責任感を持つ日本人の行動とは? | 井上政典のブログ

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 歴史ナビゲーターの井上政典がお贈りする祖国日本への提言です。
 
 ご意見は賛成反対を問わずどんどん書いてください。

 ただし、社会人としての基本的なマナーは守ってくださいね。

 北朝鮮のミサイルが通過すると名指しされた中国地方4県の知事が揃って安倍総理にこの危機に県民の安全を守るために適切に対処してほしいとお願いに行かれました。

 

 これこそ責任のある為政者の行動だと思います。

 

 日本海に配置したイージス艦がミサイルを捕捉し、日本上空を通過するときに、万が一でも日本本土に落下してこないという保証はありません。

 

 そのような緊急事態にパトリオットミサイル(PAC3)を配備して、万が一に備えるのです。

 

 なんといっても北朝鮮製のミサイルです。誤差があります。

 

 途中での予期せぬ方向転換もあるでしょう。

 

 その際に備えての迎撃ミサイルの配備です。

 

 大歓迎のはずですが、そうは思わない人たちがいるから不思議です。

 

 テレビ朝日の玉川記者は森本元防衛大臣に「迎撃するとその時点でアメリカの戦争に日本が巻き込まれる」と妄言を吐いていました。

 

 自分の頭の上を敵意を持った国のミサイルが同盟国に向かって飛んで行くのに日本が何もしなかったらアメリカからどう思われるのでしょう。

 

 外国といってもそれぞれとの国とでその親近感は違ってきます。

 

 現在アメリカは片務条約ながら軍事同盟を結んでいて、日本国憲法のせいで日本国内に基地があり、アメリカの軍事力の傘下に入っている大切な同盟国です。

 

 敵対するような北朝鮮やCHINAとは全く距離が違います。それを同等に考えること自体が無責任と言わざるを得ません。

 

 トランプ大統領はうまく北朝鮮をなだめ、でも脅すことも忘れずに今回の危機を乗り越えました。これが軍事力が使える国家の指導者の交渉力です。

 

 国際間の交渉力はその国の軍事力やその国から生産される鉱物資源や精密工業製品をどれだけ握っているかで決まります。

 

 以前、CHINAはレアメタルの輸出禁止措置で日本の外交にいちゃもんをつけました。その後日本の企業はレアメタルを使わないでいい方法を編み出し、CHINAの鉱山に大打撃を与えています。

 

 こういう物資を戦略物資といいます。

 

 日本はいくつもそういう製品を持っていますが、軍事力という決定打がないためにいつも「遺憾」砲を虚しく撃つことしかできません。

 

 韓国のソウルでこともあろうか公共交通機関である路線バスに慰安婦像が設置されたそうです。

 

 愚の骨頂という言葉しか思い当たりません。

 

 北朝鮮からの危機が増大する中、北朝鮮との国境に近いソウルはいつ何時北朝鮮からの砲撃を受けるかわからない時に、敵ではなく味方であるはずの日本に対して無礼千万の行為です。

 

 国境線から一番近いところで30キロしか離れていません。どれだけ米軍が航空攻撃やミサイル攻撃で打撃を与えても地下に潜った大砲や発射台からソウルに向けて砲撃やミサイル攻撃がある可能性が高まってきている昨今、戦争になったら兵站基地となる日本人の神経を逆なでするなんてどういう神経をしているのでしょうか。

 

 ひとたび戦争が起きれば、どれだけ補給を継続できるかで決まってきます。

 

 弓矢の時代ならともかく、先の大戦でも大勢の日本兵が輸送船が沈められたために重装備の武器が使用できず、小火器と敢闘精神だけでは戦に勝てないことを教訓として残しています。

 

 米軍がいくら強力でも、兵器を操縦するのは生身の人間です。休養や栄養が必要ですし、機材もメンテしなければなりません。

 

 物資も日本の工業力を使えば簡単に補給できます。それを米軍も見越しています。

 

 でも、今の日本人の中でどれだけの人が韓国を助けるべきだと思っているでしょうか?

 

 私も理性では韓国の存在がなければもろに敵国と国境線を交えるとなれば危険度が大いに増すとわかっていますが、感情的にはあんな国一度潰れた方がいいと思うのは私だけではないでしょう。

 

 まあ、今後どんな事態になっても私が韓国に行くことはないでしょう。

 

 ただ誤解の内容に書きますが、日本が好きな韓国人が来日した場合日本人としてのおもてなしの精神で接します。すべてを排除するのではなく、あくまでも反日をする人が嫌いなだけです。

 

 それは韓国人だけでなく、反日をする日本人も大嫌いです。

 

 外国に一度行ってみたらいいのです。どんなに日本が素晴らしく住みよい国かがわかるでしょう。

 

 夜中でも一人で歩いても平気なのは、日本と台湾くらいではないでしょうか。

 

 はるか上空を飛んで行くミサイルは脅威ではなく、日本の技術者が一所懸命にメンテをしている原子力発電所は脅威なんだそうです。

 

 東電の今までの横柄な態度が同情をうむことなく国民からバッシングされてますが、もし東電が倒産したら大都市東京へは誰が電力を供給するのでしょうか。

 

 無責任な人たちは汚い電気は使わないと言っていますが、電気にそんな区別があるものか、あったら教えてほしいものです。

 

 ネットはこうやって自分の意見を書き、毎日数千人の人の目に晒すことができますが、無責任な人の意見も増えてきています。

 

 戦争をすることは極力避けるべきです。勃発すれば多くの人が不幸になります。

 

 ところが片方の国だけで譲歩を続けていくことはできません。

 

 それが国民の生命・財産だけでなく「誇り」も大いに傷つけてしまうからです。

 

 戦後の日本は譲歩をし続けたために、とんでもない巨額のお金と日本人の誇りが傷ついてしまっています。いつまでそれをしなければならないのでしょう。

 

 廬武鉉大統領と同じくらい理想主義で親北である文在寅大統領は徴用工の個人請求権は消滅していないととんでもないことを言っています。

 

 1965年の日韓基本条約を締結するときに、日本側が個人補償をするというにもかかわらず、韓国政府がすると言って多額の独立お祝い金を疲弊していた日本からむしり取ったのは韓国です。

 

 当然それには北朝鮮の分も入っており、北朝鮮と国交回復するとしたら、北朝鮮は韓国に対して請求をしなければなりません。

 

 韓国は北朝鮮を国家として認めておらず、北朝鮮領内の各省や県にも知事を置いています。

 

 個人の賠償は韓国政府がするということで日韓基本条約を締結しているのです。どこまでゆすりたかりが通じると思っているのでしょうか。

 

 そして日本との約束ごとは守らなくてもいいと思っているのでしょうか。

 

 いい加減にしろと言いたいのは私だけではないでしょう。

 

 さらに、日本国内の左巻き各位も同じことをしています。やはりルーツが一緒なのでしょうか。

 

 どちらが国益になるか?

 

 どちらが国民の生命・財産を守ることができるか?

 

 日本国民としての尊厳をまもることができるか?

 

 こういうことを考えながら国会議員は行動すべきです。自分の党利党略の言葉ばかりを考えていてもいつまでも国民の支持は上がるとは思えません。

 

 案の定あれだけマスコミから捏造記事でバッシングされていた安倍内閣の支持率も微増傾向に変化してきました。

 

 危機下に応じては頼りになる自民党が必要ですし、戦没者慰霊祭にも出席しない日本共産党などは必要ありません。

 

 この危機にどう対応して一番最小限の被害に食い止められるかを考えるのが政治家の仕事ではないでしょうか。

 

 森友問題は、籠池氏のやりすぎが問題であり、安倍総理とは全くの無関係です。

 

 加計学園問題は、元愛媛県知事の加戸さんから丁寧な回答がありました。もうそれで十分でしょう。

 

 今しなければならないことを現実に戻って行動しましょう。

 

 それが責任ある大人のすべきことです。私は決して無責任な大人にはなりたくありません。