ものすごっっく久しぶりに美術館に行ってきました。
なぜなのかよくわかりませんが、とあるおじさまにお誘いいただき、良いお天気に誘われてノコノコ出かけたのは、新しくミートパッキングディストリクトに移転したWhitney Museum of American Artです。

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↑ハイラインの始点、14丁目の西の端。

Whitney Museumはつい最近ミートパッキングディストリクトに移転しました。
私の中のWhitney Museumの印象は、なんとなくクラッシーな年配のレディーという感じだったので、このエリアに移転したことに実はすっごく違和感がありました。
でも、行ってみるとその違和感は払拭されましたよ。

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古いホイットニー美術館のあの誰もがめまいを感じる摩訶不思議なレイアウトは影も形もなく、超近代的なまるで豪華客船のような建築物にびっくり。
今一番おしゃれでエッジィなミートパッキングディストリクトにはぴったりです。

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↑大行列。

お天気の良い日曜の午後とあって、美術館前は大行列。
どうするねん!!
と思っていたらおじさまが『私はメンバーだから列に並ばなくてもいいんだよ』とテキストメッセージをくれました。
ひぇー。さすがおじさま。頼りになるー。

行列をすっ飛ばし、速攻で巨大エレベーターに乗り込み、5階に直行。なぜ5階なのかは知らないけど、多分おじさんが好きな作品が並んでいるフロアなんだと思います。

どんな作品が並んでいたかというと、

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↑脚とか

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↑散らかった部屋とか

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↑作業台とガードマンとか

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↑現場突入前のゲイの消防士カップルとか

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ガキお子様が遊んでもいい影作品とか

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↑モケモケタペストリーとか


かなり不思議な状態でした。
私の印象では、ホイットニー美術館はスペインの古い絵画なんかを展示している印象だったんですけど、それはただ単にその作品展の印象が強かっただけなんですねきっと。

フレンドリーで紳士なおじさまは、通りかかる人みんなと笑顔で談笑するので全員友達かと思ったら、全然知らない人だったみたいで、素敵なおじさまもホイットニー美術館のようにクラッシーなおうなヒップでホップなような、不思議でチャーミングな方でした。

不思議な作品をじっくりと鑑賞した後、カフェでさくっと軽食をご馳走になりました。

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↑メニューもアートな感じ。全体的に、かなりMOMA的です。

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↑アルグラのサラダ。美味しかった!

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↑デザートのストロベリープリン。絶品!

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↑渋い素敵なおじさまが

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↑こんな感じになります。まさしくホイットニー美術館的!


週末は6時閉館とのことで、最初は大行列だったカフェも、食事が終わる頃には人っ子一人いなくなっていました。

外階段から階下に降りると、テラスから素晴らしいダウンタウンの眺めも楽しめます

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↑フリーダムタワーが見える。

久しぶりの美術館。
私好みのわけのわからん作品がたくさんあって、かなり楽しめました。
なかなか充実していました。

帰りはミッドタウンの自宅まで徒歩。
ミートパッキングエリアはおしゃれなお店がいっぱいあるし、途中の道もお天気が良くてとても気持ち良かった!
カフェのお食事もとっても美味しかったし、毎週金曜日は入館料がフリーだそうですので、皆さんも是非一度お出かけください。

Whitney Museum of American Art
99 Gansevoort St, New York, NY 10014
(212) 570-3600