蹴球中毒な男の独り言日記-バルサ偏愛的バルサ備忘録

フットボールに魅了され、フットボール中毒に侵され、フットボールなしでは生きていけない男のフットボール的な日常についての独り言と備忘録です。愛するFCバルセロナの応援を中心に書いています。バルサのソシオなので、かなりのバルサ偏愛者です。

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テーマ:

UEFA CHAMPIONS LEAGUE 2014-15
UEFA LIGA DE CAMPEONES 2014-15

Fase de Grupos - Grupo F
(Group Stage - Group F)

Jornada 01 (17/09/2014, Miércoles - 20:45)

Estadio: Camp Nou (Barcelona)   62,832 espectadores.



Futbol Club Barcelona  1-0  APOEL Nicosia FC

FC Barcelona: 4-3-3.
 Entrenador: Luis Enrique.
 1 Ter Stegen;
 22 Dani Alves, 3 Piqué, 15 Bartra, 21 Adriano;
 6 Xavi [C] (8 A.Iniesta, m.61), 26 Samper, 20 Sergi Roberto (12 Rafinha, m.79);
 31 Munir (29 Sandro, m.68), 10 Messi y 11 Neymar Jr..
 [No utilizados: 13 C.Bravo; 16 Douglas, 24 Mathieu; 4 I.Rakitić.]

APOEL Nicosia FC: 4-4-2. (Doble Pivote)
 Entrenador: Giorgos Donis. (Alemania)
 78 Urko Pardo;
 28 Mário Sérgio, 3 João Guilherme, 5 Carlão, 15 Antoniades;
 8 Tiago Gomes (21 Manduca, m.61), 16 Vinicius, 26 Nuno Morais [C], 46 Aloneftis;
 30 De Vincenti (10 Charalambides, m.79) y 9 Sheridan (79 Djebbour, m.75).

Goles:
 1-0, m.28: Piqué.

Árbitro:
 Deniz Aytekin. (Alemania)

Tarjeta Amarilla:
 FC Barcelona: ---.
 APOEL Nicosia FC: Vinicius (m.11) y Antoniades (m.27).

Incidencias:
 Camp Nou, 62.832 espectadores.





 我らがバルサは、フランク・ライカールトが率いた最後のシーズンとなった2007-08シーズンから、ペップ・グアルディオラが率いた2008-09シーズン以降ペップ=ティト体制での2011-12シーズン、更にティト・ビラノバが率いた2012-13シーズンと6シーズン連続でチャンピオンズリーグで1/2Finalに進出(その内2008-09シーズンと2010-11シーズンは優勝)している。急遽ティトからバトンを引き継いだタタ・マルティーノが率いた2013-14シーズンは1/4Finalでアディオスとなったが、ルイス・エンリケが率いる新生バルサの目標は目の前の勝利ではあるが、ヨーロッパで最も魅力的なコンペティションで最後までタイトルを争うことなのは間違いない。




 ルイス・エンリケにとっても監督としては初めてのチャンピオンズリーグとなったが、気負うことなく迎えられたようだ。確かに初戦が我が家であるカンプ・ノウであること、対戦相手がパリ・サン=ジェルマンという強豪ではなくキプロスのアポエル・ニコシアであることなど、幾つかも好条件が重なったこともあるが、ルーチョはペップ、ティト、タタとは異なってチャンピオンズリーグでもコンセントレーションは行なわずに選手たちの自主性に重きを置いて最大限にリラックスしてゲームに臨むことを優先している。そして、招集リストもゲーム当日に発表する方法を採用している。


 プレー可能な選手で招集リストから外れたのはマルティン・モントーヤ、セルヒオ・ブスケツ、ペドロ・ロドリゲス、ハビエル・マスチェラーノ、ジョルディ・アルバの5選手で、フィリアルからサンドロ・ラミレス、セルジ・サンペール、ムニール・エル・ハッダディの3選手を招集している。従ってポルテーロの先発だけでなく、セントロカンピスタとデランテーロの構成など幾つかの注目点があった。




 そしてルイス・エンリケは、ポルテーロはテル・ステーゲン、デフェンサは右ラテラルにダニ・アスベス、右セントラルにピケ、左セントラルにバルトラ、左ラテラルにアドリアーノの4人を配し、セントロカンピスタは右インテリオールにチャビ、ピボーテにサンペール、左インテリオールにセルジ・ロベルトのトリアングロ、トリデンテは右エストレーモにムニール、偽の9番にメッシ、左エストレーモにネイマール・ジュニアの11人を送り出した。4日前のアスレティック戦からはメッシとムニール以外の9選手を入れ替える大胆さを見せた。








 ベンチにはポルテーロのクラウディオ・ブラーボ、デフェンサのドグラス、マテュー、セントロカンピスタのイバン・ラキティッチ、アンドレス・イニエスタ、デランテーロのラフィーニャ、サンドロの7人が控えた。なお、チャビはチャンピオンズリーグ142試合出場でラウール・ゴンサレスと並んで大会史上最多出場選手となった。また、アウベスはバルサ通算300試合出場を達成し、歴代外国人選手で2位(1位はメッシ)となった。


 ドイツ人監督のギオルゴス(ヨルゴス)・ドニス率いるアポエルは(1-)4-4-2の3ラインをコンパクトに中央に固めてバルサを迎え撃った。バルサは普段の(1-)4-3-3で挑むも、この日はアドリアーノが今シーズン初出場であり、チャビが初先発、エスコラからカンテラの階段をひとつずつ駆け上がって来たサンペールがトップデビューを果たし、セルジ・ロベルトも初先発と絶対に勝利で発信したいはずのチャンピオンズリーグの開幕戦で大胆な采配を採ったことで、バルサのプレーはチグハグで動かすボールのテンポは悪く、チャビがリズムを刻もうにも周囲が連動出来ずに守備ブロックの外側でボールを走らせることに終始した。




 良くも悪くもルーチョ・バルサの特徴である両インテリオールがワイドに開いてピボーテの位置取りが高くなる傾向は見られず、チャビはインサイドでのプレーでボールに関与、サンペールはブスケツと同じようにボールポゼッションのためのセーフティポジションを取り続けるもボールを捌くことでリズムに変化をつけることが難しく、セルジ・ロベルトもチャビと同じ仕事をしようとプレーしたために中盤がチームのエンジンルームになることはなかった。メッシがメディアプンタのポジションに下りて、それに連動してムニールが中央へ入ることでアウベスのプレーエリアが出来るもアポエルに捨てられたサイドで数的優位な展開も作れずに決定的な場面を作ることは出来なかった。


 ネイマールは比較的タッチライン際でのプレーで左サイドでは幅を作ることが出来たが、前線に引き気味のメッシとムニールの2トップ状態の時間が長くなることでスペースが発生せず、ムニールが最終ラインとの駆け引きで動き回ることが少なかった。タッチライン際だけでなく、中央へのディアゴナルな進入を繰り返すペドロであればムニールもより流動的な動きの中でマークを剥がし、デフェンサの裏へ抜け出す動きで守備陣を困惑させられたのかもしれないが、このゲームではその流動性が不足していた。これにより中盤から相手を致命傷を与える決定的なボールが配給されることはなかった。




 メッシが中盤へ下りるのと入れ替わるようにチャビもセルジ・ロベルトも前線へ抜け出していく動きや相手のピボーテとセントラルの狭いスペースに進入してボールを受ける動きがなかったためにアポエルに守りやすい状況を提供し続けた格好で前半は終わった。メッシが完全に中盤に下りてボールに関与した際、アポエルのピボーテとセントラルのゾーンの間、ピボーテとインテリオールの間のスペースから背後を窺うポジショニングが見られず、相手の守備ブロックに風穴を開けるパスを出す選択肢を失う場面もあった。


 ピボーテのサンペールは無駄に左右に動いて味方のスペースを消してしまうような動きがなく、チームのボールポゼッションのためのセーフティポジションを取り続けたが、ボールを失ってはならない場面でのパスミスがあったのは課題だ。しかし、データによれば107本のパスでミスしたのは9本であり、これはゲームで経験値を積み重ねることで改善されるはずだし、経験を蓄積すれば効果的なパスを配給出来る選手になれるはずだ。かつてブスケツがそうであったように、辛抱強く支えてあげることも必要だろう。






 メッシが個人技から幾つかのチャンスを演出した内のプレーで得たフリーキックでゴール前の混戦の中、ピケがデフェンサの前に飛び込んで頭で叩き込んだゴールがなければ後半はもっと難しいものになっていたのは確実だ。


















 ルイス・エンリケが長いシーズン(更には2016年1月の移籍市場の開放まで)を見据えて若手を起用することを優先したことで、60分過ぎにイニエスタが投入されたが、交代したのはチャビであり、67分過ぎにサンドロが投入されたが、交代したのはムニールだった。78分過ぎにセルジ・ロベルトに代えてラフィーニャが投入されたが、全ての選手交代が前半の選手と同じ役割を踏襲するものであり、プレーの改善には繋がらずにダイナミズムは生まれず、ボールは守備ブロックの内側の狭いエリアへ入ることはなく、サイドを経由しても外側から内側へボールが入っていく展開もなかった。それはアポエルに消耗が見られなかったことでも証明されている。




 残り20分となって確かにサンドロが俊敏な動き出しと動き直しで相手デフェンサを撹乱して自身がチャンスを得たり、メッシやネイマールにチャンスを作り出したりしたが、チーム全体が連動するのではなく限られた少ない人数での局面打開ばかりであり、それが90分過ぎに諦めないアポエルに決定的な場面を作られて冷や汗をかかせられることにもなった。バルサ・デビューとなってポルテーロの決定的な仕事に出逢うことが極端に減ったマルク=アンドレ・テル・ステーゲンが集中力を切らさずにパラドンでゴールを守って事なきを得たが、守備面でも常に強度の低さと緩慢さが目立ったゲームであり、アポエルの決定力不足にも助けられての勝利となったのは間違いない。










 しかしながら、同じグループFの本命であるパリSGもアムステルダムでのアヤックス戦に1-1のエンパテであり、ペップ率いるバイエルンもミュンヘンであるにもかかわらずマンチェスター・シティに1-0と薄氷を踏む勝利であり、難しい初戦を悪い内容でも勝利(開幕から4試合連続無失点)という最良の結果で出発出来たことは何よりだ。次節の第2節は9月30日(火)、パルク・デ・プランスでのパリ・サン=ジェルマン戦となっている。


Força! Barça!


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テーマ:
Liga Española 2014-15  1a División (Liga BBVA)

Jornada 03 (13/09/2014, Sábado - 16:00)

Estadio: Camp Nou. (Barcelona)  80,181 espectadores.



Futbol Club Barcelona 2-0 Athletic Club

FC Barcelona: 4-3-3.
 Entrenador: Luis Enrique.
 13 C.Bravo;
 2 Montoya, 14 Mascherano (3 Piqúe, m.46), 24 Mathieu, 18 Jordi Alba;
 4 I.Rakitić, 5 Sergio Busquets, 8 A.Iniesta [C];
 31 Munir (11 Neymar Jr., m.63), 10 Messi y 7 Pedro (29 Sandro, m.78).
 [No utilizados: 1 Ter Stegen; 21 Adriano, 6 Xavi y 20 Sergi Roberto.]

Athletic Club: 4-2-3-1.
 Entrenador: Ernesto Valverde.
 1 Iraizoz;
 10 De Marcos, 18 Gurpegi [C], 4 Laporte, 24 Balenziaga;
 17 M.Rico (21 Viguera, m.83), 8 Iturraspe;
 14 Susaeta (11 Ibai Gómez, m.63), 7 Beñat (29 Unai López, m.63), 19 Muniain;
 20 Aduriz.

Goles:
 1-0, m.79: Neymar Jr..
 2-0, m.84: Neymar Jr..

Árbitro:
 David Fernández Borbalán. (Comité Andaluz)

Tarjeta Amarilla:
 FC Barcelona: Sergio Busquets (m.62).
 Athletic Club: Aduriz (m.30).

Incidencias:
 Camp Nou, 80.181 espectadores.





 リーガ開幕から2試合連続で無失点での勝利で6pts.で首位に立ち、今シーズン初めてのFIFAインターナショナルマッチウィークによるリーガのパロンを挟み、13日ぶりに再開した第3節はカンプ・ノウにアスレティック・クラブを迎えてのゲームとなった。エルネスト・バルベルデ率いるアスレティックとの一戦を迎えるにあたり、ルイス・エンリケは今シーズン序盤のターニングポイントと位置づけ、FIFAウィーク明けで難しい条件があるものの勝利だけに価値を見い出して準備を進めた。


 なお、この日は2日前の“ラ・ディアダ”のエントリー で書いた通り、1714年9月11日から300年記念ということでバルサは昨シーズンの第2にして今シーズンの第3ユニフォームのカタルーニャ旗を模した“セニェーラ”、アスレティック・ビルバオも第2ユニフォームとなるバスク旗を模した“イクリーニャ”を着用。カンプ・ノウでは例外的にアスレティックにも声援があった模様だ。












 ルイス・エンリケはポルテーロにクラウディオ・ブラーボ、デフェンサは右ラテラルにモントーヤ、右セントラルにマスチェラーノ、左セントラルにマテュー、左ラテラルにジョルディ・アルバの4人を配し、セントロカンピスタは右インテリオールにイバン・ラキティッチ、ピボーテにセルヒオ・ブスケツ、左インテリオールにアンドレス・イニエスタのトリアングロ、トリデンテは右エストレーモにムニール、偽の9番にメッシ、左エストレーモにペドロの11人を送り出した。ベンチにはポルテーロのテル・ステーゲン、デフェンサのピケ、アドリアーノ、セントロカンピスタのチャビ、セルジ・ロベルト、デランテーロのネイマール・ジュニア、サンドロ・ラミレスの7人が控えた。






 バルベルデのアスレティックは前からプレスを掛けてくることを避けながらもデフェンサのラインを高く設定して中盤に厚みを持たせてスペースを圧縮する方法だったため、バルサはセントラルを起点にボールを動かしてビルドアップした。今シーズンの特徴のひとつである現象は再び見られ、セントラルが数的優位なことでブスケツが中盤の中心でボールを捌くも両インテリオールは守備ブロックの外側へ流れてボールを受けた。ラキティッチとイニエスタの距離が離れているため、メッシがメディアプンタの位置でプレーに関与し、ブスケツとメッシを経由した後にサイドチェンジが繰り返された。












 インテリオールが離れてプレーするも、その他の選手はボールサイドに寄ってプレーに関与することが多く、サイドチェンジされたボールに対してタッチライン際のスペースに左右それぞれモントーヤとアルバが駆け上がって利用し、速さを保った場合にはチャンスを迎えるも単純なクロスボールを放り込むだけでは跳ね返されることが多く、サイドを経由した攻撃からゴールの匂いは感じられなかった。メッシが中盤へ下りてプレーし、更にチームとしてボールサイドに人数を掛けることで浅いラインの背後に長いボールを送り込んだ速い攻撃は効果を見せたが、中央へ入ってプレーするムニールとペドロの決定力に依存するだけではゴールには結びつかなかった。






 ボールを奪われた直後のトランジションは素早く強さが備わっていて連動性もあったことでアスレティックにチャンスらしいチャンスを与えなかったことは開幕から評価出来るが、敵陣でのプレッシングでボールを奪えずに帰陣して待ち構えて備えた場合に攻撃時と同様にインテリオールの距離が離れて対応していた。これによりイニエスタはアルバの外側のスペースをケア出来ていたし、ラキティッチはモントーヤの背後のスペースをケア出来ていたが、それが4バック+1枚のような格好で、更に中盤にボールサイドのエストレーモが帰陣して3枚で対応することでボールを奪って攻撃へのトランジション直後に円滑さが不足していたのはバルサらしさがなく感じられた。




 選手個々のコンディショニングの違いが大きく、特別に縦に速いダイレクトなフットボールを選んだわけではないにもかかわらず、ラキティッチが目立つのはチームとしての機能性が低い証拠なのだろう。ルーチョの戦術上の規律とはいえ、また負傷明けとはいえ、イニエスタの攻撃面での特性はもちろん、守備面でも鋭いプレーの先読みからのインターセプトよりも深く帰陣してのボール奪取などが目立ち、特性の全てが発揮されていないのも気になる。それでも攻撃面ではメッシと共に狭い局面で相手の注意を引き付けるプレーはチーム全体を考えれば有効的に機能している。




 メッシのメディアプンタでのプレーが相手のピボーテやセントラルの注意を引き付けてゴール前に大きなスペースを作り、そこへのボール供給は大きなチャンスとなる。この日もムニールとペドロがゴールには結び付けられなかったものの多くのチャンスを迎えたことを考えれば、ルイス・スアレスが10月25日からプレーに戻れば大きな得点源になるとの見方も出来る。中盤の構成とプレー方法がルイス・スアレスの存在を考慮したものであれば理解出来るが、スアレスの処分が解けるまで1ヶ月以上あることを考えれば別の方法があってもいいとも思う。




 後半からは前半に顔面を負傷したマスチェラーノに代わってピケが投入され、セントラルからの配給が多くなったことでブスケツが攻守両面で前の位置でのプレーが多くなってチャンスの数は増えた。しかし、ボールを失った場面からのカウンター対策としては前からのプレスが最初の選択肢で、それが掻い潜られた場合には両ワイドに開いて比較的低い位置取りの両インテリオールが帰陣して対応するやり方だったため、攻撃は前線の個人のタレントに依存することになり、ムニールとペドロの日ではなかったことで、待望のゴールは63分のネイマールの投入を待たなければならなかった。




























 それでも79分の先制点は77分過ぎに投入されたサンドロのプレスで窮屈になったラポルテのパスミスをブスケツがインターセプトしてボールを受けたメッシからの絶妙なスルーパスからであり、84分の追加点も中盤での守備からブスケツと低い位置に下りていたメッシとのパス交換からのドリブル突破からであり、それぞれ今シーズンのルイス・エンリケが目指すやり方での得点だったことは評価出来る。








 魅せるフットボールが少々鳴りを潜め、実用性や効率性が高いのは魅力の半減になっているものの、開幕から3試合連続無失点での連勝で9pts.獲得は素晴らしいし、その2時間後にサンティアゴ・ベルナベウが昨シーズンのリーガ王者のアトレティコ・マドリーによって陥落させられたのも嬉しさを倍増させてくれるものだった。プレー自体がまだ3試合で現実的な傾向ではあるものの主要タイトルから見離された昨シーズンの屈辱を思えば今は辛抱の時なのかもしれない。ルーチョが好むメンバーとプレーはわかりつつあってもチーム全体に、そして全てのポジションに高い競争原理が働いているのは長いシーズンを戦い抜くには頼もしい要素でポジティブだ。



Força! Barça!


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 9月11日といえば、世界的には2001年のニューヨークの同時多発テロとなるが、FCバルセロナを愛している者としてはカタルーニャのナショナルデー、“ラ・ディアダ(La Diada)”となる。


 日本に生まれ、日本で暮らしている日本人が━━自国のことでも知らないことが多いのに━━カタルーニャのことに首を突っ込むことの是非は別にせよ、愛するクラブが存在する"Nation"について知ろうとする欲望は当然であり、その欲望を━━当たり前で稚拙な形ではあるけれど━━書物で知り得ることは最低限出来る。とても小さな知識だが、知った以上は反応するのが自然であり、その上で、完全に個人的な、完全な[備忘録]として、エントリーしておくのが目的とする━━と1年前のエントリー と同じ書き出し。。。





 2014年9月11日のラ・ディアダは、1714年から300年記念ということ、スコットランドのイギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)からの独立への動きにも刺激を受けて昨年以上に熱い記念日となった。






 18世紀始めにスペイン・ハプスブルグ家のカルロス2世の継承者を巡り、その王位を政治的な関係性によりヨーロッパ諸国間での争いとなった。このスペイン継承戦争はパプスブルグ家対ブルボン家の王位争いの構図で、カタルーニャは自治(自立)を尊重してくれそうという思惑でハプスブルグ側についた。スペイン継承戦争最後の戦いとなったバルセロナ包囲戦の結果は、ブルボン家(スペイン・フランス連合軍)側がブルボン家側の最後の砦となったカタルーニャの首都バルセロナを陥落して勝利するとフェリペ5世がスペイン王になり、ハプスブルグ家についたカタルーニャは敗者となって戦後は様々な報復を受けることになった。


 フェリペ5世はスペインを中央集権国家に作り変えることを目指し、カタルーニャの自治権を取り上げ、その一環としてカタルーニャ語の使用禁止、大学の廃止などカタルーニャは閉塞を強いられていった。この際に現在のフランス側の北カタルーニャ地方(ピレネー=アリアンタル県)はカタルーニャからフランスへ割譲されている。カタルーニャにとっては戦争に敗北を喫し、国家を失った日として9月11日をカタルーニャのナショナルデー、“ラ・ディアダ”としている。


 2013年は、2012年の150万人を上回る160万人が参加し、カタルーニャ国家総会(Asamblea Nacional Catalana; ANC)が運営してカタルーニャ州の北から南まで86の自治体が協力して、「カタルーニャ、独立への道」というスローガンの下、住民40万人による"La Via Catalana"(カタルーニャの道、人間の鎖)が行なわれたことは記憶に新しい。

11092013_El Periódico

11092013_La Vanguardia

12092013_El Periódico

12092013_La Vanguardia


 2014年は、バルセロナ市内のディアゴナルとグランビア・デ・ラスコルツに大きな「V」の文字をカタルーニャ旗のセニェーラで描き出す50万人規模のデモが行なわれた。「V」は投票、勝利、意志の頭文字であり、11月9日にスペインからの独立を問う住民投票の実施に向け、スペイン裁判所が違憲としている投票に向けて圧力を掛けた。中央政府の発表では少なく見積っても52万人が参加し、バルセロナ当局の発表では180万人となったイベントとなった。


















 バルサからは黄色のTシャツを着たジェラール・ピケがセニェーラのユニフォームを着たミランくんを連れて参加。その様子をツイッター に投稿、「こんなのみたことない。ただただ忘れられない」 。他には会長のジョゼップ・マリア・バルトメウ、チャビ・エルナンデスがデモに参加したようだ。


 クラブとしては、毎年恒例となっているエスクード仕立ての花を英雄ラファエル・カサノバ像への献花だ。












 ラファエル・カザノバ(Rafael Casanova i Comes | ??/??/1660?-02/05/1743)はバルセロナの百人議会の議長であり、スペイン王位継承戦争の最終局面である1714年の第3次バルセロナ包囲網でカタルーニャ軍の総司令官としてパプスブルグ側についたカタルーニャの軍隊を率いて奮闘した英雄で、カタルーニャ最高の愛国者のひとりとして敬意を払われている。カタルーニャのアイデンティティを確認するために、カタルーニャの政治家や各種団体・機関などが献花する。


 公式行事故に会長のジョゼップ・マリア・バルトメウ始めとする理事たちに加え、フットボール部門からはチャビ・エルナンデス、ジョルディ・マシップが選手代表として参加、その他のプロ・セクションからも監督や選手たちが参加している。










 ラ・ディアダから2日後の9月13日(土)のリーガ第3節、カンプ・ノウでのアスレティック・クラブとのゲームでは1714年9月11日から300年を記念してバルサはカサであるにもかかわらず、LFPに対して今シーズンの第3ユニフォーム━━にして昨シーズンの第2ユニフォーム━━のセニェーラを着用することを申請、LFPからの了承を受ける共に、バスク純血主義を貫く━━今はかなり広義だが━━アスレティックも賛同、バスクのライオンもバスク旗(イクリーニャ)を模した第2ユニフォームを着ることになっている。


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