レッドソックスファンの好事家ブログ





ダン・ヘイレン


MLBドラフト2巡目でセントルイス・カージナルスから指名されてプロ入り。

カージナルスマット・モリスが、右肩を痛め登板を回避するのに伴いメジャー昇格 、2003年6月30日にメジャーデビュー。同年は先発投手として14試合に登板したが3勝7敗と負け越し、防御率は5.08。

2004年は防御率を4.50。同年のワールドシリーズでは2試合にリリーフで好投も、チームは初戦から4連敗でボストン・レッドソックスに敗退。


シーズン終了後の12月18日、マーク・マルダーとのトレードでオークランド・アスレチックスへ移籍。2005年はフルシーズン1年目ながらバリー・ジトー と並ぶチーム最多の14勝を挙げ 、5月31日から8月7日にかけて9連勝を記録、8月12日のツインズ戦で1失点で完投したが、ヨハン・サンタナ が完封したため、ヘイレンは負け投手となり連勝ストップ。また、9連勝の間に登板した14試合すべてアスレチックスが勝利。9月には2006年から4年総額1,265万ドル(5年目の2010年は球団オプション)で契約延長 お金。2006年はリーグ最多の34試合に先発して14勝13敗を記録。

チームのエースであったバリー・ジトーが2006年オフにFA移籍し、迎えた2007年は開幕投手。インターリーグでは全4登板で4勝を挙げるなど、前半戦終了時10勝3敗・防御率2.30を記録。オールスターに初選出され、先発。後半は5勝6敗・防御率4.15と失速、シーズントータルでリーグ最多タイの34試合に先発し、リーグ最多の28試合でクオリティ・スタートを記録。15勝・防御率3.07という好成績。ヘイレン本人は、2007年の好調な要因を「カット・ファスト・ボールをマスターしたこと」としています。


2007年のシーズンオフの12月14日にトレードでアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。8月5日に2009年から4年総額4,475万ドルで契約を延長。お金

2009年は229イニングを投げ、14勝・防御率3.14・223奪三振の好成績。WHIPは1.00でメジャー最高。これは1イニングに走者をどれくらい出すか?という指標なのですが。ヘイレンは1イニングに走者を1人しか出さないということ。連打を受けにくい投手ということができます。またほとんど全ての球種のレベルが高く手裏剣、スライダー、カーブ、スプリッターで三振を量産することもできます。

2010年途中にトレードでエンゼルスに移籍。

2011年は16勝10敗、防御率3,17、238回3分の1を投げて、192奪三振、与四球33の素晴らしいピッチング。これで7シーズン連続で200イニング以上投げていることになります。


先発ロー―テーションが充実しているエンゼルスの中でも、エースの座をジャレッド・ウィーバーと争うのはこのヘイレンでしょう。


<最終更新日 2012年5月2日>