灰色と緑色のシンフォニー


灰色と緑色のシンフォニー 海洋 1866



落款 画像引用 (c) artnet.com


浮世絵は、作品に作者の印章として「落款」がある。ホイッスラーの「灰色と緑色のシンフォニー 海洋」(1866年)は、この浮世絵の落款を見事に描いている。【画像引用 (c) artnet.com】


ご存知のように、浮世絵の余白の右上には、極印(改印)といって、出版日がわかる。左の余白の下には、版元印がある。ホイッスラーは、左の余白ではなく、左下の余白に「蝶」とサインを残している。


ホイッスラーの蝶は、KAFKAが、12月1日の記事で紹介している、「灰色と緑色のハーモニー スィスリー・アレクサンダー嬢」の背景に、やはり落款のように描きこんでいる。


引用:KAFKA「灰色と緑色のハーモニー スィスリー・アレクサンダー嬢」

【 蝶々に小菊、塗り壁に落書き。この落書きこそ、落款のようにホイッスラーがサインを書いているのです。】




灰色と緑色のシンフォニーⅡ



灰色と緑色のシンフォニー 海洋のディティールである。この落款のある部分だけでも、観るものをそそる要素がある画家である。モダンで古風で、野暮なものもあるが、僕の興味を尽きさせない一人だ。


灰色と緑色のシンフォニー 海洋のディティールである。この落款のある部分だけでも、観るものをそそる要素がある画家である。モダンで古風で、野暮なものもあるが、僕の興味を尽きさせない一人だ。

KAFKA 灰色と緑色のハーモニーKAFKA 灰色と緑色のハーモニー スィスリー・アレクサンダー嬢
(シスリー・アレクサンダー嬢)

【こんな可愛いスィスリー・アレクサンダー嬢(シスリー・アレクサンダー嬢)を、日本のお屋敷の壁を背景に描いたよう。


蝶々に小菊、塗り壁に落書き。この落書きこそ、落款のようにホイッスラーがサインを書いているのです。】

RE+nessance
ホイッスラー 青と銀とのノクターン バターシー古橋


Life Carrer Counseling バラ色と銀色:ミセス ウィブリー(ホィブリー夫人の肖像画)

寝椅子の上の母と子/撫子色と紫色の編曲
ノート イン レッド :お昼ね/ミリー・フィンチ

Whistler & Ukiyoe ホイッスラー と 浮世絵
茶色と銀色:オールド・バターシー・ブリッジ 1863
広重 東海道五十三次 岡崎


art⇔Interactive⇔life
肌色と緑の薄暮:バルパライソ  

青と金のノクターン-オールド・バターシー・ブリッジ

黒と金色のノクターン 落ちる花火 (こちらがテートギャラリーの画像にリンク)


Magnum Photos Photographer
肌色と緑のバリエーション: バルコニー


Allegory 紫と薔薇色  六つのマークのテンゲ・ライゼン

花魁・孔雀の間 「La Princesse」/孔雀の間 リンク「金屏風」1865年/「白のシンフォニーNo.2」(白衣の少女)