★睡眠★
体は眠りを求めています
人はなぜ、貴重な1日の1/3もの時間を眠っているのでしょうか
その理由は簡単です。活動している時間の2/3を元気に過ごすため。
十分な睡眠を取ることができなければ、日中は重くてだるい体にムチ打ちながら、働かない頭を必死で回転させなければなりません。これが機械だったら完全にオーバーヒートです
気持ち良く眠るために
人は誰でも生まれたときから体内時計を備えています。
陽が昇ると体温は上昇し、頭が冴え活動的になります
反対に陽が沈むと、体温が下がり、頭と体はリラックスし、眠くなるようにできています
健やかに生活するためには、このリズムに逆らうことはできません
体内時計を計っているのが、自律神経です自律神経は2つの神経のバランスを保ち体の機能を調節しています。活動的な日中は交感神経、リラックスを求める夜間には副交感神経が優位になります。ぐっすり眠るためには就寝前に、副交感神経を優位にさせなければなりません
睡眠は量より質
睡眠はレム睡眠と、ノンレム睡眠があり、どちらも必要です
レム催眠は体を休ませ、ノンレム睡眠は脳を休ませます。睡眠はこの2つをセットに90分単位で繰り返しています。
脳の重量は成人の体重の2%ほどしかありませんが、1日に必要なエネルギーの約18%を消費するといわれています。
これほどのエネルギーを消費しているのですから、当然のように頭も休息も求めています。
睡眠の質が悪いと、翌日体がだるいだけではなく、頭も働かなくなってしまうのです
自分の持っている力を存分に発揮するためには、質の良い睡眠が必要ですね