Stellavoceの高島まきです。こんにちは。

今日は、先日書いた「小学校の英語教育」のお話の続きです。


私が通った東京の小・中学校では、小1から英語の授業がありました。
アメリカ人の先生やアメリカ帰りの帰国子女先生がほとんどでしたが、低学年のうちはやることと言えば絵を見て「this is なになに」と言うとか、英語の歌を習うとか。

先生方の発音が良すぎて、子供の耳には何言われてんだか全然わからないこともしばしばでしたわ。
なんとなーく真似するものの、スペルを確認したりしなかったので、ゴニョゴニョのまま終わっちゃったり。

以前どこかで書いてますが、私が小学校時代に文法や発音をビシバシ叩き込まれたのは、学校外でお稽古事として習っていた英語のクラスででした。

そこで習った基本ルール、こんにちの「英語使いmaki」の土台となってくれたモノは、学校では一切教わらなかった……というのははっきりと覚えています。

学校ではそんなゆる~い感じで6年間やってきましたが、この学校は中学に上がると1クラス分の新入生が増えるんです。

小学校からの2クラス分の生徒たちは、ゆるいと言えども6年間英語をやってきているので、さすがに一から始める外部生とは中1の間、英語だけホームルームとは別のクラス編成になってました。

しかし。
外部から中学に入ってきた子たちは受験をくぐり抜けているので、下からの私たちよりも基本的に勉強はよくできるのよ。

中1が終わるころの試験ではレベル的には全く差がなくなり、中2からはめでたく、「下から」vs「外部」の分け隔てなく、ホームルームのクラスごとに英語の授業もできるようになりましたとさ。

・・・ちょっと!
6年間やってきたのはなんだったわけ?!

いかに6年間の学校英語がムダだったか、中2にして悟りましたよ(笑)。

いや、完全にムダとは言いません。
学校に普段から外国人がいたのは良かったと思うし、以前ブログで書いた(どこだ?)聖書の暗唱とか、後から思えば「よかったなあ」こともあります。

しかし、その後の学習につながる英語そのものの基礎となるものは、学校の英語授業だけでは積み上げられてなかったなあ。

で、私の時代から軽く30年以上経ってる今でも、ほんの数年前に英訳をお手伝いした指導要領を見たり現場の様子をちらちらと聞く限りでは、アプローチが変わってないらしい。

もったいないなあ。

というわけで、前回書いた、

「小学生には正しいアルファベットの読み方と、基本的な文法を簡単に、かつシッカリ教えるべし!」

というのがワタクシの持論なのです。

お母さん方はネイティブ教師がいいみたいだけど、ぶっちゃけこの部分はネイティブさんじゃなくていいんです。

むしろ、子供たちににとって、なにが起こっているのかわからないまま授業が進むほうがよくないよ。

アルファベットの音も、そりゃ英米人に習えればいいだろうけど、費用対効果などを考えると、そこにこだわりすぎる必要はない。

だから、急に「今年からアナタは英語担当ね」と振られて戦々恐々としている全国の小学校の先生たちは、ムリに自分が教室で英語話さないで、こういう基本ルールを教えればいいのになあ。


小学生相手の英語塾、やろうかしら。
毎週コンスタントに3年もやれば、積み上げていくうえで絶対必要な基礎がバッチリ身に着くよう教えてあげられると思うんだけどなー。
で、あとは中学でがんばってね、と(笑)。






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