のぼうの城が面白かったのでこちらも読了。


小太郎の左腕/和田 竜
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ある村にいた一人の天才の話。

純粋無垢でどこか足りないと思われていた少年・小太郎はある日傷ついた武将に出会う。

彼は人知を超えた狙撃の天才だった。


小太郎の優しさゆえに世に出すまいとする祖父。

半右衛門は小太郎の純粋さに心痛めながら

小太郎を戦線へと連れ出す。


多くのものに守られていた小太郎は

世間へ出た時に何を感じたか。


どうしても「ばか」のままでいたくなかった小太郎とその気持ちが切なかったです。


ちょっと尻切れな印象もありますが、

このラストでよかったんじゃないかな、と思います。