蹴球中毒な男の独り言日記-バルサ偏愛的バルサ備忘録

フットボールに魅了され、フットボール中毒に侵され、フットボールなしでは生きていけない男のフットボール的な日常についての独り言と備忘録です。愛するFCバルセロナの応援を中心に書いています。バルサのソシオなので、かなりのバルサ偏愛者です。

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テーマ:

UEFA EURO 2016

Fase de Clasificación (Qualifying Round)

Grupo C (Group C)

Jornada 03 (12/10/2014, Domingo - 20:45)

Estadio: Josy Barthel. (Luxemburgo)  7,800 espectadores.

LUXEMBURGO  0-4  ESPAÑA

Luxemburgo: 4-4-1-1.
 Seleccionar: Luc Holtz.
 1 Joubert;
 18 Jans, 2 Chanot, 6 Philipps, 3 Jänisch;
 8 Martins (20 Turpel, m.61), 19 Holter, 7 Gerson, 9 Da Mota (10 Payal, m.75);
 17 Mutsch [C] (21 Deville, m.86);
 11 Bensi.

España: 4-1-3-2.
 Seleccionador: Vicente Del Bosque.
 13 De Gea;
 22 Carvajal, 3 Piqué, 15 Bartra, 18 Jordi Alba;
 5 Sergio Busquets;
 8 Koke, 21 David Silva (11 Pedro, m.70), 6 A.Iniesta [C] (12 Juan Bernat, m.70);
 9 Paco Alcácer y 19 Diego Costa (17 Rodrigo, m.82).
 [No utilizados: 1 Iker Casillas, 23 Kiko Casilla; 2 R.Albiol, 4 Azpilicueta, 16 Juanfran; 7 Raúl García, 10 Fàbregas, 14 Iturraspe, 20 Santí Cazorla.]

Goles:
 0-1, m.27: David Silva.
 0-2, m.42: Paco Alcácer.
 0-3, m.69: Diego Costa.
 0-4, m.88: Juan Bernat.

Árbitro:
 Pawel Gil. (Polonia)

Tarjeta Amarilla:
 Luxemburgo : Holter (m.43) y Jans (m.68).
 España: Diego Costa (m.62) y Piqué (m.75).

Incidencias:
 Encuentro correspondiente a la tercera jornada del Grupo C de clasificación de la Eurocopa 2016 disputado en el Estadio Josy Barthel ante 7.800 espectadores.





 この10月のFIFAインターナショナルマッチウィークでスペイン代表は、ユーロ2016予選グループCの第2節(スロバキア代表)と第3節(ルクセンブルク代表)を戦う。フエラ2連戦とはいえ実力差を考えれば6pts.を持ち帰りたいし、コパ・ムンディアル2014ブラジル大会において既存のチームの設計図に対してデル・ボスケが起用する選手の特性に乖離があってチームが機能せずに改めて作り直している最中であることを考慮しても4pts.を持ち帰りたいシリーズだ。


 しかしながら、第2節のスロバキア代表戦ではスペイン相手に準備された(1-)4-1-4-1の人海戦術で中盤を分厚く守り抜く方法に対して明確な回答が出せぬまま鋭いカウンターから与えてしまったフリーキックで先制を許し、攻撃陣を投入して大量に前線に配置するスクランブル態勢で既存のチームのスタイルには最も適応している“9番”パコ・アルカセルのゴールで同点に追いつくも、スクランブル態勢故にバランスを失っているチームは終了間際にカウンターから失点を喫し、ジリナでは2pts.どころか3pts.を失い、目論んでいた最低目標でもある4pts.を持ち帰ることは不可能となった。




 スロバキア代表戦から中2日で迎えたルクセンブルク代表戦でデル・ボスケはカシージャスに代えてデ・ヘア、フアンフランに代えてカルバハル、アルビオルに代えてバルトラ、セスクに代えてパコ・アルカセルと4選手を入れ替え、(1-)4-2-3-1から中盤がロンボの(1-)4-4-2に変更してきた。スロバキア戦でも出場機会がなく、このルクセンブルク戦でもベンチスタートとなったのはポルテーロのキコ・カシージャ以外ではアスピリクエタ、ラウール・ガルシア、イトゥラスペとなった。


 (1-)4-4-1-1を(1-)4-4-2に変形させて守備ブロックをセットし、更に押し込まれるとドブレ・ピボーテのひとり、もしくはラテラルがデフェンサに吸収される(1-)5-4-1で中央を分厚く守るルクセンブルク代表に対してデル・ボスケは2トップを起用してバイタルエリアに奥行きを作り出してセントロカンピスタたちにボールを供給させようと考えたのだろうか。しかし、ピッチ内では些か違った現象が起きた。プレーの横幅は両ラテラルが確保するも、両インテリオールが内側でのプレーが多く確保した横幅を効果的に使えず、だからと言ってコケ、シルバ、イニエスタが内側でパコ・アルカセルとディエゴ・コスタと多くのボールを交換することもなく、ルクセンブルクに守りやすい状況を与えた。




 バイタルエリアに奥行きを作る狙いがあったのかもしれないが、確かにデフェンサの裏側へ抜けようとする動きを警戒したルクセンブルクのラインは下がることはあったが、5バックから6バックで人海戦術でゴール前を埋め屈された状況ではラストパスを供給するスペースがない。逆に内側の密集地帯でコケ、シルバ、イニエスタが機会距離を保ってプレーするもプンタまでの距離が遠く、グラウンダーのパスを届けるには至らなかった。その代わりではないだろうが、ピケとバルトラが中盤を飛び越して浮き球が送り込まれる場面も見られた。




 チャビとシャビ・アロンソがいなくなったラ・ロハで、とりわけチャビの穴を埋めきれていないのは事実だが、それはルイス・アラゴネスがチャビというタレントと心中するつもりでチャビの特性が充分に活きるチームを設計し、その設計図に必要な選手たちを選考し、フェルナンド・トーレスとダビド・ビージャというゴレアドールを併用するのか、それともデランテーロはひとりで、マルコス・セナ、シルバ、チャビ、セスク、イニエスタとフゴネスを起用してボールポゼッションを高めるのかの組み合わせを試行錯誤した結果のチームだったわけで、デル・ボスケはそのチャビのいた設計図を基本的に使用している感があるにもかかわらず、選手の選考と組み合わせと適応していない印象だ。




 ブスケツ、コケ、シルバ、イニエスタの選手一人ひとりのプレーに問題があるわけではない。確かに疲労や細かいコンディショニングに問題はあるだろうが、チャビとシャビ・アロンソがいなくなった穴は埋めている。とはいえ、チームの設計がボールポゼッションを高めていくものにもかかわらず、ボールポゼッションへの関与を特性としていないディエゴ・コスタの起用に拘ることがわからないし、もしコスタを起用するためにフアンフランやコケといったアトレティコでプレーした経験のあるユニットを当て嵌めるのであればシルバではなくラウール・ガルシア、イニエスタではなくセスクだろうし、ガビや強固なセントラルを招集すべきだろう。




 予選での篩に掛けられて少数精鋭で行なわれていたヨーロッパ選手権が徐々に拡大されて1996年イングランド大会からはそれまでの8ヶ国から16ヶ国に出場枠が増えた。そこから4年に1度2012年ポーランド=ウクライナ大会まで5大会はヨーロッパ予選を勝ち抜いた16ヶ国だからこそのレベルの高さがあり、ヨーロッパ大陸故のスタイルの偏りはあったものの大会レベルはコパ・ムンディアル(ワールドカップ)を凌ぐとされていた。


 しかし、出場国が16ヶ国に拡大された1996年以降2012年大会までの5大会の内3大会(ユーロ2000、2008、2012)が2ヶ国による共催であり、共同開催という手法により運営の規模が大きくなったことに加えてチャンピオンズリーグ同様に中堅国にも出場機会を与えるとして2016年フランス大会からは24ヶ国に更に拡大される。そして、2020年大会からは13ヶ国(イングランド(ロンドン)、アゼルバイジャン(バクー)、ドイツ(ミュンヘン)、イタリア(ローマ)、ロシア(サンクトペテルブルク)、ベルギー(ブリュッセル)、デンマーク(コペンハーゲン)、ハンガリー(ブタペスト)、オランダ(アムステルダム)、アイルランド(ダブリン)、ルーマニア(ブカレスト)、スコットランド(グラスゴー)、スペイン(ビルバオ))の分散開催となる。


 話は逸れたが、ユーロ2016は開催国のフランスを除いた23ヶ国が出場出来るため、予選もグループ首位である必要がなく、2位でも本大会へ出場出来るし、更に3位であってもAからIの9チーム中トップであれば本大会へ出場出来るし、ストレートインを逃した8チームもプレーオフ(カサ・フエラの2試合方式)を勝ち抜けば本大会へは出場可能だ。言うなればユーロ2016の予選は今までになく容易いのだ。だからこそチームを作り直すのは絶好の機会であり、比較的容易な予選を通じてチームを作り上げていくことが2年後の本大会で上位を狙うには必要だ。元世界王者にして現ヨーロッパ王者のスペインでもそれが出来ないと、かつての勝てないチームへと成り下がるだけだ。


 その事実が周知であるからこそ、ビセンテ・デル・ボスケは歯痒い。コパ・ムンディアルでの惨敗があったにもかかわらずRFEFは解任せずに続投を決め込み、続投の決定を受けたデル・ボスケは長所でもある穏やかさで難局を波風を立てずに歩いているが、ルイス・アラゴネスのように波風を立てて敵を作りながらもチームを抜本的に作り直すことは2008年以降なく、コパ・ムンディアル2010、ユーロ2012と若手選手を数多く抜擢しているもののチームの設計図はアラゴネスが描いたものをベースにしていて、講じられた対策に対しての対策はバルサなどクラブの試行錯誤を模倣するだけで、代表チームならではのアレンジはない。


 このルクセンブルク代表戦もディエゴ・コスタがようやく代表初ゴールを69分に決め、82分に初招集のロドリゴと交代となったが、コスタがゴールを決めていなかったらロドリゴのデビューもパコ・アルカセルとのものだった可能性もある。フアン・ベルナトが70分に投入されて代表デビュー戦で初ゴールとなる4点目を決めたことで、結果からすれば巧みな采配を揮ったことになるのかもしれないが、今回の遠征2連戦の内容はブラジル大会から変化は感じられないものだ。


 予選を勝ち抜く条件が楽であり、対戦相手にも比較的恵まれたことで今回のスロバキア遠征などフエラでポイントを失うことはあってもカサで負けることはないだろう。それがチームを取り巻く雰囲気を穏やかでポジティブなものにしてしまい、クライシスに陥ってネガティブで強く監督の交代を求めるには至らなくする。つまり首都マドリーで負ける、篤いアンダルシアのセビージャやマラガで負けることがない限りは現体制のままで進んでいくことになるだろう。それにもかかわらず、次節第4節のベラルーシ代表戦はウェルバのエスタディオ・ヌエボ・コロンビーノでの開催(11月15日)であり、ベラルーシの低調ぶりからすればスペインの圧勝となり、監督の首は繋がり続けるだろう。


 第3節を終えてのグループCは、1位は9pts.(得失点差+4)のスロバキア代表、2位は6pts.(得失点差+7)のスペイン代表、3位は6pts.(得失点差+2)のウクライナ代表、4位は3pts.(得失点差-4)のマケドニア代表、5位は1pts.(得失点差-4)のベラルーシ代表、6位は1pts.(得失点差-5)のルクセンブルク代表となっている。


¡Vamos España!


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テーマ:

UEFA EURO 2016

Fase de Clasificación (Qualifying Round)

Grupo C (Group C)

Jornada 02 (09/10/2014, Jueves - 20:45)

Estadio: Štadión MŠK Žilina. (Žilina)  10,000 espectadores.

ESLOVAQUIA  2-1  ESPAÑA

Eslovaquia: 4-1-4-1.
 Seleccionar: Ján Kozák.
 23 Kozáčik;
 2 Pekarík, 3 Škrtel [C], 4 Ďurica, 15 Hubočan;
 5 Gyömber;
 20 Mak (10 Stoch, m.61), 22 Pečovský, 19 Kucka (13 Kiss, m.83), 7 Weiss (21 Ďuriš, m.54);
 17 Hamšík.

España: 4-3-3.
 Seleccionador: Vicente Del Bosque.
 1 I.Casillas [C];
 16 Juanfran (20 Santí Cazorla, m.81), 3 Piqué, 2 R.Albiol (11 Pedro, m.58), 18 Jordi Alba;
 5 Sergio Busquets, 8 Koke;
 21 David Silva (9 Paco Alcácer, m.71), 10 Cesc Fàbregas, 6 A.Iniesta;
 19 Diego Costa.
 [No utilizados: 13 De Gea, 23 Kiko Casilla; 4 Azpilicueta, 12 Juan Bernat, 15 Bartra, 22 Carvajal; 14 Iturraspe, 7 Raúl García; 17 Rodrigo.]

Goles:
 1-0, m.17: Kucka.
 1-1, m.82: Paco Alcácer.
 2-1, m.87: Stoch.

Árbitro:
 Björn Kuipers. (Países Bajos)

Tarjeta Amarilla:
 Eslovaquia: Kucka (m.04), Hubočan (m.37), Stoch (m.87) y Gyömber (m.90+1).
 España: David Silva (m.44), Diego Costa (m.90+1) y Santí Cazorla (m.90+3).

Incidencias:
 Pod Dubnom, unos 10.000 espectadores.





 この10月のFIFAインターナショナルマッチウィークでスペイン代表は、ユーロ2016予選グループCの第2節(スロバキア代表)と第3節(ルクセンブルク代表)を戦う。フエラ2連戦とはいえ実力差を考えれば6pts.を持ち帰りたいし、コパ・ムンディアル2014ブラジル大会において既存のチームの設計図に対してデル・ボスケが起用する選手の特性に乖離があってチームが機能せずに改めて作り直している最中であることを考慮しても4pts.を持ち帰りたいシリーズだった。




 しかしながら、スロバキア代表が準備した(1-)4-1-4-1の人海戦術で中盤を分厚く守り抜く方法に対して明確な回答が出せぬまま鋭いカウンターから与えてしまったフリーキックで先制を許し、攻撃陣を投入して大量に前線に配置するスクランブル態勢で既存のチームのスタイルには最も適応している“9番”パコ・アルカセルのゴールで同点に追いつくも、スクランブル態勢故にバランスを失っているチームは終了間際にカウンターから失点を喫し、ジリナでは2pts.どころか3pts.を失った。




 ブスケツとコケのドブレ・ピボーテはボールを運んで繋ぎ、セーフティポジションを取ってチームのボールポゼッションを維持、危険察知力を活かしてピンチの芽を摘むには最適だが、バランスを欠いている前線がボールを失った際の相手のカウンターアタックのスピード勝負ではスピード不足の欠点が露呈してしまうことがある。とはいえ、チームの歪さが皺寄せとなるポジションで黒子に徹してプレー出来る選手は彼らに以外には見つからない。




 シルバ、セスク、イニエスタで構成する2列目は非常に流動的で内側の狭小エリアでのプレーで相手守備陣を混乱させ、外側のエリアにラテラルを上がらせて有効なスペースに変えてサイドからの崩しを狙うのは明確だが、プンタのディエゴ・コスタが左側へ流れることが多いこともあり、左サイドではアルバの攻撃参加で機能するが、右サイドはシルバが中央でプレーすることで広いスペースにフアンフランが駆け上がるものの孤立することも多く、また単騎勝負からのクロスボールを供給するも高さのない攻撃陣がゴールに叩き込むはずもなく、単調な攻撃になりがちで相手に跳ね返すだけの選択肢を与えてしまっている。


 ボールポゼッションからの崩しを狙っているにもかかわらず、セスクもゾーンの間でボールを受けることよりもデフェンサの裏へ抜けようとするコスタへの配給が多く、狭いエリアをより狭くするプレーとなり、イニエスタもシルバもドリブルで局面を打開するも次の局面のスペースを小さくしてしまうこともしばしばあり、絶対的なパサドールの不在がチームの方向性を今ひとつ定められないことになっている。




 デル・ボスケはチームの設計図を維持するならば適応する選手を選考して起用しなければならない。それであればスペイン国籍を取得したとはいえカウンターアタックで速い攻撃の中で力を発揮するディエゴ・コスタではなく、ボールポゼッションに関与しながら味方のスペースメークと自らのスペースへ進入してプレー出来るパコ・アルカセルになるはずだし、5人のセントロカンピスタの構成も2+3ではなく1+4だし、2+3でも異なる組み合わせがあるはずだ。チャビとシャビ・アロンソが代表から退いた穴を埋めるのは容易ではないとはいえ、セントロカンピスタの人材は豊富なのだから可能なはずだ。そうでなければ、監督自身が交代する選択肢に至る。




 次節の第3節はルクセンブルク代表戦であり、さすがにポイントを失うことはないだろうが、それが逆にスペイン代表の行く末を見えにくくする可能性もある。ユーロ2016は拡大される大会であり、出場権を逃すことはまずあり得ないからこそ、予選の間にチームを再構築する必要がある。本大会が2年後とはいえ、今のチームのまま2年経過して本大会を迎えればチームは2年間の熟成を経た過去のラ・ロハとは異なり、2年間の劣化を続けたラ・ロハとなってブラジルでの惨敗以上の結果を招くこともあり得るのだから。


 第2節を終えてのグループCは、1位は6pts.(得失点差+2)のスロバキア代表、2位は3pts.(得失点差+3)のスペイン代表、3位は3pts.(得失点差+1)のウクライナ代表、4位は2pts.(得失点差±0)のルクセンブルク代表、5位は1pts.(得失点差-2)のベラルーシ代表、6位は1pts.(得失点差-4)のマケドニア代表となっている。


¡Vamos España!


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テーマ:
Liga Española 2014-15  1a División (Liga BBVA)

Jornada 05 (04/10/2014, Sábado - 18:00)

Estadio: Campo de Fútbol de Vallecas. (Madrid)  14,071 espectadores.



Rayo Vallecano de Madrid 0-2 Futbol Club Barcelona

Rayo Vallecano: 4-2-3-1.
 Entrenador: Francisco "Paco" Jémez.
 25 Toño;
 2 Tito, 15 Abdoulaye (9 Manucho, m.46), 20 Morcillo, 14 Insúa;
 8 Raúl Baena, 10 Trashorras [C] (21 Jozabed, m.74);
 22 Licá (16 J.Aquino, m.46), 23 Bueno, 12 Kakuta;
 19 Leo Baptistão.

FC Barcelona: 4-3-3.
 Entrenador: Luis Enrique.
 13 C.Bravo;
 22 Dani Alves, 3 Piqué, 15 Bartra, 24 Mathieu;
 6 Xavi [C], 5 Sergio, 8 A.Iniesta (4 I.Rakitić, m.69);
 31 Munir (7 Pedro, m.59), 10 Messi y 11 Neymar Jr. (29 Sandro, m.80).
 [No utilizados: 1 Ter Stegen; 14Mascherano, 18 Jordi Alba y 21 Adriano.]

Goles:
 0-1, m.35: Messi.
 0-2, m.36: Neymar Jr..

Árbitro:
 Antonio Miguel Mateu Lahoz. (Comité Valenciano)

Tarjeta Amarilla:
 Rayo Vallecano: Abdoulaye (m.18), Trashorras (m.33), Morcillo (m.37 y m.60), J.Aquino (m.63 y m.90+1).
 FC Barcelona: Xavi (m.10) y Piqué (m.72).

Tarjeta Roja:
 Rayo Vallecano: Morcillo (m.60, Doble Amarillas) y J.Aquino (m.90+1, Doble Amarillas).
 FC Barcelona: ---.

Incidencias:
 Estadio de Vallecas, 14.071 espectadores, casi lleno.





 9月のFIFAウィークから10月のそれまで22日間で7試合を戦う過密日程はリーガ・エスパニョーラ5試合、チャンピオンズリーグ2試合で、残りはリーガ1試合となった。過密日程の中、バレンシア遠征のレバンテ戦から中2日でのマラガCFとのフエラ戦では枠内シュートを放てずにゴールレスのエンパテで今シーズン初のポイントを失ったが、その3日後にカンプ・ノウに戻ってのグラナダCF戦ではチャビが今シーズンのリーガで初先発となり、チームはラ・ロサレダとは見違えるようなプレーで6-0の快勝で3日で首位を取り戻し、チャンピオンズリーグ第2節のパリ・サン=ジェルマン戦のためにパリを訪れた。


 しかし、パリでのバルサは不調であり、準備した戦術でも、プレーの正確性でも、プレー強度の高さでもパリSGがバルサを上回り、何より自らのエラーで多くのボールを失った。この多くのボールロストが3失点の内の2失点の直接的な原因であり、今シーズン初の失点を喫した上に今シーズン初の敗北も喫してしまった。バルサはチームを作っている途中であり、それをローテーションを採用しながら進めていて、一方のパリは主力のイブラヒモビッチ、チアゴ・モッタ、ラベッシを欠いたとはいえ異なる部分が強化されて戦闘力を上げた熟成されたチームであり、その強いパリに敗れたことを冷静に捉えれば改善点が浮き彫りになったと前向きに捉えることも可能だ。


 22日目の7試合目を戦うためにルイス・エンリケはモントーヤ、セルジ・ロベルト、負傷中のジョルディ・マシップ、プレー許可が下りたばかりのドグラス・ペレイラ、ラフィーニャ・アルカンタラ、トーマス・ベルマーレンを招集せず、トップチームのプレー可能な16選手にバルサBのサンドロ・ラミレスとムニール・エル・ハッタディを加えた18選手を招集してマドリー遠征、狭小ピッチのカンポ・デ・バジェカスに乗り込んだ。




 ルイス・エンリケは、ポルテーロはクラウディオ・ブラーボ、デフェンサは右ラテラルにダニ・アスベス、右セントラルにピケ、左セントラルにバルトラ、左ラテラルにマテューの4人を配し、セントロカンピスタは右インテリオールにチャビ、ピボーテにセルヒオ・ブスケツ、左インテリオールにアンドレス・イニエスタのトリアングロ、トリデンテは右エストレーモにムニール、偽の9番にメッシ、左エストレーモにネイマール・ジュニアの11人を送り出した。


 ベンチにはポルテーロのテル・ステーゲン、デフェンサのマスチェラーノ、ジョルディ・アルバ、アドリアーノ、セントロカンピスタのイバン・ラキティッチ、デランテーロのペドロ、サンドロの7人が控えた。ルーチョはパルク・デ・プランスでのゲームから5人(テル・ステーゲン、マスチェラーノ、アルバ、ラキティッチ、ペドロ)を入れ替えてきた。そして何より注目は左ラテラルにアルバでもアドリアーノでもなく本職ふたりをベンチに座らせ、バレンシアでプレー経験のあるマテューを起用したことだ。




 ラージョを率いるフランシスコ・“パコ”・ヘメスはその勇敢さと潔さでスペクタクルを志向する監督であり、昨シーズンのリーガ第5節では0-4 で敗れたもののボールポゼッションで51%-49%と縦に速いダイレクトなフットボールを採用したバルサを上回り、バルサにとっては2008年5月7日のサンティアゴ・ベルナベウでのクラシコ以来5年以上316試合に渡って継続していたポゼッションでの優位が途切れることになり、プレースタイルを巡る議論が熱く交わされたことはまだ記憶に新しい。


 狭小ピッチのバジェカスだからこそ、パコ・ヘメスの勇敢なボールポゼッションでの真っ向勝負の戦術はその強さを増すわけだが、この日のラージョも(1-)4-2-3-1の基本的な布陣を(1-)4-4-2に変形させてバルサの両セントラルにプレッシャーを掛けてきた。ピケとバルトラはワイドに開いてラージョのレオ・バチスタオとブエノのプレスをかわしながらの配給を試みるも不用意に蹴り出すのではなく、数的同位で詰まった時にはクラウディオ・ブラーボも参加してのポゼッションでボールを維持した。それでもラージョはブラーボにもプレス、後方のリカとカクタ、ラウール・バエナとトラショーラスも連動してバルサのビルドアップのボールの出口にプレッシャーを掛けてきた。




 ブスケツが下りてどうにか数的優位を作ろうにもラージョはゾーンだけでプレスするのではなくマンマーク気味にプレスを掛けてくることでバルサは窮屈を強いられた。ピケもバルトラも窮屈、アウベスとマテューの両ラテラルも窮屈でミスを誘われ、チャビとイニエスタにも時間を削除して場所を消去する速く強いプレスで効果的な配給を防いできた。ラージョはインテンシティの高さだけでなく、デフェンサのライン設定もリスクを冒して高く設定し、中盤のスペースを縮小することでバルサのパスワークを分断してきた。






 8分過ぎにはバルサ陣内の深いエリアでネイマールがプレスでボールを奪われてブエノに持ち込まれてシュートを放たれる最初のチャンスを作られるも開幕から無失点記録を続けているブラーボが横っ飛びから右腕を伸ばしてコーナーキックへ逃れるパラドンで事なきを得た。ラージョの強烈なプレスと狭いバジェカスのピッチが凸凹でバルサに不利なことも手伝ってパスワークで自陣を出られないバルサは押し込まれる場面が続き、立ち上がりは完全にラージョのペースとなった。ただし、ラージョの圧力はチーム全体が重心を高くしているからで、それは高いライン設定によるものであり、昨シーズン同様にラージョのデフェンサの背後には広大なスペースが拡がっていた。




 13分過ぎには素早いパスワークから中央へ絞ったネイマールが状況判断よくラージョのデフェンサの背後のスペースへ走り込むメッシへ浮き球スルーパスが送り込まれ、メッシは胸トラップから右足シュートでトーニョを襲うチャンスを作り出した。高い位置取りのデフェンサを牽制する攻撃を仕掛けているにもかかわらずラージョ守備陣は勇敢で、ネイマールが中央へ絞ってラテラルのティトを引き連れることで生じるスペースへバエナの背後を取って進入するイニエスタに対してもアブドゥライ・バがポジションを離れて前へ出て激しく対処してきた。


 ラージョは自陣からのビルドアップでボールを運ぶ時もバルサ同様にショートパスを利用するわけだが、両セントラルがワイドに開いて間にピボーテのバエナが下りて3バックで起点を作り、中盤に上がった両ラテラルとトラショーラスとブエノの4人でボールの出口を作り、更に3トップがボールの逃がし所を作ってバルサのプレッシャーをかわしてきた。ボールを失った直後のネガティブ・トランジションでボールフォルダーへのプレッシャーはいいが、それが剥がされた後の対処が芳しくなく、そのツケを払わされるのがブスケツやピケで、単純にスプリント競争で分のない彼らのスピード不足が露呈する場面が見られた。ここはチーム全体の長所で隠さなければならない点だ。




 目まぐるしい激しい展開が続く中、チャビは独特のインテリジェンスで違いを作った。メディオカンポはチャビ、ブスケツ、イニエスタのトリアングロで形成したが、ルーチョのやり方で両インテリールは開いてプレーする。イニエスタはネイマールが中央へ絞ってティトを引き連れて生じたスペースにマテューを駆け上がらせるためバエナとリカを引き付けるポジションでボールに関与するが、マテューのスピードを活かしたいがために縦に急過ぎたし、マーカーをドリブルで剥がして進入するも逆にスペースを小さくしてしまった。一方のチャビはとにかく判断スピードが速く、選択するプレーが的確、正確だった。




 浅いラインの背後への進入を狙い続けるムニール、ネイマールへ次々に配給するだけでなく、ボールを溜めることでラインを上げさせて味方にラインとの駆け引きと見極める時間を作ったり、それによって違う場所にスペースを生じさせたりとプレースピードとランニングスピードだけでなく、プレーを選択する状況判断のスピードでアクセントを付けた。ボールを配給するだけでなく、メッシが中盤へ下りれば入れ替わるように前線へ飛び出してボールを引き出すプレーでラージョ守備陣を楽にさせず、また逆サイドのイニエスタにプレーエリアを少しでも作り出すような状況を作った。






 31分過ぎにはイニエスタのスルーパスにメッシがオフサイドラインを抜け出してゴールネットを揺らすも、オフサイドの判定で惜しくも得点は認められなかった。それでもラージョの高いラインの裏を狙う攻撃は意識され、34分過ぎにはスローインの零れ球をピケが左足で一気にラインの裏へと供給してメッシが抜け出して先制、先制から1分15秒の35分過ぎにもバルトラから前線に走り込んだムニールへ配給、囲まれながらも粘り強いキープからネイマールに落とし、ネイマールが一気に持ち込んでゴールへと流し込んで電光石火の攻撃で0-2とスコアを動かした。




















 スコアが0-2になってもラージョの勇敢な姿勢に変化はなかったが、バルサも同様にラージョ陣内でのプレー時間を長くするように努めた。ラージョのビルドアップを窮屈にするプレスで思惑通りにプレーさせず、また後方からの効果的な配給でゴールを狙った。41分過ぎにはピケからのロングフィードにオフサイドラインを掻い潜って抜け出したムニールがゴールに迫るも、メッシとネイマールのゴールを意識したのかポルテーロをかわそうと切り替えたところを戻ったデフェンサに引っ掛けられてチャンスをふいにした。




 ボールポゼッション41%-59%で前半を終えて迎えた後半、ラージョはアブドゥライ・バに代えてマヌーショ、リカに代えてアキーノを同時投入、何と逆転に向けて前半以上にリスクを冒す勇敢な(1-)3-4-3(ティト、バエナ、モルシージョ; アキーノ、ブエノ、トラショーラス、インスーア; レオ・バチスタオ、マヌーショ、カクタ)の布陣に切り替えてきた。前線に人数を割いてプレッシャーを掛け、後方からボールを繋いでいく潔い姿勢であり、ラージョは幾つかのチャンスを作り出した。前半20分にアルトラの持つリーガ開幕無失点クラブ記録560分を更新したブラーボがどうにかゴールを死守してレギュラーのプライドを示した。




 ルイス・エンリケも58分過ぎにムニールに代えてペドロを投入、ラージョのビルドアップを窮屈にしてライン裏への抜け出しを強化した矢先の59分過ぎ、モルシージョがネイマールへのタックルでドブレ・アマリージャとなって退場処分となり、ラージョのゲームプランは崩れてゲームは決した。しかしながらラージョの勇敢で大胆不敵で潔い姿勢は継続され、レオ・バチスタオとマヌーショの2トップをそのままに、3人のデフェンサと4人のメディオが流動的に動いて最後まで攻撃的な姿勢を貫いた。


 68分過ぎにはイニエスタに代えてラキティッチ、79分過ぎにはネイマールに代えてサンドロを投入して、ひとり多いにもかかわらずラージョのパスワークに振り回されて守勢に回ったチームを攻勢に転じさせようとするもルーチョの思惑通りに進まず、時折ゴールに迫る速い攻撃を繰り出すも得点には至らず、またゲームを圧倒的にコントロールすることも出来なかった。それでも前半の電光石火の2得点を守り、ボールポゼッション45%-55%で面子を守っての勝利を手に入れた。




 バジェカスでのゲーム前にメスタージャでバレンシアがアトレティコを3-1で勝利していたが、バルサは19pts.でバレンシアに2pts.差をつけて首位を維持した。確かに勇敢なラージョのプレーに対して決定的な場面を多く作れなかったことは課題だし、ひとり多くなってからもゲームをコントロールすることが出来なかったのは改善が必要だが、プレーの正確性は向上されつつあり、ラージョのインテンシティに対しても引くことなく真っ向勝負で対処、チーム内競争力がピッチ内で良い形で反映された格好なのはポジティブだ。これでFIFAウィークを快く迎えられる。









Força! Barça!


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