- カンガルー日和 (講談社文庫)/村上 春樹
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村上春樹先生のショートショート18編。
あしかが家に訪問してきたり、吸血鬼がタクシー運転してたりと、
淡々とどこかおかしくてでもそれが普通な世界。
読むのに意外と時間かかりましたけど世界を味わうにはいいスピードでした。
かの羊男が登場する「図書館奇譚」が面白かったです。
図書館にいった青年が、希望の本を借りに行くと、別室へと連れて行かれ…
あれよあれよと言う間に「本を暗記して覚えるまで帰るな」と監禁状態。
とりあえず私の知っている図書館は利用者を監禁して脳を吸おうとしないから良かったです;;
ただこの図書館で出てくる食事はおいしそうですね。
特に羊男の作るドーナツは食べてみたいww