県政の継続に警鐘を鳴らし問題点を白日のもとに晒すためにも、結果がどうであれ民主党は今回の知事選を戦わなくてはならないはずだった。

民主党県連は、今の三村県政に問題があるとすれば、それは県議会で追求すれば事足りると考えているようである。しかし多くの青森県民がその事実をどうやって知ればいいのだろうか。知事選というこの大舞台で明らかにしてこそ、三村県政がこのままではだめだということがわかるのである。民主党は、不戦敗を決めたその結果として、県民が三村県政の問題点を知る機会そのものを奪ってしまったことを深刻に受け止めなくてはならない。

候補擁立断念に至る経緯の中で、結局のところ私の耳に届いたのは、「県連にとって戦うメリットがあるか否か」だけであり、「県民にとってのメリットは何か」「青森県の未来のために何が必要か」という議論は一切聞こえてこなかった。これが民主党青森県連が県民の支持を拡大できないそもそもの原因である。彼らの目線の先にあるのは、ただ票の塊としての青森県民だけである。これで政治家としての職責が果たせるのか。参議院選挙で県民の理解を得られるだろうか。

民主党青森県連が役立たずだということが明白になった今、私たちは新たな決断を迫られている。一つには二度の知事選を戦い抜いた横山北斗の出馬である。もう一つには、青森県の将来を真剣に憂える有志の出馬である。おそらくこの両者の決断にあたっては県連の支援は期待できそうにない。徒手空拳で戦うには、知事選はあまりに大きな選挙である。それでも私たちはやるべきだろうか。

横山北斗議員は県連の中で最後まで候補者選びに奔走した。横山氏を除けば他の県連幹部からは誰一人として具体的な推薦候補者の名前は出なかったようである。ついには横山氏もさじを投げたかっこうで本日の県連幹事会は終了した。後に残されたのは、自分達の生活がどんどん悪くなることを何も知らないまま、三村知事の再選を当然のように受け止める県民だけである。

今の青森県がどういう状況にあるか、未来に向けて何が必要か。それを知りたければ、このブログを見ていただきたい。憂える県民有志のために。

http://nakahashi.jugem.jp/
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