滋賀県の神仏をたどる
女ブロガーツアーレポ中
さて、朝も早くから宿をたち
奥びわ湖の観音様巡りのスタートです
まず、はじめにきたのが
江州伊香西国15番札所にもなっている
唐喜山 赤後寺さん
お寺と神社が一緒になってる…神仏混淆って言うんだって
湖北の観音様って、もっと小さな場所にいらっしゃるのかと思ってたから
とっても大きくて立派なお寺でびっくりしちゃっいました
本堂前には大きな数珠みたいなのがあって
なんだろう~って思ったら○ひとつひとつに観音経が書かれていてるの
1周まわせばお経を唱えたのと同じご利益になるんだってサ
とても立派なお厨子
細部まで、立派な彫刻が施されています
日光東照宮の彫刻に似てるよ(作者に繋がりがあるんだって)
当番制のおじちゃんのお話やテープで簡単な観音様の案内を聞いて
これまでの歴史のなかで、たくさんの人たちに守られてきた
ご本尊は
聖観音菩薩さまと千手観音菩薩さま
戦乱の時代に観音様を守るために川の中や土の中に隠して
お守りしていたので化仏や手先の部分がない、お姿がお痛たわしい観音様
長年秘仏であって、重要文化財に指定されてから一般公開される
ようになったんだって
一般公開に至るまでの、観音様を守り続けてきた土地の皆さんの
複雑な気持ちを聞いて、とっても考え深い気持ちになりました
厄を転じて利を施すコロリ(転利)観音さまとして親しまれていたんだけど
いつのまにか長患いしないで極楽浄土に導く観音様って言われるようになって
たくさんの人に信仰されているそうだよ
参拝には電話で世話人の人に連絡する方式
はじめ予約は数日前にするべきかなって思って電話で連絡したら
団体以外だったら、当日のお寺についてから電話くれれば大丈夫って
教えてもらいました こちらでは、ご丁寧に呼び出し用携帯電話まであったよ
前もって、仏女ブロガーで行くって電話で伝えておいたんだけど
現地現場の人まで伝わっていなくて、確認していただくのに
時間をかけさせ、いろいろご迷惑おかけしちゃった…
でも、いろんなお話をたくさん聞けて
とっても印象に残る2体の観音様でした
唐喜山赤後寺web情報