人気ブログランキングへ
1 | 2 次ページ >> ▼ /
2007年05月30日 06時38分50秒

質の違うふたつの訃報

テーマ:本日の・・・?

憶測が飛び交っているようだが、あまりにも哀しい、不慮の事故だったという事でいいじゃないかと思う。妙な事を僕は考えたくない。前回も書いたZARDの坂井泉水の事だ。彼女は子宮頸ガンと懸命に闘っていた。詩を書き溜め、ツアーの準備もしていたそうではないか。

自殺だって?3メートルの高さから?

誰だってそんな場所を選びはしないだろう。

「ここでは死ねない。へたすれば死に損なう」ときっと考える。中途半端に死に損なったらタチが悪い。

今回の事で思い出さずにはいられなかったのは、もうかれこれ13年くらい経つだろうか?夭折した、あの尾崎豊だ。彼と同様に、坂井泉水も伝説となったのだ。

彼らには、生きる力をたくさんもらった。

彼らのメッセージは、ちゃんと僕らの胸に息づいている。もちろん、もっと彼女の声を聞きたかったし、尾崎と共にシャウトしたかった。けれどそれはもう叶わない。

だから、その想いを受け止めて「自分に誓った何物」かを、今度は僕らが実行にうつす努力をすることこそ、残されたものの仕事だと思う。次は僕らの番だ。

なんて・・・言ってる本人はぐだぐだだが。



同じ日にもうひとつ訃報を聞いた。

松岡農水相。

み~んな聞いてるナントカ還元水だ。


現職の大臣が自殺するのは戦後初だそうだから、彼の場合は不名誉な伝説を残したわけだ。

死ぬ前にやることがあっただろうに。

ただ、彼の場合は犠牲者という見方も出来る。

罪を犯して逃げる者は、落ち着ける場所を探してとにかく逃げ回るものだ。

冤罪だったが、ハリソンフォードは映画の中で逃げ場を失った結果、ダムの底めがけてダイブした。十中八九、死を覚悟しての事。映画だから死なないが。そのように、逃げ場を完全に失ったら、その時は活路を求めて『死』に抱きつくしかなかろう。その退路を断ったのは安部総理だった。安部クンが不条理なかばい方をして、松岡クンは逃げ場を失っちまった。怪しげなものを抱えていて、黙って持ってるつもりだったが一部が露見しちまった。こりゃやばいと思ったが自分では隠しきれなくなり、仕方がないからゲロしちゃいたいと思ったがそれを安部クンが許さなかった。もう辞めちゃえばと考えたがそれもダメ。もうその「ドクまんじゅう」を飲み込むしかなくなった。

つまり、秘密を胸に抱いたまま墓場まで持っていくという方法。


大臣まで登りつめた成功者のはずなのに、心の弱さを感じる。ゲロした場合の末路と自らを殺した場合のそれは、両方共に地獄には違いない。ただ前者は生き地獄で、「耐えらんネェ」と考えた。でも長い目で見れば前者の方が一過性のものだったはずで、自殺という選択はのちの世にまで悪い影響を残す。既にもう一人道連れにしちまった。

考えるだに、とことん身勝手だ。


「ねぇなんで?なんで死ななきゃいけなかったの?」

と子供に聞かれたら答えられない。今度ばかりは僕に子供がいなくてよかった。




いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2007年05月28日 13時06分11秒

「負けないで」の永遠

テーマ:本日の・・・?

誰かの訃報に接した時に、「あぁ寂しいなぁ」と感じる時は少なくない。

次に多いのは「うわぁ、それは早過ぎるよぉ」だと思う。


極めて稀なのが「えっ?ウソでしょ?」


ザード(ZARD)の坂井泉水が転落死した。

闘病中の病院内で足を滑らせた事故。


享年40歳。


僕はそのニュースに目を疑うしかなかった。


思えば、坂本九がそうだった。向田邦子もそのうちの一人だろう。

皆に多くのメッセージを残した創作者の死は、その悲しみ・衝撃が大きい。


彼らがたくさんのメッセージを僕らに残し、僕らはその温かいメッセージに多く触れたからだ。

直接会ってはいなくても、いつも僕らは作品を通して会っていた。会話していた。

だから友達を亡くしたような思いに駆られる。


残されていたはずの時間を考えると、あまりにもったいないし、切ない。


彼女のメッセ-ジは永遠に僕らの胸に。

ご冥福を祈ります。


いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2007年05月28日 05時53分54秒

そんなもんか朝青龍?

テーマ:スポーツ全般関連

以前から横綱の品位に欠けると何かと物議を醸していた朝青龍に対して、「追放して欲しい!」というような事を前に書きました

その気持ちに変わりはありませんが、それでも、僕一人が声を大にしたところでそうはなりません。

頭にきたのは、先場所の「立会い変化による注文相撲」でした。風呂場で乱闘騒ぎを起こすとか、マゲをつかむ禁じ手をやらかしたとか座布団を蹴ったとか、そんな事はよろしい。また、横綱の品位に関する話も、これは解釈の違いでもあるからまだいい。本人は「勝つ事が全て。品位なんてくそ喰らえ」的な事を言ってますが、それならそれでよろしい。やっぱり、あの注文相撲には僕はとさかに来ました。横綱がやっていいわけない、と。で、それでもなお、ぎりぎりルール的にはセーフなんで、その地位を追われるわけではないでしょう。

そうして、そのような朝青龍を見ていると、これはもう彼の存在価値はダーティーでしかないなと思います。ダーティーでも、「それでもめっぽう強いのだ!」という点でこそ彼の存在意義があるのじゃないかと思うわけです。


かなり時代を遡りますが、これは、かつてプロレス界で一世を風靡したアブドーラ・ザ・ブッチャーやタイガー・ジェット・シンを思い起こすわけです。フォークやサーベルを使った凶器攻撃を容赦なく行ない、猪木や馬場を血まみれにしたあの悪役レスラー達です。レフェリーのカウントが1!2!3!と進む間の、5カウントまでなら確か反則は許され、そうして目に余るという事で「あんた反則負け!」を宣言されるまでは情け容赦なく彼らは凶器を突き立てました。でも、彼らは実は反則を使わないセメントファイトもちゃんと出来たのです。「なんでちゃんとやらないんだ!」と猪木は憤慨し、じろりと相手を睨みつけて無言だった馬場もそれを知っていました。「凶器なければただの人」ならあのようなメインイベントは務まらないし、誰も目のカタキにはしません。無論それは演出ですが、この外人レスラーと日本人レスラーの対立は「正義と悪の戦い」としてプロレスを大いに盛り上げたわけです。


モンゴルからやって来た朝青龍は、日本人力士の倒すべき相手として、もう恰好の悪役になっています。彼の素行を見るにつけ、その構図に自分を当てはめているんではと思わせる事態です。彼が横綱になってどれくらいか知りませんが、番付を駆け上がってきた朝青龍の強さと勢いは誰もが認めるところで、悔しいけれど本当に強かった。だから、早く日本人力士の誰かが彼を倒してくれないかとそればかりを待ち望んできたというようなところがあるはずです。で、上がってきたのは日本人ではなくモンゴルの後輩でした。

「俺を倒す奴がいるとしたらこいつだ」と朝青龍は3年前に言ったそうで、これは「スポーツうるぐす」で競馬のおじさんが言ってました。白鵬は「えっ?そうなんですか?」と驚いていましたが。たとえ白鵬の力を認めていたにせよ、しかし朝青龍は簡単に彼(白鵬)の時代を許してはいけないはずです。

「一度や二度勝った位で調子に乗るなよ。俺の優勝回数を越えるまでは認めネェ!」

くらいの気持ちでいて欲しい。

だから、千秋楽ではせめて全勝をはばんで欲しかったんですが、どうやら真っ向勝負に敗れてしまいました。まぁ、千代大海戦で二敗目を喫したところで気持ちが切れてしまったようです。だからこそ言いたいのです。


「てめぇそんなもんかよ?」


ダーティーなイメージがどれほどつきまとおうと、強いのが横綱じゃァなかったんかよ?負けんなよ?

目標があるからこそ、下位力士だって必死になれる。強い横綱がでんとふんぞり返ってるからこそ下位力士の稽古にも熱が入るはずです。弱かったら悪役だってつとまらないのです。


新しい横綱の誕生。白鵬の強さは確かに認めます。

白鵬が出てきた頃、父と相撲中継を観ていました。

「こいつ、強いネェ。横綱まで行くんじゃない?」と僕。

「まぁだまだ。これから色々あるよ」と父。

父がまだ生きていたら、「おう、登りつめたなぁ」と笑ったことでしょう。


終わった事は仕方ない。でも、朝青龍にはもう一度奮起して、憎らしいほど強い、あの、ぶん殴りたいけど、でもこぶしを引っ込めるしかない、誰も文句を言えない面構えを取り戻して欲しいところです。


そうそう。雅山が勝ち越し。おめでとう。

君の居場所は九枚目なんかじゃぁない。早く三役に戻って、また大関に返り咲いて欲しい。ライバルの琴三喜に先越されちゃうよ?

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007年05月27日 05時51分32秒

本日のおかず 2

テーマ:本日の・・・?

昨日のめし。


たけのことピーマンと牛肉を炒めたもの。チンジャオロース的だけど、それに比べると切り方がざっくりで、母はそんなつもりではなかっただろうと思う。でも味はほとんどそれ。

それと、照り焼き?又はみりん干し?の魚をフライパンでじゃっと焼いたもの。まぁ焼き魚です。野菜はプチトマトをそのままかじる。

あと、どういうわけだか「タコ焼き」があった。これは、近くのスーパーで食材を買ったときに出店で買ったものらしい。何かのイベントがあったとかではなく、いつもそこで営業しているたこ焼屋のもの。たこ焼は場合によっちゃァとても食えないというケースがあるが、これはそこそこいけた。


そんなご飯でした。

このあいだ何となく記事にしたけど、長いものを書くのがしんどい時には都合よさげなんで、時々載せようかと思います。早い話が手抜きですな。



たこ焼きと

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007年05月26日 05時32分45秒

モーニング娘。に綱紀粛正を!

テーマ:それでいいのか?!

藤本美貴(ミキティ)とお笑いの庄司智春が熱愛中だそうだ。


ご存知のように、加護亜衣が未成年にも関わらず喫煙していた事で謹慎処分となり、彼女は謹慎が或いは解けるやもしれなかった時期に再び懲りていない事が知れてとうとう事務所を解雇された。次に姿を現すとすれば、それはもういわゆる「晒す」しかないだろうと言われている。

次は加護とユニットを組んでいた辻希美だ。杉浦太陽とできちゃった婚を発表。

メンバーに留まらず、一緒に仕事をしている多くの先輩タレントにも迷惑をかけ、それなのに互いの愛称を呼び合うでれでれ会見。いったいどの面下げて?恥という言葉を知らないらしい。


アイドルグループというのは、何と言っても夢を売る商売。

(問う方にも問題があるが)恋人は?と問われれば「ファンの皆さんひとりひとりが恋人です」と宣言するのが本当だろう。僕もむか~しむかしにはそんな時代もあったやもしれないが、目に届く場所にご贔屓の写真を置き、その歌声を聞き、顔を眺め、元気や勇気をもらい、また勉強や仕事に励む為の元気の源だろう。

それが、スポットライトの当たらない場所では「大人のレッスンをしていました」ではつとまるはずがない。ヘアヌードも解禁されている事だし昔と違って今はオープンで、「恋人の存在をほのめかす」くらいはあってもいいとは思う。けれど、妊娠するなどとはやはり無責任のそしりは免れない。現代はタレントの活躍の場も守備範囲が広く、いち歌手であってもバラエティ番組、CM、舞台、声優、イベントなどなど、歌番組だけではない広がりがある。すると、身内以外の多くのタレントと一緒に仕事をするケースだって数々ある。妊娠して仕事に穴を空けるという事態はとっても迷惑この上ない。辻はそのような「責任」に関して殆んどどこ吹く風の様相で、そういう態度こそ若年層に大いに影響していると思うがどうだろうか?また、辻よりタチが悪いのが杉浦太陽。「命」がどうとか言ってたみたいだが、(これは辻の発言だったか?)何の準備もしないまま「その大切さ」を叫んだところで空虚でしかない。本当にお互いに愛を誓い合ったのなら仕事にきっちりけりをつけてグループの一員でないソロタレントとさせて、そうして宣言するべきものだ。誰がどう見たって「できちゃった」わけで、それはやはり男として大いなる無責任だ。


そんな中で出た藤本美貴の熱愛。

いったい事務所はどういう教育をしてるんだろうか?


その昔、テレビ出演を一切拒否するミュージシャンが多くいた。

中島みゆき、吉田拓郎、井上陽水、松山千春の面々だ。長淵剛もそうかも。他にもいたと思う。

彼らはシンガーソングライターであって、「俺のメッセージは曲の中にある」というポリシーを貫いていた。俺の顔を見てどうする?俺の私生活をのぞいてどうする?伝えるべきはこの曲だ!とばかりに懸命に曲を書き、その想いを詩に託した。

テレビに出演すると、演出(ときには過剰な演出)のせいでその本意が伝わらなかったり或いは捻じ曲げた・ずれた表現になったりという事を恐れたものだ。緊張して演奏を失敗する心配だってあったかもしれないが、やはり自分の伝えたいものは何かを考えてテレビを拒否した。

すべからく誰もがそのように徹底するべきとは僕も思っていないが、イメージを尊重する事は大切だ。


今や、ファンの殆んどは彼女たちに対する猜疑心を抱いている。

「どうせ裏では・・・」みたいな気持ちだ。

若い時代の一時期には、誰だってご贔屓のタレントが一人や二人はいるもので、そういうことにハマルというのもひとつの通過儀礼。何年か経って熱が冷めれば「あぁそういう時期もあったなぁ」と思い起こす青春のひととき。そうして大人になると、それはひとつのビジネスだったと割り切れるものではあるが、それでも「ただ今モーレツにモー娘。命!」のトランス状態にある者にとって大きなショックだ。


ハロプロは今崩壊の危機にあるといっていい。

リストラクチャリング(再構築)の大なたを振るうときだろう。

つんく君。自分が儲かればそれでいいのか?

いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)
2007年05月25日 05時22分12秒

ジャイアンツのプチ正念場かと

テーマ:巨人、プロ野球関連

今季の巨人は割合と楽に見ていられる。

開幕直後から、やっぱり豊田が失敗して暗雲が垂れ込め、「あぁ今年もやっぱり・・・」抑えがいなくて試合をひっくり返されるのかとほぞをかんでいた。

だが、出遅れていた上原の存在がいい方に転がった。もちろん、金刃が即戦力の言葉どおりに白星を手にして、内海が期待通りに安定していて、おちゃらけヒサノリが大変身して、久保や福田も先発のコマの一員になり得たというのが幸いしているのは確かだ。そうそう木佐貫もひとまず先発要員。

パウエルはまだ出て来れないし、ジャンチェンミンはおかしくなっちまったしで計算狂った点もあるにはあるが。それでも、上原がうしろに控えているというのは非常に大きい。


ところで、ジャンチェンミンは名前を覚えるのにやや苦労した。漢字にすると姜建銘で、これは「カン・ケンメイ」と読むはずだが、登録の関係でだれもその読み方は使わない。だが、評論家に姜尚中(カン・サンジュン)がいて、この人は「姜」を「カン」と当然読む。また、大リーグヤンキースにいる確かまだ故障で出遅れている投手に王建民(オウ・ケンミン)がいて、この人は日本では普通に「おう・けんみん」と呼んでいて、この、王建民と姜尚中から一字ずつかぶっているのが姜建銘で、別に他意はないけど漢字読みと本名読み?が混乱して苦労した。最近、やっとちゃんと言えるようになった。


えっと、開幕当初は「なんだよ?活躍してるのは小笠原と谷じゃん?」っていう状況があまり気にくわなかったんだが、投手陣の安定感が増すに従って温かい目で観れるようになってきた。一時は横浜が首位に座るという波乱含みの順位もあったが、どうやら我が巨人がトップに踊り出て落ち着いていた。

が、しかし、交流戦前の中日戦で3連戦に負け越してから(1勝2敗)やや怪しくなってきた。巨人にとっての交流戦といえば、去年大きく負け越して首位からずり落ち、そこからもう二度と這い上がれない状況に陥った悪夢の企画。今年は投手陣の安定感からしてそれはないだろうと考えていたが、あれれ日本ハムに連敗と来たもんだ。最近5試合をみると、中日との3戦目の1勝のみで4敗なのだな。

●●○●●

いかん。去年の悪夢がよぎるではないか。


今日から楽天との2連戦。よもや二試合で●●なんて事はなかろうが、去年の悪夢を振り払う為にも、今年は違うということを見せる為にも、しっかりふたつともとって欲しいところだ。今年の楽天は、また去年と明らかに違ってあなどれないチーム。田中将大が加入して話題を多く振りまき、注目度が違うせいか野手陣にだって活気がある。それに、主砲の山崎がなんといっても当たりに当たっている。「今が全盛期なんじゃ?」と言いたくなるよな我が世の春状態。1試合3発なんて、あの松井秀喜だって果たして記録したのかどうかという離れ業だ。

日ハム戦で福田と金刃を使ってるから、先発予想は誰だ?内海・ヒサノリ・木佐貫・久保のうちの誰かか?変則2連戦だから予想しにくい。確かフランケン西村が上がってきてるはずで、頭に使ってみるのもいいかもしんない。或いは、向こうに情報が少ないと思われる育成から這い上がった山口鉄也なんかどうかな?中継ぎで1勝あげてるし、今後の戦いを占う意味でも価値があるかもしれない。

楽天の方は、田中将大はない。23日に投げてるから中一日はあり得ない。22日は永井で、これもない。すると田中の教育係の青山はある。どうだったかな?自チームの会田にやや似た横手投げでなかったかな?他には山村・朝井・有銘なんかがいるけど、野村監督のことだから以外にも台湾から取った林恩宇(リン・オンユ)をもってくることも考えられる。


いずれにしろ、この楽天戦はチーム力から言ってもきっちり連勝して不安を一掃してもらいたいところだ。



いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007年05月24日 02時40分05秒

「わたしたちの教科書」はどこまで引っ張る?

テーマ:テレビ的なはなし

このドラマを最初から観てるが、未だに核心の部分は明かされない。

端的に言うとよくわからない、しかし連続ドラマだからわからせないようにしてるんだろうとも思う。学校側と弁護士側のふたつのフィールドを設け、それぞれに細かい波風を毎回立たせて視聴者をあおっている。

積木珠子(菅野美穂)の攻撃が始まったと思ったら雨木副校長(風吹ジュン)が動き出し、加地耕平(伊藤淳史)はまるでこうもりのように珠子と雨木の間を右往左往。この、加地の態度にはかなりいらついている。仕方のない事だろうが、職員や雨木に踊らされて殆んど飼いならされた犬。

君にポリシーはないのか?まぁそういう役だから。きっとあとからウソみたいに人が変わるんだろう?

珠子の私的な味方であった瀬里直之(谷原章介)は、今や敵に回った。加地は予想通り学校側に懐柔されて、第6話終了時点で珠子はほぼ孤立している。7話で戸板篤彦(大倉孝二)が加勢するようだが、不正を働いて失職したアナーキーな男だから証拠能力にも乏しく、仁科朋美(谷村美月)もまだ口を割らない。三澤亜紀子(市川実和子)という元教師が今後キーマンになりそうだ。


お話の冒頭近くで、重要な役どころと思われた藍沢明日香(志田未来)が死んでしまったのには驚いた。学校が舞台だからして、いじめがテーマになりそうなことはだいたいわかっていた。だがこういうケースで命を落とす人物は、明日香のようなキャラクターではなくてむしろいかにも不良で手のつけられない問題児で、「あんなやつ死んじゃえばいいのに」と誰もが忌み嫌う生徒というパターンが多いのじゃないかなと思う。そして、真相を追うに従って「本当はいいやつだった」とか「皆に誤解されてた」というような展開ではなかろうかと思う。が、今回はその逆をいってる。志田未来といえば、「女王の教室」でいじめに耐え抜き、「14才の母」ではバッシングや周囲の反対を押し切って命を誕生させた立派なヒロイン。劇中ではもちろんの事、女優としてもひとり立ちした格上の存在。それがいきなり死んじゃうンだから、「どんだけ?」っちゅうインパクトだ。

果たしていったい彼女に何があったのか?

義理の母子であったという過去は明かされたものの、まだまだ学校で何があったのかは「強烈ないじめがあったらしい」事しかわかっていない。その真相にどうやって迫るのか?という最大の関心が視聴者をテレビに釘付けにしている。


このお話がどう進んで行くのかを考えた場合、それは当然「いじめたのは誰か?」であり、「どのようないきさつでいじめられるようになったのか?」であり、そして「誰も助けられなかったのか?」が気になるところのはずだ。しかし僕が妙に思ったのは、生徒たち同士のやりとりがちっとも描かれない事だ。剣道部の主将やコスプレ少女は出てきて、また明日香の親友だったという朋美は登場したが、そこまでだ。何しろ、今いる生徒たちの個別のやりとりは僕の記憶では一切描かれていないのだ。これはどういうことだ?

描かれているのは珠子側の事情であり、また教師たちの在り様。雨木は「子供たちを守る」と判で押したように繰り返すが、その子供たちの顔はちっとも見せない。学校が舞台なのに子供たちは顔を消されているかのようだ。僕が妙に思いつつ、またある種の寒々しさを感じる理由だと思う。


そしてもうひとつ。

いじめの真相を突き止めるという事は、「悪いのは誰?」「何がまずかったの?」だと思うのだが、そこには敢えて未だにちっとも触れられていない。非難されるべき、改善すべき点ではなく、何が正しいのか?という正しさが追い求められている気がする

曰く、教師がやるべき事は何なのか?

書類を適正に提出する事。寄付を下さる父兄を刺激しない事。学校の安全の為に画鋲を拾う事。校区内では大人の模範たる事。そして、子供たちを守る事だ。それが教師の務め(のひとつ)だとされるが、それは同時に「本当にそれが教師の務めなのか?」という問いを常に伴っている。何が正しいのかをひとつひとつ求め、同時に確かめれば確かめるほど疑念が募っていく

それは、瀬里にも言えるのではないか?

仕事の為に正しい事を求め、それが人道にもとることであっても「職業人としては正しいのだと」自分を納得させている。


それが唯一出来なかったのが珠子だ。

血のつながらない、騙された(と思いこんでいた)結果、ごくわずかな期間、暮らしを共にしただけの、明日香への思い。それは単なる感傷に過ぎないちっぽけな感情だ。親子ではなく、後見人でもなく、何の契約もない。学校を相手に裁判を起こしたところで、弁護士として勝てる見込みなんて限りなく、ない。職業人として動くべき案件では一切ない。その真実を追い求めるなど笑止千万で、そこに正しさなんてカケラもないはず。

だが珠子は立ち上がった。

そこに、このドラマが描きたいものがあるのかなと思う。


この作品は、最終的には明日香の死の真相が明かされるのだろう。

明日香の死の可能性はいくつかある。

事故か自殺か他殺。

自殺の場合、いじめが原因となる。

他殺の場合はいじめのエスカレート。

これだけ空虚な教室を描いておいて、事故って事はないだろう。やはり自殺だろう。では誰が引金を引き、誰が明日香の背中を押したのか?

勝手な推測だが、それはな、なんと朋美だった!みたいな結末だったりして。

いや、いちばん明日香の身近にいた彼女の味方だった彼女が、こういう場合最も怪しいんでないかなと僕なんかは思うのだが。

もちろん勝手な想像。

なんだか、この作品はだんだんサスペンスドラマの様相を呈してるんで、そのサスペンスの手法であれば、誰が犯人っていって一番どんでん返されるのは彼女だから。


あ、第7話の放送は今日ですな。こりゃまた楽しみです。


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007年05月23日 11時24分22秒

塩谷瞬ではなかったようで

テーマ:テレビ的なはなし

どうやら僕の見間違いで人違いだったようです。

「パッチギで泣いた」の記事内で、塩谷瞬はフジのドラマ版「1リットルの涙」に出ていたと書きました。

ZEROさんにご指摘いただき、それが間違いだった事がわかりました。

よくよく調べてみましたが、僕が思っていたのは、恩田耕平という役で出ていた水谷百輔のようです。

僕の記憶には、父親役の陣内孝則が、亜也(沢尻エリカ)が病気になった事で経済的な負担を心配して、豆腐の売り込み先を開拓しようとするシーンがあります。スーパーで「お願いします」と頭を下げるのですが、最初はけんもほろろだったのが、息子の同級生のお宅だと知って取引に応じます。それは明らかに同情なわけですが。要は、その息子を演じていたのが塩谷瞬だと思ったわけです。ドラマではそれほど重要な役ではなく、出番もそんなにありませんでした。なんか尾崎豊に似てると思って、今回「パッチギ」を観て、また塩谷瞬に尾崎をだぶらせてしまって人違いしたようです。

その同級生役は、調べてみたら水谷百輔という役者のようです。


ZEROさん、ご指摘ありがとうございました。


水谷百輔


水谷百輔


塩谷瞬


塩谷瞬

※画像はどちらもヤフーフォトからもらいました

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2007年05月23日 04時05分27秒

「パッチギ」で泣いた

テーマ:テレビ的なはなし

こないだの金曜日、ビデオに作品をふたつ録画して、それを昨日観た。

ひとつめが「パッチギ」で、ふたつめは「時効警察」だった。


まずは「時効警察」で、「パッチギ」はそのあと。

「パッチギ」を観始めてから、「あれれ?」と思った。出演者がかなりだぶっているではないか。「ははは」

パッチギは最新作が映画でやるらしく、近頃はその作品を観たくなるように敢えて前作をテレビでやっていて、宣伝をかねている。

キョンジャ(沢尻エリカ)の同級生役で、まず江口のりこが出ている。「時効警察」における江口のりこは、作品の冒頭における軽いかけあいに必ず出てくる婦警役の一人で、いつもとぼけた味を出すあの人だ。

次は、教師役で出ていた光石研。「時効警察」でも、この回は学生時代にサッカーをやってた設定で、笑えた。

そしてオダギリ・ジョー。この人は何をやらせても独特のキャラクターをきっちり作っててサスガだ。

このように3人いたわけだが、そうでなしに、近頃観ている或いは観ていた作品に出ている出演者が「パッチギ」にも顔を出していて楽しめた。


キョンジャのクラスメートで、かなりスケバンな女(いつの間にか看護婦してた)はどこかで見たとずっと思っていたら真木よう子だった。彼女は「わたしたちの教科書」にいる。また、少し前だがフジの「1リットルの涙」で沢尻と共演していて、ここではそれほど出番はなかったが塩谷瞬だ。「パッチギ」ではほぼ主人公。彼がギター弾いて歌ってた時は、どうにもあの亡き「尾崎豊」を連想してしまって困った。雰囲気似てるよネェ。また、この塩谷の友人はどこかで見たなと思ってたら、小出恵介で「のだめかんたーびれ」のティンパニを叩いてたオカマだった。更に、この男は「はて、誰だ?」と考えてたらば、あぁ、ケンドーコバヤシ(笑)だった。


この作品は2004年だそうだが、時代が古い(舞台は1968年)せいか、なんか3年前のキャストとは思えない気がした。10年くらい前のイメージ。沢尻エリカの歳を考えたら確かに3年前で正しいんだが。


しかしこの作品だ。

1968年の世界って、僕には殆んど想像しずらい。まだ生まれて3歳だし。だけど、終戦は1945年で、その記憶を抱えて生きているお年寄りがちゃんといる事を考えたら、ほんの少し前の世界なわけで。

劇中、笹野高史が「てめえら何にもしらねぇんだよ!」というようなセリフを吐く。

本当に何にも知らないと僕も思う。

知らないままで、日本はどんどんと豊かになって、けれどもどこかに、この作品に描かれているような「差別」や「難しさ」や「貧困」や「ジレンマ」が残っているのだと感じる。国と国とが争って、その結果が招いた悲劇はいつも小さき者や弱き者にしわ寄せとして降り注ぐのだ。せつないなと思う。

井筒監督は「だからどうせよ」とか「こうでなくっちゃ」というような事は描いていない。もちろん簡単に答えの出る問題じゃァないし、市井の人々を描くという事は、その時点で「解答を示してはいけない」のだろう。

ただ僕の胸に去来したのは、「かなしくてかなしくてとてもやりきれない」という歌のフレーズと、「音楽に国境はない」という『救い』だった。


とっても楽しめて、そして泣けた。


それにしても、徳井優だ。このおやじは貴重な役者だ。

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
2007年05月17日 03時23分02秒

ツバメよ巣立て!

テーマ:本日の・・・?

お店を改装してから丸4年が経過したわけですが、確か改装して最初に迎えた春、店の前にツバメが巣を作りました。お店のネオン看板の上とか彼らには都合がいいようで、気がつくと「あれっ?今年はふたつになって」おり、またまた気がつくと、今や3つに増えているわけです。改装前にもネオン看板やらテントはついていましたが、ツバメは来てませんでした。よって、やはり客を呼んでくれる福の神なのかしらんと思って好きなようにさせています。


火曜日の事ですが、まだ子供のツバメが店先に2羽うずくまっていました。

「あれれ?おまえら落ちたんか?」

実は、去年も巣から転落した子ツバメがいて、しかし、それを巣に戻してあげたらばまたまた転落してとうとう死んでしまいました。一部始終を見ていたお客さんが言うには、違う巣の子だったら親は養育拒否して蹴落とすんだそうです。巣の位置が近くて、どちらから落ちたかその時はわからなかったのです。かわいそうなことでした。


で、今年は思い当たる巣はひとつしかありませんでした。店に向かって左側(店の壁側とテント内)にふたつ。そして、向かって右側のネオン看板の上にひとつあります。落ちた位置からすると、そのネオン看板の上にいた子と思われました。よって、そこに戻します。ただ脚立(きゃたつ)なんてないから、そこまで上げてやるだけで精一杯。しかも、明るいネオン看板の上とて巣そのものの位置が大まかにしかわからない。巣の淵がわかればいいんだが、それもわからない。やっこら「巣のそば?」と思われる位置まで何とか上げました。こいつら、いちおうハネをばたつかせてもがくからまたやりづらいって。へたにじたばたされてそこから落下したら、その事で命をおとしかねません。

いっちょ前にハネをばたばたしてますが、まだ飛べないんですなぁ。飛ぶにはまだ何かが足りないんでしょう。地区予選でいい成績を挙げても、甲子園に出た途端にこてんぱんにやられる高校球児を連想します。


翌日、下に落ちたりしてないか確かめてみましたがそういう様子はなかったんで、無事に母親が保護してくれたようで。彼らが巣立つ日も近いはずです。なぜならウ○コの量が凄いから。親ツバメだけのものではない。見た事あるけど、巣の淵に尻だけ出して、下に誰がいるとかお構いなしに彼らはそれを落とします。いやね?真下を掃除しているさなかに、僕の手の2cm横に「ぴちょんって」落ちたんだから。かなわんって。


それにしても、今3つだけど、どういう伝達手段で彼らはうちにやってくるんでしょうねぇ?掃除が大変なんで、3つまでにしておいて欲しいと思います。口コミで来るンかな?

「あそこは居心地いいってよ?」みたいな。

巣がひとつの時からして、3つに増えたから売上げ3倍になったという事はなく、まぁ縁起物というか、招き猫を置くのと変わらないんでしょうけどね?


救助前の2羽の子ツバメ。



つばめ2羽

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
1 | 2 次ページ >> ▼ /

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。