AVET/アベットリール専門オンラインショップ

アベットリール専門のオンラインショップを開店しました。アメリカ生まれのAVETリールに魅せられた店長からのメッセージ。メンテナンスやカスタム関係の記事が多いかも。


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ジギングベイトーリールのメンテナンスは極論すると

塩分との戦いと言えます。

 

アベットリールは、その構造に応じた塩分対策の実施により、

より長く使い続けることができます。

 


 

【毎回の釣行後の塩出し対応】

釣行後家に着いたらすることとして、塩分が残らないよう念には

念を入れて水をかけて洗い流します。船宿が用意した少量の

水をかけて終わりにしてしまうようなことでは、

残念ながら錆は防げません。

AVETのユーザーマニュアルには、「スプールの隙間に水圧を

かけないように注意深く水をかけること」 とあります。

マサの経験からも、よほど強い水圧をかけなければ

スプールの隙間から水が入り込むことはありませんので

ご安心ください。

 

・この時ドラグレバーを締めておくと、仮にスプールの隙間から
洗浄水が入り込んでもメインシャフトへの水の流入を防止できます。
釣りの最中に既に海水が入り込んでいる場合はだめですが......。

 

(*動きの激しい釣りの後は塩が浸入していることも多く、

釣りの種類によって判断が必要です。コマセを使う釣りや
砂浜での釣りなど、塩以外の汚れが付着している場合は、
これらがリール内部に入り込まないように注意深く
ふき取りましょう。)

 

サーフでの釣りでは、ブレーキパッドの表面にまで砂が侵入して
ブレーキディスク表面に微細な傷を作ることがありますので、
注意深くチェックをお願いします。

 

 

アベットの純正ベアリングの一部は片側シールタイプなので、
オイルをベアリングに加えると粘度の高いグリスが流れてしまう
ことがあるので注意が必要です。

 

ベアリングの錆が有る場合・ベアリングにごろつき感が有る場合は、

当店でもアベット純正ベアリングを販売しています。

スペアのベアリング・スプールはこちら

 

また、保管中はドラッグレバーを完全にゆるめてスプール

ベアリングのストレスを完全に解放します。

 


 

【シーズン中に2~3回ほど行う分解確認と塩出し】

ここからが重要な部分です。

アベットリールは塩抜き作業が十分ではない場合に、

内部に塩分が残ってしまうことがあります。

 


黒いザラザラしたところが ”ブレーキパッド” 

右下の銀色の円盤が ”ブレーキディスク”。

共にブルーのシールのベアリングがついているのが

わかりますか。



こちらが ”ブレーキディスク”。

 

 

*塩水が電解液となってイオン化した金属が溶け出す電蝕が

発生するのはどのリールにも共通の悩みの種。


ベアリングの表面がこのくらい錆びている場合は、

中のベアリングボールにも傷みが生じている

可能性があります。

スプリングとあわせてよく錆びつく部分です。

片側オープンタイプのベアリングは特に中まで錆が

進んでいることもあります。

 

せっかくここまで分解したので、ベアリングの交換をして、

グリスによる表面処理+オイルを注してておきましょう。

 

また、クリッカーが装着されている側のハウジングに

塩分が貯まってクリッカーが固定され、クリック音が

出なくなってしまうこともあります。「ドッグ」と呼ばれる

逆転防止装置が固まって逆転するようになることも時々

あります。


このような症状を防止するため、定期的に簡単な

分解・確認作業を行うことをお薦めいたします。

 


【おすすめ簡易分解作業-タイプ別】

 

注意して使っていてもどうしてもスプールの隙間から海水が

浸入してしまうものです。

内部に浸入する海水の量は個人差が激しく、1シーズン終了して

からリールを分解してもほとんど塩分が入っていないユーザーも

いれば、塩分がリールノ隅々まで浸透して可動部が固まってしまう

ユーザーもいます。

 

そこで、ジギング等に使用後初めてのシーズンの途中で1回以上は次のような

簡易分解・確認作業を行っておくとその後安心して利用できます。

2回目のシーズンではどの程度塩分が浸入するかおよその見当が

つくため、分解作業の間隔もご自分で判断ができるようになります。

 

分解作業は とっても 簡単です!!

 

ケースについている3本のビスを取り外し、

①スプールとハンドル部分 と ②ケース部分 の2つに分離します。

(「ここ」と書いてあるビスのほか2箇所のビスで、直線を結ぶと

正三角形になる場所にあるものをはずします。)



 

丸いケースの3ヶ所のネジをプラスドライバーで取り外します。

ほら簡単でしょ! 

(この時スプールのエッジが傷つかないよう注意しましょう。)


2つに分離したら目視で塩分の浸入量を確認します。
 

・この時海水が入っていることが判明したら、対応は異なって来ますが、
海水が入っていなかった場合は、風通しの良い場所で
陰干しを十分行った後に、グリスやオイルを適宜追加してから収納します。
そんなあなたは、あまり頻繁な内部の洗浄は不要かもしれません。


・外側の洗浄後分解したところ塩分の侵入が若干程度あった場合は、
塩分を拭き取り、防錆剤などでリンスを行い、十分乾燥させた後、
オイルとグリスを注します。
この対応でも錆が進む可能性は否定出来ないため、数日後に
経過観察をしましょう。
そんなあなたは、定期的に内部の状態を確認してください。

・外側の洗浄後分解したところ塩分の侵入が激しく、リールの奥まで
塩分が回っていることが判明した場合は、流水にドブ漬けして完全に
塩分を抜き去り、その後分解して乾燥+防錆剤などでリンスを行い、
乾燥させた後、オイルとグリスを注します。
流水はお湯は使わないでください。
そんなあなたは、釣行ごとに内部の状態を確認してください。

・流水へのドブ漬けに抵抗がある場合は、全ての部品の分解の後
個別に水洗い+乾燥+防錆最対応となりますが、順番が違うだけで
結局同じだと思っています。
 

当店おすすめのベアリング用オイルはReelXです!  →  リールX

 

 

 

ところでなぜドブ漬けを行う場合に、

「流水」なのかというと、付着していた塩分が溶け出して

電解液となって金属イオンに働きかけることを防ぐため、流れる水で

リール周辺の塩水の濃度をゼロに限りなく近づけるためです。

これをやらないと濃度の濃い塩分をリール全体に行きわたらせる

ことになって、逆効果になります。



このあたりに塩分を残さないようにしましょう。

 

 

 

【ドラッグが急に弱くなったなと思ったら】

何も壊れていないけど、最近ドラッグのパワーが弱くて、

ジギングの最中にちょっとシャクッただけで ラインがでてしまうような場合は、

真っ先に ブレーキパッド の表面の黒い粉を疑ってください。

カーボンは熱に強く、ドラッグが効いて高熱を生じても

問題無く作動しますが、表面が削れて 黒い粉がブレーキパッド

表面にたくさん付着することがあります。

こうなると一気にドラッグパワーが弱まり、最初に言ったような

パワーの無い状態になったりします。

対策は簡単で、表面の粉を吹き飛ばしてきれいにすること。

マサはパソコン用の缶入りブロワーで一気に吹き飛ばしてしまいます。

金属板の ブレーキディスク の表面が荒れると、カーボン

プレートの粉の生じる量も 激増しますので、その場合は

特に ブレーキディスク の表面の錆 なども磨いてきれいに

しましょう。

 



 

【2種類のブレーキパッドの固定方法について】

ところで、アベットは数年ごとにリールの細部に僅かな

マイナーチェンジをくわえているようです。

たとえば、ブレーキパッドの固定方法はここ数年で

金属のリングではさむ方法から接着剤で固定する方法に

変更が加えられました。

ベアリングも同様にマイナーチェンジの前後で大きさが

変わったりします。

 

下の写真では、よく見ないとわからないのですが、

数年前のモデルと直近のモデルでブレーキパッドの固定方法が

異なっているのがわかります。 以下写真を掲載します。

 

***古いタイプ***

ブレーキパッドの周辺に円形のピンが見えます。

このタイプですと丸いピンを外すとブレーキパッドを

取り外すことができます。

このタイプはブレーキパッドの裏に隙間があるため、

塩水が貯まりやすくなっていますので、ブレーキパッドの

裏側にグリスを塗ることで塩分の浸入を防ぎ腐食を

防止することができます。表側にグリスを塗ると

ドラッグ力に影響がありますのでご注意を!

もっとも仮に塗ってしまってもきちんと拭けば大丈夫です。

 

***新しいタイプ***

こちらはブレーキパッドの周辺に円形のピンが見えません。

接着剤でブレーキパッドを固定する方式に変更されており、

ブレーキパッドの裏に隙間があありません。

したがってこのタイプの場合、裏側に塩分が浸入する

ことがないので、外周のスプールとの接点に少量の

グリスを塗るだけにしています。

*現在当店で販売しているのはこちらのモデルです。


 

【保管中の注意事項】

アベットリールの保管中はドラッグレバーを

完全にゆるめましょう。

レバーをSTRIKEに押し込んだままでは、リールにストレスが

掛かったままになってしまいます。

最悪の場合は、筐体やシャフトの気温の変化による膨張や、

保管中の振動によりベアリングが毀損してしまうことがあります。

 

 

【メンテナンスについて】

以上のような日常の手入れを継続できれば塩噛みや腐食、保管中の

ベアリング破損の心配はありません。

 

米国アベットリールでは顧客自身によるオーバーホールを含むリールの

手入れを推薦しています。

 

弊社では、定期的な交換が望ましい代替ベアリングの販売や、

ブレーキパッドやスペアのスプールなどの代替部品の販売を

行っています。

⇒ スペアのベアリングやスプールはこちら




 

また、リールのメンテナンスはちょっと.。。.....というお客様のために

ベアリング交換を含むオーバーホールサービスを提供しています。



 

ご質問はショップの問い合わせフォームで気軽にお申込みください。

ショップの問い合わせフォームはこちら




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