前回のマリナーズへファイヤーセール勧告 という記事を受けて具体的な放出選手を検討します。まずはやはりイチロー 。
彼を欲しがる球団としては
1、資金力のある球団
2、外野の補強が急務な球団
3、ここ数年に勝負をかけてくる球団
でしょうね。それでは具体的に・・・。上記条件に当てはまる球団と今季優勝争いをしているチームも一部考慮してみました。
ヤンキース・・・クロフォード(レイズ)獲得の噂がある。これに失敗した場合はニック・スウィッシャー をレフトにすれば・・・。ただし、年俸総額が跳ね上がる。イチローに見合う有望株を出す気があるか?恐らくないだろう。
レッドソックス・・・J.D.ドリュー を守備負担の少ないレフトに移せば・・・。レッドソックスはイチローのような打者も欲しいけれど、もっと長打を打てる選手を切実に必要としているはず。
レイズ・・・元々、金銭的余裕のある球団ではない。クロフォードが流出してもその分の予算を他の選手に振り向けたいはず?投手陣が活躍し過ぎで嬉しい悲鳴。
ツインズ・・・ジョー・マウアー とイチローのコンビは魅力的だがイチローに出す金があるのなら、ジャスティン・モルノー らの残留資金に使いたい。
ホワイトソックス・・・サラリー負担のトレードはもういいいでしょう。(笑)。
タイガース・・・予算枠の圧縮を考えているはず。A・ジャクソンやボッシュを我慢して使いましょう。
エンゼルス・・・恐らくイチローを一番高く評価している球団。ソーシア監督の野球にもフィットする選手。金銭的な余裕もある。有望株となるとさらに難しいか?外野がボビー・アブレイユ とトリー・ハンター とベテランだらけに。松井は放出確定か?
レンジャーズ・・・打線の補強はもういい。
フィリーズ・・・ジミー・ロリンズ の不調が続くようだと・・・。ただ、ロイ・ハラデイ やロイ・オズワルト の獲得の後に残った有望株では魅力に欠けるか・・・。
ブレーブス・・・長打力不足を解消したい。昔のように金を使えない。
メッツ・・・広いシティフィールドにマッチする選手。守備範囲も広く、足も活かせる。ただ、ジェイソン・ベイ &カルロス・ベルトラン &イチローという外野コンビだけでサラリーが・・・。
カージナルス・・・GMの頭の中はアルバート・プホルス 残留で頭が一杯。そっとしておきましょう。
ジャイアンツ・・・ここも長打力不足を何とかしたい。それはイチローでは無理。
ロッキーズ・・・クアーズフィールドでイチローがプレーすれば高打率でHRも25本行くのではないか?と思うが、このチームは低予算でいいチームを作るのが上手い。補強のピースはイチローのような(高年俸の)選手である必要はない。
イチローは細かい野球を行うチームが好きなので、それと高年俸を負担できるか?球場の広さなどを考えると、エンゼルスかメッツがいいのではないか?と思います。
イチローの強みは言うまでもなく「高打率」「走塁の巧さ」「守備範囲の広さ」「肩の強さ」なので、打者不利の広い球場の方がいいでしょう。守備範囲の広さが活きてきますし、スタンドに放り込むタイプではないので、バッティングにも悪影響は出ないでしょう。
マリナーズ妄想ファイヤーセール編。次回は大人気間違いなし、フェリックス・ヘルナンデス です!