竜魔大戦〈6〉闇が巣くう街―「時の車輪」シリーズ第4部 (ハヤカワ文庫FT)/早川書房
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久しぶりに時の車輪シリーズ続刊です。


トロロークに襲われ、狂信者集団「光の子」に包囲された故郷へ戻ったペリン。

リーダーに担ぎ上げられかつての故郷を戸惑い苦しみながらも必死で守ろうとする。


全界を不穏な空気が覆い始める中、この間は女の子たち、そしてペリンとファイールの戦いです。

今回はファイールとメリリン先生の過去がちょっとずつ明らかに。

ファイールとペリンがどんどんラブラブになってきましたが…進展具合がよくわからない。

翻訳小説は心理描写がわかりにくい時が多いなあ;

そしてエレイン王女視点がちょっと新鮮。

大切な任務の途中なのに酒に酔い、ナイニーヴに顔を水に押し付けられたり、

なかなか面白かったです;;ナイニーヴ怖い;;


さてこの巻ラストで意外な展開に。

光の子とペリンは共闘することになりそうです…が、

できるのかなあ;;利害もあまり一致してないし…裏切りそうですねえ。


【時の車輪シリーズ 過去感想】

  第3部 神竜光臨 

     3 夢幻世界へ  

     4 闇の妖犬  

     5 神剣カランドア

  第4部 竜魔大戦 

      1 忍びよる闇

     2 石城は陥落せず!
      3 それぞれの旅立ち

     4 聖都ルイディーン

     5 狼の帰郷