おととい 息子が私の家に来ました。

 


なりふり構わない息子の秋の洋服を

一緒に買いに行くため

半ば 強引に呼び出したのですが(^_^;)

 

 

 

買い物に行く前に

息子と少し話し込みました。


 

離れて暮らすようになってから

私は息子とも娘とも 

あった出来事だけでなく

心情や本音をよく話すようになりました。

 

(私は2012年3月から一人で家を出て

 家族とは別居しています

 

 

 

先月末 呼吸が止まり

救急車で搬送された息子。

 

検査で異常なしだったものの 

その後もずっと体調不良が続いていて

ここ3日間は専門学校を休んでいました。

 

 

小学校2年生の時から 

なぜか2年ごとに

息子はこんな風に体調を崩し

学校を1~2ヶ月休むことがあったんですね。

 

 

 

本当なら 去年がその年だったのですが

何事もなく過ぎ…

 

 

繰越で今年だったのかもしれません。

 


 

息子は精神的に敏感な所があり

小さい頃から お店や施設など

自分に合わないと感じる所は

店内に入るのを非常に嫌がることがありました。

 

 

赤ちゃんの頃は 

蛍光灯の光や大きな音など 刺激が多い場所

(大型電気店やショッピングセンタ―など)

に連れて行った翌日

よく熱を出したりして。

 

 

 

大きくなるにつれて 

人との関係も敏感に感じ取るようになり

友人関係などで 

何か少しでもうまくいかないことが起こると 

 

「自分が悪かった」 

 

自分を責める傾向もあるので

精神的なストレスを溜めやすいように思います。

 

 

 

「今の体調の悪さはストレスだと思う。」 

 

と最近は本人も自覚している様子。

 

 

 

体調が悪くなれば 

動くのがしんどくて 

結果 休まざるを得なくなります。

 

 

でも そうならない限り 息子は 

人のために

自分を犠牲にしてまでも 

行動してしまうところがあるんですね。

 

 

 

 

先日もこんなことがありました。

 

 

息子が八王子にある私の実家に行っていた時

夕方 バイト先から 

 

「店が忙しいから すぐに来て欲しい」

 

と連絡があったそう。

 

 

 

バイト先までは市川の自宅からは徒歩5分なので

お店の人はすぐに来てもらえそうな息子に

まず連絡したのでしょう。

 

 

でも  今いる八王子から市川までは

2時間以上かかります。

 

たとえ  すぐに帰ったとしても

仕事はほとんど出来ません。

 

 

 

その日は文化祭で使うズボンを 

洋服屋である祖父に縫ってもらうために

八王子に行っていたのですが

その時点でズボンはまだ縫いあがっていませんでした。

 

 

ズボンはその翌日までに

学校に提出しなければいけなかったので

この日  息子は八王子の実家に泊まって

朝 そのまま学校に登校する予定でした。

 

 

 

バイト先には

 

「今 八王子にいるので行けません。」

 

と言えば済んだ話です。

 

 

でも  息子は

今 自分が八王子にいることも言わず

すぐに市川のバイト先へ向かいました。

 

 

「今日バイトが終わったら 

   また八王子にズボンを取りに帰って来るから。」

 

と言って。

 

 

 

私がその話を聞いたのは 

父からの電話。

 

 

父は

 

 「それはあまりに無茶な話。

 

 この間 救急車で運ばれてから 

     足元がふらつくと言っていたし 

     やめろと言ったんだけど

 

 『これは責任に関わる問題で 

      どうしても俺が行かなきゃいけないからびっくり

 

    って  りゅうが… 

 

       どうしてもって言うから…」

 

 

 

今 駅までりゅうを送ってきたところだ 

 

と言ってました。

 

 

 

私は

 

「なんで 止めなかったのむかっ」 

 

「なによりもりゅうの体が1番大切じゃないのむかっ」 

 

と怒ったのだけど  後の祭り。

 

 

 

でもね 同時に 

父が息子の責任感

大事に思ってくれた気持ちもわかりました。

 

 

 

その責任感の強さは父と同じだから。

 

 

 

 

その日 息子は

市川のバイト先で1時間だけ仕事をして

八王子の実家に帰りついたのは夜中の1時だったそう。

 

 

へとへとに疲れて 

翌朝は起きられず 

学校も休み

  

結局 1番の目的だった

ズボンの提出が出来なかったのです。

 

 

 

人のために

必死で頼まれたことをやり遂げたのに

 

最後は自分のことが

おろそかになってしまう

 

 

 

…これって

 

実は私も散々やってきた 

空回りのパターンあせる

 

 

 

そして 

このパターンは父から続いていたのだと 

この息子の件があってよーくわかった!

 

 

 

事態が落ち着いてから 父は言ってました。

 

 

「今まで人が嫌がることをたくさんやってきた。

 

 みんな面倒なことで  誰もやる人がいなくて 

    仕方なくて。

 

 自分の仕事が詰まっていて大変な時も  

    疲れていても

 寝る時間を削っても 

    人のためにしてきた。

 

 人から頼まれると 

    りゅうみたいに断れなかった…」 と。

 

 

 

こんなこと 父が言ったのは初めてです。

 

 

 

文句も弱音も吐かず 

夜遅くまで 

ただ もくもくと面倒なことを処理する父を

私はずっと見てきました。

 

 

 

そして それが

 

大人として当たり前のことなんだ 

いいことなんだ 

 

と 知らず知らず 

自己犠牲

心にインプットしてきたようです。

 

 

 

自己犠牲を伴う奉仕は 

たとえ周囲から褒められたり 

評価をもらえても

 

後でドッと疲れますDASH!

 

 

そして その疲れは 

周囲にはほとんど気づいてもらえません。 

 

 

だって 

自分からは見せないし 言わないし。

 

 

 

結果 

 

「あの人は頼りになる」 

「なんなくこなす」 

「何でも出来る」

 

なんてほめられて

またまた頼みごとをされます。

 

 

…で 断れない の繰り返し汗

 

 

 

父も どうやら 

ずっと そうだったみたいです。

 

 

 

そんな父を見て育った私は

父と同じことをしてきました。

 

 

そして 

そんな私を見て育った息子が 

今また 同じことをしている。

 

 

 

親の影響って 

本当にすごく強くて大きい

 

 

 

お互いに  

そんなに影響し合っている

とも気づかずに

脈々と 受け継がれていきます。

 

 

 

人のために尽くすのは確かに立派なこと。

 

 

そうやって 77年生きてきた父を

私はもちろん尊敬しています。

 

 

だから 自分も同じように行動したのだし。

 

 

 

何かをする しないの線をどこにどう引くか

 

それは人それぞれで 

立場や状況も関係すると思います。

 

 

 

ただ

 

命よりも大事な

立場や状況なんてない!

 

 

 

ほんのちょっとのつもりの無理が

ストレスとなって積み重なって

命をむしばむことだってある。

 

 

今年になって2回 呼吸が止まり 

救急車のお世話になった息子を見ていて

心からそう思い 

 

頼まれたバイトをこなすために

八王子と市川を往復し 

やり遂げたたことは褒めながらも

息子に伝えました。

 

 

 

「断るのは悪いから 

   人に無責任と思われたくないから 

 

   そんな風に

  人のためにと無理したことで倒れる方が

   かえって相手を心配させることになる。

 

 あの時 電車の中で倒れでもしてたら 

   じぃじはりゅうを行かせたことを

  ずっと後悔したと思うよ。

 

 バイト先の人たちだって そう。

 

  来てくれてもりゅうが体調を崩したら

  誰も喜ばないし 嬉しくない。

    

  訳を知らなかったにしろ

  無理をさせたことを後で悔やむと思う。

 

 体調不良は身体からの 

 ”休め” のありがたいサインひらめき電球

 

 今はきっと 2年ごと 

  今回は3年ぶりの調整期間。

 

 だから 堂々と休んでいいんだよ。」 

 

って。

 

 

 

息子も今回は

さすがに自分の無理をよくよく体感したようで

深くうなづいてました。

 

 

 

学校に行けないことにはもう慣れっこの私たち。

 

 

同じ休むなら 

心配しないで  

ゆっくり休んじゃった方がいい。

 

 

 

新しい洋服も買って 

ついでに髪の毛も切って 

 

気分転換になったのか

さっぱりした顔で息子は市川の家に帰って行きました。

 

 

 

良かったsss

 

 

 

 

親子代々の生き癖がわかって 

父とも 息子とも 話しているのは

 

 

心配しない

 

考えすぎない

 

そして  何より

 

自分を大切にすること

 

 

 

自分や他の人の今までの生き方は 

それがその人にとって大切な経験だったのだから

否定したり 後悔する必要はないけれど

 

 

父にも 息子にも 

母にも 娘にも

周りの他の人たちにも

 

 

無理なく自分を保ち 

過ごしてほしいと思いますハート

 

 

 

あ もちろん 

私もそのように過ごすよう 心がけますにこちゃん

 

 



 

 


 

 

 

アールヌーボーカード  34 魚

 

家族関係 調和 向き合う

 

家族や親子のことがテーマとなる時 

よく出るカードです

 

特定の誰かと

じっくり本音で話し合う必要がある

 

家族との関係を通して

今までの家のやり方を変える

 

今すぐでなくても 

そのようなことが必要なようです

 

水の中をそれぞれが

気持ちよく泳ぐ魚たちのように

時間をかけて 

家族の調和の形を見つめていきましょう

 


 

アールヌーボーカード 35 イカリ

 

がんばりや   転換点 やり方を変える

 

あなたはがんばれば一通りのことは出来る人

 

その課題が大きく重いものであるほどに

ヤル気も力も出る! がんばりやさんですね


重いイカリだって1人で持ち上げようとするように

これまでも 色々なことを成し遂げてきたでしょう

 

今後 絵の彼女はこのイカリをどうするでしょう?

それが あなたが取りたい行動なのでしょう

 

イカリを手から離すと感じたなら

これまでのがんばるやり方を変える転換点にいます

 

もう自分1人でがんばらず 

人に助けを求めましょう

 

 

 

ジプシーカード 18 Hope 希望

 

望み 心が痛む 自己犠牲

 

誰かのため 何かのため

 

自分の希望とすることで

同時に自分を傷つけていませんか?

 

あなたの本当の望みはなんでしょう?

 

もう 傷つけないで 

心からの希望を言っても大丈夫ですよ

 

 

 

(緑)パワーオブフラワーカード 17 

Sagebrush セージブラッシュ

 

 

険しい道 鍛錬 芯の強さ 同志

 

別名  修行僧カード

 

あえて難しく険しい道を行こうとする方が

よく引かれるカードです

 

ゴツゴツした大地を1歩ずつ踏みしめ

乾いた岩に黄色の花を美しく咲かせることが出来る

そんな芯の強さをあなたは持っています

 

共に道を歩むサポーターにも恵まれるでしょう

 

ただ 厳しい方法はもう充分やり尽くした と思う方は

新しいやり方への転換期に来ていると言えるでしょう

 

 

 

(黄)アールヌーボーカード 9 花

 

ご褒美 自己価値   自分を大切に

 

意識が外へ向いて 

自分のことを後回しにしていませんか?

 

誰かのために力を尽くすことは もちろん尊いこと

 

ですが それも自分を保てた上でのことでないと 

犠牲や疲労を感じてしまうでしょう

 

今は 自分を大切に扱い  自己価値を高めましょう

美しい花を飾ったり 触れるのもいいですね♪

 

気持ちを豊かに満たすこと 

ぜひ お試しくださいね