私達にとってかな~り嫌な感情って『嫉妬』ですよね。
嫉み(そねみ)、妬み(ねたみ)、を続けて書くと嫉妬になりますが、全く持ってこれほど嫌な感情はありません。
ホントさっさと捨ててしまいたい^^;
では、どうしてこんなに嫉妬深くなってしまったのでしょう。
根底にあるのは、一言で言うと“自信の無さ”。
嫉妬というのは、必ず相手があって感じる感情ですから、例えば恋人同士や夫婦の場合、相手の女性(男性)より、自分が劣っているんじゃないか…向こうの方が自分より素敵だから、彼(夫)や彼女(妻)の気持が、そちらに移るんじゃないか…なんていう不安が嫉妬心を生むんですね。
自分が負けるかも…負けてる…と思った瞬間に、嫉妬の感情がムクムクと…(-゛-;)
だってほら、このひととはありえないな…と感じている時は嫉妬しないでしょ?
過去に沢山裏切られたりして、傷ついた経験のあるひとは特に、また裏切られるんじゃないか…、また捨てられるんじゃないか…と、不安になり、自分にも自信が持てなくて…。
仕事(をする自分)には自信があるんだけど恋愛(をする自分)には自信が無い…なんて事もよくある話しです。
悪い例として…
例えば彼女は彼に嫉妬して、不安で仕方がない訳ですから、彼がいつ、何処で、誰と何をしているか…が気になって仕方がありません。
彼にしてみれば、特に何もしていないにも関わらず、彼女がうるさく言ったり聞いたりするので、面倒になってきたり、だんだんと重たくなって来ます。
勿論潔白なのに、疑われるのも気分の良いものではありません。
そうすると彼は、悪気は無いのですが、うるさく言われる事が面倒なので、ついつい黙ったり隠したりして行動するようになります。
そしてそうされた彼女は余計に不安になり、もっと彼を問いただしたり、彼が持つべき自分の時間さえも疑ったり…。
そうなると彼は最終的には嘘までついて行動しようとします。
嘘をつかれた彼女は益々疑って………
完全に負のスパイラルですよね^^;
こんな事を続けていて、うまく行く筈がありません。
お互いに疲れてきってしまって、もう終わりにしよう…なんて事も。。。
さて、ではこの負のスパイラルから脱出しましょう!
パートナーに対して嫉妬を感じるあなたは、まず他人と比べて自分の価値を見出そうとするのは止めましょう!
あなたはあなたとして素敵に存在すればそれで良いのですから。
彼(彼女)は、あなたが素敵だと思ったから一緒になったのではなかったですか?
その事をもう一度思い出しましょう。
そして次に、パートナーはひとまず置いといて…自分磨きに精を出しましょう!
自分で自分に自信を持つ事が大切です。
『自信』とは、自分を信じると書きますよね。
もっと自分を信じましょう^^
あなたが嫉妬される側なら、とにかく パートナーを安心させてあげましょう!
何が何でも『安心』をあげてください。
不安は嫉妬心を増長させます。
パートナーはそれほどあなたのことを愛しているという事ですから、喜ばしい事です。
あなたもパートナーを愛しているなら、あなたは安心を与えて与えて与えて…与え続けてあげてください。
嘘や隠し事はご法度です!
やましい事が無くても!です。
言わなくて良い事は言わなくて良い…というのは、あくまでも言う必要性の無い関係間では…という時に使う言葉だと私は思います。
言わなくて良い事も言った方が良い場合もあるとは思いませんか?
ここは一つ、どうしていちいち言わなきゃならないの…面倒くさい…とは、思わないで。
相手にとって、それが一番不安に駆られる材料なのですから、話してあげるだけでパートナーは安心でき、楽になれるのです。
ただでさえ嫉妬深いのだから、異性と会ったり話したりする(した)事なんか話したら、余計に面倒になるんじゃない?
…と思います?
でもね、反対なんです。
かえって安心すると思いますよ。
話してくれて、ありがとう♪って、きっとパートナーは感じてくれます。
そうしてゆくにつれ、パートナーが安心感を得れば得るほど、嫉妬の感情も薄れてきます。
次にその安心感ゆえ、あなたの言動に対して疑いを抱く事も少なくなって来ますから、あなたも自由が得られます。
また何かある毎に、安心を与え続ける事によって、お互いに嫉妬を感じる事無く、信頼関係ががっつり結ばれ『相互依存』という、自由で楽な関係性が出来上がるのです♪
※『相互依存』というのは、お互いに対等な関係で、尚且つお互いに依存も自立も出来る…というフレキシブルで楽な関係です。
このパートナーシップの最終目標、『相互依存』についてはまたいずれ書いてみようと思います…^^
