モーリタニアと言う国名を聞いた事がある人は少ないだろう。

そんなイメージする事すらままならない国に入る時、
若干の不安と緊張感が全身に薄くまとわりつく感じがする。

それは旅の醍醐味であると共に、
旅を続けるモチベショーンに変わる。

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モーリタニアは国土のほとんどが砂漠であり、
人口密度が最も少ない国の一つでもある。

西サハラ国境から首都ヌアクショットまでの道のりは、
どこまで走ってもひたすら砂漠が広がるばかりで、
集落と呼べるモノすらほとんど目にする事は出来ない。

約100kmおきに行われている検問所で検問を受け、
軍隊の駐屯所で休憩させてもらっては更に水をわけてもらう。

ホテルなどある訳もなく、駐屯所付近でテントをはらせてもらい、
キャンプを繰り返しながら一日150km以上の距離を走った。

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ここまで来ると砂漠の景色に感動する事は皆無で、
砂混じりの風が常に強く吹くためにカメラ撮影も出来ない。

ただストイックに前に進む意外の事は考えず、
約500kmの距離を3日半で走破した。

首都に着く頃には流石に体力的な限界を感じていたので、
ややお高いホテルに連泊し、体を休める事に集中する。

ヌアクショットは首都と言ってもとても殺伐としており、
政治経済の中心地と言った印象を受ける事はない。

人口が集中しているだけに活気は感じられるのだが、
町は砂に浸食されており、砂溜まりがあちこちに出来ている。

滞在中には日本大使館を訪れ、近隣国の状況や治安情報など、
貴重な情報を係員の方から色々と聞かせてもらった。
とても感じの良い方で、ダカールに着いたら、
安全確認のメールをする約束をした。

モーリタニア東部の砂漠地帯にはアルカイダ系のテロ組織の基地があるようで、そちら方面には行かないで欲しいと言われたが、流石にそんな所にのこのこと行く気もなく、またルートも全く違うので近寄る気もない。辺境の国に行かれる方は、大使館などでリアルタイムの詳しい情報を聞かれる事をお勧めします。


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ヌアクショット市内

ヌアクショットで連泊した後、モーリタニアでは特に何をする
用事もないので、そのまま一気にセネガルを目指した。

国境までは約220kmの距離で、丁度中間にある小さな町には
2軒の安宿もあり、そこでフランス人カップルのサイクリストと出会い、
お互いに自転車旅行の話をしては、また何処かで会おうと約束する。

彼らの走行距離は一日60~80kmで、朝早く出発し、日中は暑いので
しばらく休憩して、夕方にまた2時間くらい走っては適当に寝るらしい。

色々なサイトを見ると、みんな日中は暑くて走らず休んでいるのだが、
僕はあまり休むのが好きではないと言うか得意ではないらしく、
1時間に1回、5分程度の小休憩をするのみで日中も走りたおす。

食事を摂るのも面倒なので、夕飯以外は何も食べずに、
オレンジジュースやその他のジュースと水で一日走っている。
(と、言うよりも昔から朝に食事を摂るのが好きではない。
走行中にはジュース3リットル、水3リットル位は摂取している。)
そして夜にはしっかりとした食事を摂るように心がける。

そんな生活のせいか、良い感じに体は締まって来ているように感じる。

体調も良く、今の所は何の異常もなく走っていられるが、
この先のアフリカでどうなる事かは全く謎だ。

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ヌアクショットから国境までの道のりは興味深いもので、
砂漠から徐々にステップ気候へと変化して行き、
所々に緑や木々が茂っているのを見る事が出来る。

体感的には砂が吹き付け日差しが暑く砂漠の真っただ中なのだが、
視覚的な変化は気持ちに余裕と楽しさを与えてくれる。

小さな村や補給ポイントも多く、人々も親切で気持ちがよい。
久々に楽しみながら余裕のサイクリングが出来た。

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そして首都を出てから国境の町『ロッソ・モーリタニア』まで
2日で到着し、セネガル河を渡る船が出る翌日を待ち一泊した。

国境の町は大抵どこでも治安が悪いもので、
ここロッソも町に付いたとたんに「ここはヤバいな~。」
と、旅人独特の危険感知能力がビンビン反応するのを感じた。

何にそう感じるのかは不明だが、あらゆる感覚がそう伝えるのだろう。

そんな久々に感じる「ヤバさ」の雰囲気にも一興を感じながら、
奇跡的にビザの期限が切れるギリギリに出国出来た事を祝い、
モーリタニアを一気に駆け抜けた事を思い出してみたのだった。

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宿情報 Hotel infomation

Nouakchott ヌアクショット

宿:Maison d Hotes Jeloua 12000Mor/1day wi-fi OK.

ロンリープラネットに載ってる中級ホステル。
中心部にも近く部屋も広く清潔、オシャレで最高に気持ちがよい。
場所は限りなく分かりにくく、看板も無いので要電話。

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ヌアクショットから南へ約110kmの町

宿:小さな宿が2軒。5000mor/1day

ココ以外は宿のある町がありません。部屋は良いとは言えません。
町も特に何の見所もないですが休むには良いでしょう。

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Ross Mauritania

宿:Hotel Asuma だったと思います。 10000Mor/1day no internet

国境の町、治安はおそらく悪いと思うので要注意。
大通り沿い、渡し船が出るゲートから300m程北にあります。
多分町で一番大きなホテル。と言うか他に宿的なものは無いです。
部屋を斡旋している人もいますが、あまり信用しない方が良いです。
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