息子は駒場スタジアムに喜々として、立っていた。
ミスターレッズこと福田正博さんが少年少女にサッカーをコーチするという。
そのサッカーシューズを天空に献上した、
引退イベントからはそんなには月日はたっていなかった。
この芝は、選手のどれだけの汗
と
どれだけの涙
を
吸い取ったのだろうか?
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芝生のそばでたたずんでいると、ミスターレッズはこちらにやってきた。
背番号9番の息子に近づいた。
が、しかし、その9番は永井雄一郎選手の、9だった。
かつて自分の名前が刻まれていたユニは、
もう自分の活躍を知らない、小さな子たちに着られている![]()
自分から巣立った番号を
いとおしむようなまなざしで、一瞬みつめた
ミスターレッズは、
次の瞬間手をのばし、、、
その手
を息子の頭の上にのせた、、、、
「暑いからな、水分とれよ!」
そのときはもう、いつもの、明るい声だった。
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あれから、、、、
どんなときも、浦和レッズを応援してきた。
9番という番号の意味も、
駒場スタジアムの歴史も、
その深さを知るまでになった。
2006年のリーグ戦の優勝が待っていることも、
2007年の天皇杯2冠があることも、
そのときはまだ、知らなかったけど、、
ただ、まっしぐらに声をからして
応援して。。。。
今の実力もなにもかも
福田さん、
あなたがいたからこそ、
ここにレールがひかれたのだと、、、
ありがとう、あなたを忘れない!


