TERU-TERU

止まない雨なんてありはしない。
We ask peace of tomorrow.


★平和=笑顔の割合が増えれば、争いの割合は減る!!


★自力=自転車を漕ぐことで前進!

★自然=旅で使用する電力は、ソーラー発電を使用(JUICE BAGS)


よって、天気が悪かったり、雨が降ると非常に困ります。

しかし、雨が降らないと水が不足してしまう。


自然のリズムを否応なしに感じまくるこの旅。


てるてる坊主と自転車と共に

TERU-TERU project始動!!



Present place:Union of Myanmar ミャンマー連邦

Currency:チャット(Kyat) 1USD=1050kyat

Time difference:UTC+7 日本から2時間30分




自転車世界横断!!TERU-TERU project-WORLD MAP09

旅の足跡を見るなら『どこなのコム』

自転車走行総距離、一言日記、足跡、旅程などを掲載中!

http://www.dokonano.com/teruteru/



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Thu, January 21, 2010

South part of Laos

テーマ:番外編 1幕 アジア
自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos04

カンボジア北部の田舎町からバスや乗り合いタクシーを乗り継ぎ、
ラオスへと入国し、更にバイクとバスに乗り継ぎパクセーに着く。

ラオス南部の都市『パクセー』は、近郊に『ワットプー』と、言う
『アンコールワット』の原型になったとされる遺跡を始め、
雄大な自然が残され、それらを求めて世界中から人が集まる。
東南アジアのバス移動は、距離に対しての移動時間が長く、
大抵は早朝出発し夕方か夜に目的地へと到着する。

その間には何度かの休憩を挟むのだが、突然バスが停まって
しばらく待っていると、運転手だけが食事をとっていたり、
なにやらわけの分からない積荷をバスの屋根に載せたりと、
先を急ぐ気持ちとは裏腹に、現地の緩い時間が流れ続けている。


『パクセー』のバスターミナルからトゥクトゥクで宿まで向かい、
シャワーを浴びる頃にはすっかり夕方になっていた。

「ワットプーに行きたいのだけど、良いツアーはありますか?」
と、宿のレセプションに聞くと、「あるのはあるけど、バイクで行ったら?」
と、あっさりと宿のレンタルバイクを薦められた。

確かにツアーに参加するよりも安く、自由にどこでも動ける。

とりあえず行き方と地図を教えてもらい、カフェで少々考えた後、
明朝からバイクでフラフラとワットプーへ走る事にした。


自転車を失ってからしばらく乗り物を運転することもなかったので、
久しぶりに自由にあちこち走れることが非常に楽しい。

片道50kmの道のりには信号も渋滞も無く、
度々巻き上がる砂煙の中を、快調に颯爽と走り抜ける。

日本では無理だが、バイクはノーヘルで走るのが一番気持ちいい。

砂まみれの顔面がザラつき、髪が乱れまくったとしても、
風が全身を包む感覚はノーヘルでなくては味わえない。

一年前に雪が残るカッパドキアの極寒の中、旅で知り合った相棒と
風邪をひきながら爆走した以来、久々にバイクを運転したのだが、
やはりバイクを乗るのは晴れた暖かい日が良いものだ!と実感する。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos01

しばらく走るとメコン川に突き当たり、そこからは渡し舟で対岸へ渡る。

30分から1時間に一往復の割合で、イカダの渡し舟が川を渡り、
その上には人以外にも、バイクやバスやトラックが乗り合わせる。

どう見ても手作りのイカダ舟は不恰好であり、積載量の限界も不明なまま、
床面積のギリギリまで車を乗り込ませ、何時沈むのか不安なものの、
絶妙なバランスを保ちながらゆっくりと対岸へ泳ぎ、
その脇を人だけを乗せたスピードボートが走り去る。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos02

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos05

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos17

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos15


晴天のメコン川の上を積荷となって渡りきり、
更にバイクで山へと向かって10km程走る。

世界遺産にも登録されている『ワットプー』なのだが、
まだ観光客の数は少なく、自然と遺跡を存分に満喫できる。

ビジターセンターは資料館と併設され、
立派な建物は日本のODAが使われていた。

真夏のような日差しの中、バイクを降りて山へと向かう。

日本人観光客よりもヨーロッパからの観光客をよく目にするのだが、
中には小さな子供を連れた家族やお年寄りのツアー客もおり、
急で危険な階段を恐る恐る上っては、見ているこちらが不安になる。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos06

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos08

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos07

参道の両脇にはチャンパ(プルメリア)の木が並び、
白い花が咲き乱れては香水の様な香りに包まれる。

階段を上り振り向く度に、景色は奥行きを増し、
眼下に広がる緑は地平線まで続いていた。

ワット(寺)プー(山)と言われるだけあって、寺は山の上に存在する。

すでに大部分は崩れ落ちており、原型を留めるモノは少ないが、
それがかえって遺跡独特の叙情を匂わせ、ワビサビのはかなさを感じる。

ここまできたものの、特筆してやることは無い。

観光客目当ての物売りも、積極的に押し売りするでもなく、
客が来るのを待ち、客もまた何か買いたければ自分で買う。
木陰ではおばちゃん達と一緒に坊さんも休み、
急な階段を上りきって息を切らせた観光客達は、
しばらく石の上に座りながら、上った坂道を振り返る。

そんな崩れかけた遺跡の中でただ遠くの景色を眺め、
何もしない無意味にも思えるような贅沢な時間を過ごし、
一緒に上ってきた数人が帰りだした頃になんとなく帰る。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos10

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos14

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos13

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自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos11

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos09


陽が傾いた農村風景の中をバイクを飛ばして町へ戻る。

日焼けで肌がピリピリと張った感じが冬を忘れさせ、
生ぬるい風を受けダラダラ寄り道しながらパクセーに着く。
流石に往復100km以上原付で走るのは疲れ、
夜はマッサージで体を癒し、酒を飲んで眠りに着いた。

数日パクセーで過ごした後、サワンナケート、ターケークと
ラオス南部を回った後、メコン川を渡りタイへ再入国し、
タイ東北部のイサーン地方に少々滞在してからバンコクへ戻った。

年末年始をカンボジア、ラオスで過ごし再びバンコクへ戻り、
仕事をこなしながら、次の旅の準備へと取り掛かる。


次の目的地はミャンマーだ。

数年ぶりに行くミャンマーは変わっているのだろうか?

僕が以前に訪れた時はまだ首都が『ヤンゴン』であったが、
現在はヤンゴンの北に移設された『ネピドー』に変わっている。

軍事政権下で情報統制が厳しいミャンマーにおいて、
インターネット環境は著しく悪化する。

しかし、しネットに頼らず自分の時間を見つめなおす機会としては、
それはそれで意味のある時間を過ごせるのかもしれない。

民族問題や人権問題を抱え、国際社会からの非難が耐えない
ミャンマーに、これから約3週間程身を置いてみようと思う。

2010年のミャンマーはどんな表情を見せてくれるのか?

期待が不安を凌駕する中で、
ミャンマービザも無事入手し、
早速明日からミャンマーへ飛ぶ。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Laos16

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↑ご無沙汰しておりました。更新していたつもりが
誤作動で更新しておらず、もう一度リライトしました。。。
ミャンマーでも更新できたらしますので、ご期待ください。
Wed, January 06, 2010

Dolphin's song

テーマ:番外編 1幕 アジア
メコン川に生息する川イルカを見ようと、カンボジア北部へと向かう。

シェムリアップからカンボジア中部の町『コンポンチャム』を経由し、
約11時間かけて『クラチェ』までたどり着いた。

以前は治安や道路状況の問題があったものの、
近年はそれらの問題も解消されインフラ整備も進み、
開発が進んだおかげで旅行者の数が増えている。

とは言うものの、ここにはまだまだ古き東南アジアが残る。

セントラルマーケットは地元の人々で賑わい、
昼間は暑すぎて誰も姿を見せない川沿いの歩道にも、
夜になると多くの屋台が並び、何処からとも無く人が集まる。

メコン川は乾季であっても悠然に大河の姿のまま流れ、
その上を小さな釣り船がゆっくりと揺られていた。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Dolphin's song07

$自転車世界横断!!TERU-TERU project-Dolphin's song11

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Dolphin's song08


クラチェが旅行者に注目され始めているのは、
メコン川に生息する川イルカのおかげなのだが、
この川イルカは絶滅危惧種にも指定されており、
その姿を必ず見れると言うわけではない。

「ポイントさえ間違えなければ、かなり高確率で見れる。」
と、言われてはいたものの、見れる保障はない。

クラチェからバイクタクシーで30分ほど走った村から、
更にボートに乗って「川イルカ生息ポイント」まで進み、
その辺りで停泊しては、何時何処に出現するか分からない、
気まぐれで数少ない川イルカをただじっと待つ。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Dolphin's song03

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Dolphin's song04


目を凝らし、耳を澄ましてしばらくボートの上で待つ。


「メコン川の上でイルカが出るのをただ待つ時間。」


釣りに出かけて目当ての魚だけを狙うような、
何ともマニアックであり贅沢な時間でもある。

正月ボケを助長するこの空虚な時間を感じながら、
炎天下の中しばらく待っていたら、何処からとも無く
「シューッ」と空気が勢い良く噴出す音が聞こえた。

船頭さんが「Dolphin !」と叫び、その先を見ると、
大きく黒い姿が一瞬見え、そしてすぐに川に潜った。

船をその方向に少し進め、更に少し待つ。

見たいと言う気持ちが伝わったのかどうなのか、
それからは次から次へと川イルカが姿を現す。

静けさの中で水を噴出す音が聞こえるたびに、
黒く大きな流線型の姿が水面から現れる。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Dolphin's song02

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Dolphin's song01


数匹で群れを成しているのか、
1頭が姿を現すと、その後にて2、3頭が続く。

川イルカは以外にも大きく体長2mはあるので、
その存在感と迫力はなかなかのものだ。

結局2時間近くメコン川の上でさまよいながら、
川イルカウォッチングを存分に楽しむことが出来た。


数年後『クラチェ』も開発が進み大きく姿が変わるだろう。

『eco体験』と言う名目の元、自然の営みを少々邪魔しながらも
自然を体感するために多くの人が訪れ感動を得る。

限られた条件でのみ目にする事が出来る経験は、
日常ではありえない特別な感動を与えてくれる。

それらの体験が本当に「eco」を考え直すきっかけになれば、
大きな意味がある事なのかもしれない。

人々が注目することになれば、周辺の環境に配慮し、
川イルカの保護や調査にも今以上に意識が高まる。

数年後に再びここを訪れた時、
空気を勢い良く噴出す音と共に、
彼らの姿を見れるのだろうか?


『クラチェ』にまたいつか戻って来る理由が出来た。


自転車世界横断!!TERU-TERU project-Dolphin's song05
クラチェにある通称「リトルマウンテン」(標高100m)
山頂には小さなお寺があり、数人のお坊さんがひっそりと暮らしてます。
自転車世界横断!!TERU-TERU project-Dolphin's song10

自転車世界横断!!TERU-TERU project-Dolphin's song09


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↑カンボジア北部の国境を越えて、現在はラオスにいます。
これから少しラオス南部を回った後、一旦バンコクへ戻ります。
Sun, January 03, 2010

2010's

テーマ:番外編 1幕 アジア
自転車世界横断!!TERU-TERU project-シェムリアップ05

新年にアンコールワットを眺める為にシェムリアップへ来た。

6年ぶりに訪れたシェムリアップには観光客が溢れ、
乾いた暖かさの中に砂煙を巻き上げながらバイクが走る。

以前のシェムリアップを知る者は、
この街の急速な発展を目の前に、
同じ街であるとは信じられないだろう。

砂地だった場所には新たな街が作られ、宿が倍増し、
綺麗な建物が並び、道路は綺麗に舗装されている。
物乞いの姿は激減し、学校の制服を着た子供達が増えた。
オールドマケット周辺の砂地は完全に無くなり、
「PUB street」と呼ばれるカフェが立ち並ぶ通りに変わり、
お洒落な店が軒を連ね、バンコクのカオサンを連想させる。

大体の土地勘は持っていたつもりでいたのだが、
その姿の変貌振りに、新しい街を訪れた感覚を得た。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-シェムリアップ01
↑発展著しい目抜き通り。
自転車世界横断!!TERU-TERU project-シェムリアップ02


訪れた場所が変わる事には、一抹の寂しさがあもので、
それは二度と同じ姿を見る事が出来ないからなのだろう。

しかし、これはシェムリアップにとっては大変良い事だ。

観光地化される事によって、文化や自然が壊される場合もあるが、
それによって彼らの生活状況は劇的に改善されている。

中国や韓国がを始め、外国の資本が次々とカンボジアに参入し、
特に観光地であるシェムリアップの雇用が増えている。

平均月収30ドルと言われる最貧国に位置するカンボジアにおいて、
観光資源であるアンコール遺跡の重要性は果てしなく大きく、
そこを訪れる観光客なくして生活の改善が困難な状況だ。

家族の一人でも働いて収入を得る事が出来れば生活は激変する。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-シェムリアップ09

自転車世界横断!!TERU-TERU project-シェムリアップ04

自転車世界横断!!TERU-TERU project-シェムリアップ03


先進国に住む我々が「eco」を唱えるのは、
自分達が刈り取った資源の穴を埋める作業であり、
その善意の裏には「エゴイスト」の傲慢さを隠しきれない。

必要以上の自然破壊は批判されるべきかもしれないが、
それなくして生活が困難な人達はどうすべきなのか?

「地球を、自然を大切にしよう。」と、ただ声を揃える行為は、
もっと大勢の生活に付随する『環境』と言う事を鑑みる時、
とてもチープで受け売りの言葉に思えてならない。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-シェムリアップ10


2010年代は今以上に『環境』を意識する時代になるだろう。

しかし、その「環境」の中には「自然環境」以外にも
教育、治安、雇用、生活などのあらゆる環境も含まれる。

多くの後進国は発展を求めて開発を進めるが、
先進国はCO2の削減を求めて自然を保護する。

シェムリアップはわずか6年で「小さな田舎町」から
「大きな地方都市」へと大きく成長を遂げた。

これは否定する事も肯定する事も出来る事象である。

我々はそのどちらの意見も持ち合われているのだが、
どちらを選ぶかで出てくる答えは間逆に変わるのだ。

インターネットのサービスが向上する事で、
世界中で情報が共有されるようになった2000年代から、
世界同時不況で職を失い生活の不安を抱える者が増える中、
2010年代は「理想の生き方」を考え直す良い節目にも思える。

理想を追求するには価値判断をしっかり持たなくてはいけないし、
「ポリシー」を持った生活は誰に何を言われようと揺るがないだろう。

2010年代の幕開けにアンコールワットを選び、
シェムリアップで季節感のない正月を送る時、
この旅を意味のある物にすべきだと実感すると同時に、
再びイタリアへ戻って走る日が待ち遠しく思えた。

自転車世界横断!!TERU-TERU project-シェムリアップ06
↑大晦日「チェンラーゲストハウス」にて。
自転車世界横断!!TERU-TERU project-シェムリアップ07

自転車世界横断!!TERU-TERU project-シェムリアップ08


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↑新年明けましておめでとうございます。
去年の年末に色々とバタバタしましたが、
なんとか無事に過ごしています。
これからもしばらく旅を続けますので、
よろしくお願い致します。
2010年が良い年になりますように!
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