こんにちは。
引き続き古都奈良の散策の続きになります。
こちらは都の中央,南北のメインストリートを仕切る朱雀門。
この朱雀門から更に南へ4kmほど歩くと羅城門跡があります。
四神の南、朱雀方向にあることから朱雀門というそうです。
朱雀門側から北方向、太極殿をみると近鉄の踏切があります。ここで写真を撮っている撮り鉄の方々が多いのです。
私もチャレンジしてパシャリ。
色々な車両が通るので飽きません。
平城京跡の野原を近鉄が横切るのですよね。学ぶことが好きだった奈良の都人も電車を見てさぞかし喜んでいることでしょう。
絵で見るとこんな感じ。
朱雀門広場には平成いざない館があるので入ってみます。
都といえば四神相応の地であります。北に山、南に低地(湿地)、東に河川、西に道でありますな。
時代は変われど「人」そのものは変わりませんからね。
昔のお役人も大変ですな。
1300年経っても根源的な欲求は同じです。
羅城門の内側がいわゆる「都」ということなのでしょう。
朱雀門の内側は大内裏といい、割と身分の高い人がすんでいたようです。
遣唐使船も復元されています。残念ながら資料が少なく当時の船の残骸はありませんので想像になりますが、かなり精巧にできていますよ。
錨を巻き上げる装置。人力ですからひっかかったら大変です。
舵を取るのももちろん人力。ロープが切れたら運任せ。
これで大海原に漕ぎ出すのは恐ろしくもありますが、命を懸けても学びたい何かがあったのでしょう。
先人の勤勉さに負けずに学びつくしたいものです。時代の違いを言い訳にせず、上を向いて追いつけ、追い越せの精神は大切かもしれませんネ。
最後までありがとうございます。
次回に続きます。