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錬堂の日記

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亜和地球フォーラムって
なんだか……面白そうだぞ

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マヤの長老来日 第7話 

2008年3月19日

スエットロッジが終わって

スエットロッジはみんなの大感激で終わった

本当の自分を発見したと言う者、前世が判り、今の自分の状況が納得したと言う者、トラウマになっていた親との絆が取り戻せたと言う者

アダムも今回のスエットロッジは今までの中でも非常に良かったらしい

夜中に終了して一つ問題が浮かび上がる、宿泊の予約をしたつもりのホテルに予約が全然してなかった事が発覚・・大至急、電話を入れて何とか宿泊させる事もできた

スタッフと泊まる所のない参加者数人は我が家に招き泊めて

翌朝はカミさんが作ってくれた朝食を和やかに食べた

この2日間はマヤのドン長老は浅川さんの取材を私のサロンで終え、何となく一区切り、温泉に入り休息をした様子

長老は伊豆高原のエキシブに宿泊していたので

朝の挨拶に伺った

ロビーを入って行くと正面のラウンジで長老は朝食をエリザベスとゆったりと摂っていた

そこで白岩運輸の白鳥君とばったり

「錬堂さーん」

「おっ・・白鳥君・・」

白鳥君にとってマヤの長老に興味があるだろうかと疑問はあったけど

「折角だから・・マヤの長老を紹介するね」

「長老・・友達のミスター・シラトリ」

長老も疲れもとれて、にこやかに握手、おまけにサービスで写真をパチリ

午後には車で富士の麓、白光に向かった

富士の研修センターに着いたのは夕方、天気も悪くなって雨がポツリポツリと降ってきたので、どれぐらい寒いのか確かめるのに車の窓を開けて手を外に出した

開いた窓から冷たい空気と牛の糞の臭いが車内に飛び込んできた

「そうか・・ここの辺りは牛の放牧地で有名だ」

外はかなりの冷え込みだった

夕飯は研修センターの質素な食事で早めに済ませ

明日の早朝から始まるセレモニー、白光の講演、そのセレモニーとは別に、富士の麓に様々な人が集結してくるので長老とは別にギャザリングを仕掛けようと計画していた・・なぜならば・・明日がセレモニーも行事も最後の日なので打ち上げのファイナルイベントをしたかったのだ

メインのアーチストには鬼太鼓座にいたイチタローに太鼓を叩いてくれるように頼んでいた、何人集まるか?判らないけど・・「楽器を持って、遊び道具を持って、集まれーー」と情報を発信しただけの,・・いい加減なイベントを企画していたのだった

3月21日

相変らず、意識は起きて・・何処にいるのか?考えてみる

ちょっと雨の音がしている・・それも聞き慣れない雨音だ・・

目を開けると2段ベッドの下に寝ている・・んっ?何処だ?

辺りは廊下の非常灯の緑の明かりがドアのクモリガラスから映って薄暗い緑色の光が部屋を照らしていた

「アッ朝霧の研修センターの中だった」

「アッ・・そうだ!!今朝は早朝に風穴で祈りのセレモニーがあった」

焦る気持ちでパンツを穿く、隣のベッドに寝ている荒井ちゃんを起こす

「荒井ちゃん!! セレモニー!!」

荒井ちゃんはむっくりと布団から身体を起こし、枕元のメガネをかけて

時計を見つめ、時間を確かめた

「んっ 錬堂さん・・まだ早いですよ・・」

「んっ」 携帯で時間を確かめてみる 時計は4時半を指している

「アレッ・・本当だあ・・一時間も早かった」

精神的に緊張しているのか、どうか判らないけど・・今朝はどうして?こんな時間に目が覚めてしまったんだろう

荒井ちゃんまで・・巻き込んで、大騒ぎをしてしまった

仕方なくそのまま起きてしまおうと思いながら外の天気を確認するために窓を開けた

「エッ・・雪交じりの雨が・・降っている」

窓の外は雪交じりの雨が降り、風も強く吹いていて雨が舞っている

富士山も夜明け前で青く霞んで寒そうに見える

「ううーー寒いーー」と独り言が・・口に出る

窓を閉めてベッドに座り・・今日一日の出来事のシュミレーションを始める

まずは・・朝の祈り・・それから・・白光・・それから・・

十数分、考えた頃に周りでドアの開け閉めのバタン、バタンと音がする

宿泊している人達が起き始めた音だった

5時半に風穴に向かう

今朝は沖縄の比嘉吉丸君がドン長老と一緒にセレモニーを風穴の中で行う

何故?風穴なのかと思って・・聞いてみた

「比嘉君? どうして穴の中でセレモニーをするの? 君の前世はモグラ?」

なかなか聞き取りにくい話し方で・・「ハイ・・モグラです」と言った

「いい冗談だね!」と返した

「本当はね・・地底人なんだよ」と更に言ったので

思わず吹き出してしまった

「この男、冗談そうに言ってる・・が本気だな

その時、日本のシャーマンって何だろう?と思った

日本の本土におけるシャーマンは新羅系か?百済系か?に別れていて

先住民族の沖縄系の神人や北海道のアイヌ民族とは違うような気がしている

その辺のところは詳しくは・・無いけど

山岳信仰を広めた役小角(えんのおずぬ)役行者の系統や高野山の空海、全国を辻説法しながら行脚した日蓮大聖人などが仏教界

神社などを祀っている神徒の人達などが日本の代表的なシャーマン達ではないかと私は考える

その文化を繋いでいる人達は、決して大袈裟には動かず、粛々淡々と祈り、祀り、森羅万象に対しても最大の畏敬の念を持って命を捧げている

当たり前の様に毎日が祈りの生活で生きているし、修行も続けている

もっと、そういう人が世間に・・出て・・伝えたら

日本は世界的に精神世界の中でも尊敬される民族になるのではないかと・・いつも思ってしまう

富士山の麓は春なのに・・雪交じりの寒い雨が降って風も強く

その中を、ドンを車に乗せて風穴に向かう

駐車場に着きドンに傘を差し込み、濡れてぬかった道を、気つけながら風穴の穴倉に向かう

入り口の下りの階段は今にも滑りそうに濡れている、ドンの手を取り穴に案内する

中はローソクの明かりが灯っていて薄暗く・・何とか歩く道は見える

私はつまずきながら、ドンは普通に歩いているどっちがエスコートしているのか判らない、祭壇の様な場所まで何とか歩き、立ち止まった

その時ホラ貝の音が洞窟内に響きわたった

あとで解った事だが・・この時にホラ貝を吹いたのは桑名晴子さんだったそうだ

比嘉君のリードで祈りのセレモニーが始まった

祈りの言霊は相変らず、何を・・言っているのか・・解らない

心の中では・・セレモニーよりも、この寒い中、ドンの健康状態の方が心配で「早く終われ」と思った

世界の祈りより・・まずは自分の祈り

宇宙に対して思いをはせるより・・自分の身体の宇宙にきづく事の方が大切だと私は思っている

それ故、決して・・私は大きな事は出来ないなあーーと、いつも・・思っている

風穴の祈りは30分ほどで終わり、研修センターに戻り

10時から始まる白光の講演会まで休んでいた

その時

通訳の鈴木美穂ちゃんが私に・・

「ドンが・・白光の講演会に・・行かない・・と言ってるけど・・」

「何だって??」

「そうなの・・わしは行かないからと・・言ってるの」

「だって・・もう・・白光の方は準備をしているでしょ」

「そうだと・・思う」

「それは・・大変だ」

白光での講演の担当者は中澤さんで今日は白光の代表も謁見するとの話だったので

もし、そんな事にでもなったら・・中澤さんのメンツが潰れるどころの話ではない・・大変な事になってしまう

「よし、美穂ちゃん・・ドンに話してみよう」

ドンに直談判など、できる立場ではない事は重々、判っている、それでも

何とか・・説得できればと思ってドンの所に美穂ちゃんと行った

ドンの顔を見たら・・険しい顔をしていた

行きたく・・ないんだな

「ドン、講演会は午前中だけで終わり、その講演会が出来なければ中澤さんの立場が非常に悪くなるので・・何とか午前中の講演会だけは・・行って・・貰いたいんですが」

と言って貰った

だけど・・顔は険しいままの顔で・・あまりいい感じではなかった

ドン長老は決して・・わがままでもなく、気難しい人でも無い

ただ自分の感性で物事を考え行動する・・何か気が向かない事があるのかもしれない

と言っても白光の代表と一緒に講演会を企画している中澤さんにとっては大変な事だ

「何とか」

その時・・「ランボー・・お前、何かを企画しているだろう」

だから・・ランボーではなくて・・レンドーだって

アレッ・・どうして?その事を知っているんだろう?

「ドン・・それはドンが参加しないイベントで、外のグラウンドで皆が集まりレイブをしようと思っているだけで・・それも雨が降っているので中止しようと思っている」

と言った

そしたら、ドンは「私はそっちのイベントに行く」と言った

「エーーッ・・そんなー」

「だって、私が企画しているイベントはドンが参加するような聖なる場所でもないし、単なる「ドンチャン騒ぎ」をしようとしているだけなので・・それにドンが来るのは・・可笑しいよ」

と言った

そうしたら、その「ドンチャン騒ぎ」に反応したらしい

ドンチャン?・・ 騒ぎ? んっ・・シャレ?

ドンチャンが・・騒ぐ?

思わず腹から声にならない笑いが込み上げてきた

「じゃあ!!判った、白光の講演会に出たら・・私のイベントに来てもいいよ」

と言い返した

ドンは満面の笑みを浮かべて握手を求めてきた

雨が降っていてグラウンドは寒いし、ドンの身体の事を考えるならば

講演会が終わった後に外のレイブは中止にすれば・・いいか

と思った

とりあえずは白光の講演会が大変な事にならなくてよかった

10時からの講演会の前に白光の代表の謁見があるというので会議室に通されるという、あまり興味が無いので私は何気なくその場に行かない様にウロウロとしていた

その時「錬堂さーん・・早く来て!!」

と通訳の美穂さんに呼ばれた

あまり行く気になれなかったが

「・・んーー・・じゃあ・・折角だから・・行って・・おくか」

と応えて後についていった

広い会議室に通されて、テーブルについた

正面に白光の代表の女性とおつきの者が3人座り、その横に中澤さんが座っていた

白光はピースポール「世界人類が平和でありますように」と書いたポールを世界中に立てている教団で有名だ

白光の講演会は300人近い人が集まり会場は寒い雨の中でも熱気が溢れていてザワザワして

そこに・・穴口恵子さんが来て

「すいません・・遅くなって・・」

「んっ・・何?」

「本日、通訳をする事になっている穴口です」

私に言っても私は・・責任者ではないけど、と思いながら

「ああーー今日の通訳さんなんですね」

なるほど、様々な人が関わって盛り上げていくって事なのか

それにしても・・こういう預言事が好きな人が・・こんなにも多いんだなと思う

祈りを一心不乱にやり続ける・・意味が、なかなか・・私には理解できないでいる

祈りが社会に対して何かの役に立っているのであろうか? と考えてしまうのだ

その考え方がガラリと変わった事件は311の地震後の福島で・・

 

まずは白光の中澤さんが「世界人類が平和でありますように」を中澤さんが読み上げドンはそれに続いてマヤからのメッセージを伝える

白光の式はつつがなく1時間ちょっとで終わり、研修所に戻った

雨が強く降っていて寒いので

「やっぱり・・ドンチャン騒ぎは中止でしょう」と心の中では決めていたので

寒くなった身体はどこかの温泉に入り、夕方、成田の方に向かえばいいなと思っていた

そこに荒井ちゃんが現れて「ドンチャン騒ぎに参加しようとしている人がグラウンドに相当に集まっているらしい」

「エッ・・もう中止にして、太鼓のイチタロー君も帰って貰っているし」

「でも・・グラウンドに集まっているらしい」

「すぐに行って、中止になった事を知らせよう」

荒井ちゃんの車に飛び乗り、雨の中グラウンドに向かった

雨は時々ザーーっと音をたてるぐらい降っていて、相変らず気温は・・低く・・寒い

グラウンドの脇の駐車場に停めてグラウンドを見た

確かにグラウンドの中央には人がいるが・・相当数では無くて3,4人の人が雨の中に立っていた

その人達に向かって「今日はーー雨のためーーイベントはーー中止ですーー」と叫んだ

それでも・・反応しない・・聞こえないんだなと思って

デイバッグからホラ貝を取り出し、気づいて貰うように・・おもいっきり吹いた

グラウンドの中央にいた3,4人はホラ貝がどこから鳴っているのだろうかと辺りをキョロキョロ見回している

「こっちを見てーー」叫んだが・・聞こえていない

こっちを見てもらおうと思って、再び、おもいっきりホラ貝を吹いた

それが間違いだった

グラウンドの周りに車を停め、様子をうかがっていた人達までがグラウンドに出てきてしまった、その数は数十人

「なんてこった」 どうして・・私のやる事はこんな事になっちゃうんだろう

今日は雨が降って・・中止なのに・・

この雨の中、何ができるの?現状を見たくなくて目をつぶった

雨は帽子をビショビショにして雨だれが鼻のわきを通って垂れていく

寒い・・中止だよ

その時、雨が・・急に止んだ

一同は「おーーーっ」と声をあげて、パチパチと拍手が起こった

そこに・・なんとマヤの長老ドンアレハンドロがエリザベスと共に現れたのだ

ドンチャン騒ぎの・・始まりだ

 

 

 

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