LARME 026号 連載シネマ17. ピクニックatハンギングロック | la petite chambre

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掲載誌のお知らせ。

発売中のLARME026号のシネマイラストは、バレンタインにちなんで

1900年のバレンタインデーに起こった事件をテーマにした映画

ピクニックatハンギングロック」について描きました。

 

LARME 026号 cinema fashion room vol.17  ピクニックatハンギングロック / Picnic at Hanging Rock

 

特に序盤は乙女ワールド炸裂。フリルとレースたっぷりのワンピース、

花がたっぷり生けられた水で洗顔、美しいバレンタイン・カードなど♥akn♥

 

 

アーマの浴室のビクトリアンな壁紙はゴージャスでロマンティックはぁと.*

 

本作はガーリームービーのパイオニア作品で、実話を元にした映画として

知られているけれど、厳密に実話ではないと最近知りました。

(そのことについて本誌で少し書きました)

ガーリーワールド満載の「ヴァージン・スーサイズ」も本作の影響を

受けているとソフィア自身が公言しているそうで、オマージュ元シーンが

散りばめられています。

岩山で少女たちが重なって映し出されるシーン (上) もまさしくデジャヴで、

「ヴァージン・スーサイズ」で姉妹が草原で戯れるシーン (下) は印象的で

記憶に残っています。

 

 

少女たちを精神的に追い込む存在も似ていて、キャラだけでなくイカつい

ルックスも似てる 節分カミナリ 冷酷なアップルヤード校長(レイチェル・ロバーツ)

vs. リスボン家姉妹を幽閉する母(キャスリン・ターナー)

 

今回は1900年のビクトリア調のロマンティックなファッションを

描きましたが、次号のシネマは別の年代のレトロファッションが美しい

作品です。 次号は3月17日発売予定 本 お楽しみに♡

 

今月号の表紙は、黒瀧まりあさん♡