いきなりなんなんですけど、わたくし、ものすごい便秘もちなんでございます。
ここ最近ずっと音沙汰がなく、イライラ気味のわたくしを見かねたチャーさまに連れて行かれたお店がコチラ。
소반（ソバン）
漢字で書くと「小盤」で、大切なお客さんにお食事を出すときに使う小さいテーブル、お膳のことです。
では、本日のお料理 ドーン！
無料で付いてくるおかずの小皿が、半端ないでしょ？普段野菜不足のわたくしたちには、ありがたい！
おかずは日替わりなので、毎日この通りではないのですが・・・
典型的な韓国式のおかずから
セロリや青梗菜を使って作り出した斬新なおかずなんかもあり。
もちろんキムチも。そして、キレイな厚焼きたまご～
ご飯とこのおかず達だけでも、大満足ですよね～！
そうそう、ご飯といえば・・・
ここのご飯は白米ではなく、玄米・麦・7種類のお豆が入った雑穀米です。
また、ここのお店独自の方法で炊くため、まるで韓国の田舎の釜戸で炊いたようなご飯の味になるそうです。
韓国の田舎で育ったチャーさまが、「おばあちゃん家で食べるご飯みたいだ～」(´∀｀)と感動していました。
おかずとこのご飯でもう十分なのですが、やはりメインもいただかないとね。
고등어조림（コドゥンオジョリム） サバの煮付けでございます！
すごく辛そうに見えるけど、そこまで辛くないです。辛いのが苦手な人は、注文時にそう言えば応えてくれます。
ふっくらしたサバ～～～
このサバを、キムチに巻いて食べるんですが・・・
これ、キムチといっても、普通のキムチではございません。
ムグンジと呼ばれるもので、瓶（カメ）の中で3年ねかせて熟成させたものです。
普通3年も時間がたつと、ボロボロになってしまうものですが、このムグンジは特殊な熟成方法なので、
3年たっても、シャキシャキした筋がしっかり残っていて、味にも深みがあって美味しいの！
それを、サバと一緒に煮付けるんですから、それはもう～～～～！:*:・(￣∀￣)・:*:
そして、汁物のおススメはコチラ。
생태탕（センテタン） スケソウダラのお鍋です。
昆布や野菜の出汁がしっかりでたスープは、見た目ほど辛くないです。
生姜やニンニクなどの薬味と香草のおかげで、魚の青臭さもなく、美味しいです。
骨がいっぱいあるのが、ちょっと面倒くさいんだけどね。
サービスの食後のデザートは、お米のジュース 식혜 （シッケ）
毎日お店で作っているそうで、やさしい甘さで美味しいの～！
甘いけど砂糖の甘さではなく、お米に含まれている糖分を煮出して作った特殊な天然の甘味料を使用したもので、
スーパーなどで売ってるのとは比べ物になりませんわ。
ここね、残念ながらメニューが韓国語しかないので、いろいろなほかのメニューが食べたいときは、
韓国語がわかる人と行くのがいいんだけど・・・
追記（2010年4月に行ったら、英語表記つきのメニューに変わっていました！
日本人のお客さんも増えたんだって。今は新しいメニュー板です）
一応、この日わたくし達が食べたものは、↓赤で囲んだやつね。
2品だけど、チャーさまと2人で食べるにはあまりにも多すぎる量でした。日本人女性なら3～4人でシェアしてもいいくらい。
このお店は、実はまだ出来て6ヶ月しか経っていない新しいお店です。
お料理上手なご主人の手料理を食べた周りの人たちが、
「こんなに美味しいんだから、絶対レストランを開いたほうがいい！」ヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
とあまりにも言うので、開いたお店だそうです。
そして、ここのお料理に使われているムグンジ（熟成させたキムチ）は、韓国から直輸入しているものを使い、
しょう油や味噌類は、すべてご主人の手作り。科学調味料はほとんど使っていません。
先日、とある料理評論家がこの店を訪れ、
「ＬＡのコリアタウンにある韓国料理屋さんの中で、一番韓国の味に近い味だ！」
という評価を受けたそうです。
そのお料理上手なご主人、出身は韓国の安東（アンドン）というところ。
実はわたくし、韓国にいた頃、この安東にも旅行で行ったことがあるんです。
安東には、韓国の重要文化財に指定されている河回村（ハフェマウル）という村があって、そこを見に。
河回村っていうのは、このように大きな河が村の周りをぐるっと囲んでいる地形のため、
長年どこからも侵略されることがなく、昔の建物がそのまま残っている貴重な村なの。
そして、なんとここには、英国のエリザベス女王も来たことがあるんですのよ！
ところで、この写真の中に、見覚えのある顔ありませんか？ わかるかな～～～
右端の白い服着た人。
アハ( ´艸｀) あの元祖韓流スターの リュ シウォン
この村には、リュ一族が住んでいるんですけど、この一族はかなりの上流階級で、
リュ シウォンも実はいいところのお坊ちゃまなのです。
彼のお父さんの家もあります。（実際に住んでいるのはソウルだけど）
ちゃんと表札にリュ シウォンの名前があるんですよ。
別にリュ シウォンのためにこの村に行ったわけではないのですが・・・一応記念撮影。
それで、このお店のご主人に、「安東の河回村に行ったことあるよ～！」(*^▽^*)という話をしたら、
なんと、そのご主人も河回村のご出身だとのこと！
じゃあ・・もしや、お名前は？
やっぱりリュさんでした！
しかも、なんとこのリュ シウォンの家の裏に住んでいたんですって。
もちろん、リュ シウォンとは親戚関係だそうです。
というわけで、リュ シウォンのファンの人も、そうでない人も是非是非行ってみてくださいね。
ただし・・・
ここのお店は、注文が入ってから、薬味から手作りで作り始めるので、お料理が出てくるのにちょっと時間がかかります。
人気店のため、特に昼食時・夕食時は、かなり待たなければいけないので、
時間に余裕がある人は、そういった時間を外して行ったほうがいいです！！
余談ですが、ここに行った後、すぐに便秘が解消されました。(●´ω｀●)ゞテヘ
いつものお願いしま～す (*゜▽゜ノノ゛☆ → 
サンクス
:*:・(￣∀￣)・:*:
場所はコチラＡのところ
소반 Ｓｏｂａｎ
947 S.Norton Ave. Los Angeles. CA 90019